Hayakawa Books & Magazines(β)
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銀河系最大の音楽の祭典で最下位になったら人類消滅!? C・M・ヴァレンテ『デシベル・ジョーンズの銀河オペラ』7/18刊行!
この夏、サイコーにゴキゲンなスペースオペラがやってくる! 地球に突然あらわれた、半分チョウチンアンコウ、半分青いフラミンゴの謎のエイリアン、エスカ。銀河系を代表する知的種族たちによって選ばれた使節である彼女は、いきなり「人類に本物の知覚力があるかどうか」をテストすると告げる。テストの内容は、毎回さまざまな惑星で行われる音楽の祭典で、その種族の代表が一曲歌うこと。最下位になればその種族は存在を抹消されてしまう! 人類代表として選ばれたのはなんと、元はスーパー・ロックスター、今
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【2024年8月28日(水)開催/参加無料】マルクス・ガブリエル来日!『倫理資本主義の時代』刊行記念講演 「なぜいま、倫理資本主義なのか」
6月の刊行直後から各書店でベストセラーとなり、大きな話題を呼んでいる『倫理資本主義の時代』(斎藤幸平[監修]土方奈美[訳]、ハヤカワ新書)。 刊行を記念し、なんと著者であるマルクス・ガブリエルが来日。東京大学・安田講堂で講演会を開催します。 資本主義が行き詰まりとなり、「入れ子構造の危機」に瀕している現代の世界。その打開の鍵は資本主義の放棄ではなく、道徳的価値と経済的価値を再統合し、「善」の組み込みによってアップデートを施した「倫理資本主義」の実装であると説く本書。 その
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光を失ったわたしが路上の自販機を通じて体験した「生まれて初めて」:『わたしのeyePhone』番外編(三宮麻由子)
このレトルト食品の中身は本当にカレー? マンションの掲示板には何が書いてある? 幼いころに光を失ったエッセイスト・三宮麻由子さんが、小さな相棒であるスマートフォンとの新しい発見に満ちた日々を生き生きと綴るのが、話題の書籍『わたしのeyePhone』(早川書房)。 おしゃべりな四角い相棒・スマホと過ごす最新の体験を綴った〈特別番外編〉をウェブ公開します。 後日談 既に二つの「生まれて初めて」 三宮 麻由子 本書出版から少し時を経たところだが、既に二つの「生まれて初めて」の後
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空、海、山が織り成す「青の都市」、ケープタウン 『グッド・フライト、グッド・シティ——パイロットと巡る魅惑の都市』試し読み
ケープタウン、ロンドン、東京、ピッツフィールド…… ボーイング747・ドリームライナーの現役パイロットが、世界各地の都市との逢瀬の記録をつづる至高のエッセイ、『グッド・フライト、グッド・シティ——パイロットと巡る魅惑の都市』(マーク・ヴァンホーナッカー著、関根光宏、三浦生紗子訳)が本日発売しました。 天空の魅力を描いた世界的ベストセラー『グッド・フライト、グッド・ナイト』著者の新作となる本書の舞台は、地上。今回の記事では、本書のカバー写真を飾ったケープタウンの魅力について語
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日本統治下の台湾と現代日本を往還しながら描かれる、日本人の娘と原住民の青年の恋――『台湾文学コレクション2 風の前の塵』(施叔青/池上貞子訳)
『台湾文学コレクション2 風の前の塵』 ●あらすじ 険しい山々に抱かれた花蓮の町の近くで、あたしの級友の真子さんは原住民の青年ハロクに恋をしたのよ――日本統治下の東台湾で生まれ育った亡き母が、一人娘の琴子に語った古い恋物語。そのどこまでが真実だったのか? 戦前の台湾と戦後の日本を生きる人々の歩む道と思いが交錯する、幻惑に満ちた文芸長篇 ●著者について 施叔青(シー シューチン) 1945年、台湾生まれの作家。姉の施淑は文芸評論家で、妹の李昂は作家である。1964年
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『侍女の物語』の著者マーガレット・アトウッドによる傑作作品集『老いぼれを燃やせ』(鴻巣友季子訳)、9/19発売!
早川書房は、カナダの作家、マーガレット・アトウッド『老いぼれを燃やせ』(原題 Stone Mattress)を2024年9月19日に刊行します。 予言的ディストピア小説『侍女の物語』で知られるアトウッドによる短篇が9本収められた作品集です。復讐譚からゴシックホラー、社会批評まで、収録作品はバラエティに富んでいます。 たとえば、高齢者を口減らしすべく介護施設をつぎつぎ襲撃する若者と、待ち受ける老婦人を描いた表題作の「老いぼれを燃やせ」。 4人の夫を看取ってきた女性と、“運命
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忘れられた兵士たちの声がよみがえる、戦争文学の傑作『夜、すべての血は黒い』(ダヴィド・ディオップ、加藤かおり訳)訳者あとがき。7/18発売
早川書房は、フランスの作家、ダヴィド・ディオップ『夜、すべての血は黒い』(原題 Frère d'âme)を2024年7月18日に刊行します。 本書は、世界的に権威のある英国の文学賞、ブッカー賞の翻訳部門「ブッカー国際賞」を受賞した小説です。 本書の読みどころを、訳者の加藤かおりさんに語っていただきます。 訳者あとがき加藤かおり 本書はセネガル系フランス人、ダヴィド・ディオップ著Frère d’âme(Seuil刊)の全訳である。第一次世界大戦の塹壕戦を舞台とするこの作品
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【ブッカー国際賞受賞】戦場で親友を失った青年兵の叫び。第一次大戦の極限状況に迫る、戦争文学の傑作『夜、すべての血は黒い』(ダヴィド・ディオップ、加藤かおり訳)7/18発売
早川書房は、フランスの作家、ダヴィド・ディオップ『夜、すべての血は黒い』(原題 Frère d'âme)を2024年7月18日に刊行します。 フランスでは「高校生が選ぶゴンクール賞」を受賞し、その英訳が「ブッカー国際賞」を受賞した、戦争文学の新たな傑作です。 ◉あらすじ友よ、おまえの魂はどうすれば救われるのか? セネガル歩兵のアルファは、瀕死の友をまえに決断を迫られていた。 第一次世界大戦でフランスに動員された20歳のアルファと同郷の友マデンバ。対ドイツ軍の塹壕戦で、