Hayakawa Books & Magazines(β)

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Hayakawa Books & Magazines(β)

早川書房の書籍&雑誌コンテンツをお届け。キャンペーン、著者紹介、目録のアップも。公式ホームページは、http://www.hayakawa-online.co.jp/

マガジン

  • ハヤカワSF

    ハヤカワ文庫SFや、新ハヤカワ・SF・シリーズなどの話題作品の解説、試し読みを公開中。

  • ハヤカワ新書

    【2023年6月創刊】新刊の試し読みや創作の舞台裏など、新レーベルの最新情報をいち早くお届けします

  • ハヤカワ・ノンフィクション

    ハヤカワ・ノンフィクション文庫や、ハヤカワ・ノンフィクションなど。話題のノンフィクション作品の解説、試し読みを公開中。

  • 海外文芸

    翻訳文芸書に関わるニュースや試し読み、特別公開原稿などをお届けします。

  • ハヤカワ国内フィクション

    ハヤカワ文庫JAや単行本など、国内フィクション作品の試し読み原稿や解説などを公開中。

ハヤカワSF

ハヤカワ文庫SFや、新ハヤカワ・SF・シリーズなどの話題作品の解説、試し読みを公開中。

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韓国で累計100万部超え! ゲーム化! 話題のファンタジイ〈涙を呑む鳥〉シリーズ開幕!

早川書房では2024年7月30日に、イ・ヨンドの『涙を呑む鳥1 ナガの心臓』(上・下)を刊行いたします。邦訳され日本でも人気を博した韓国ファンタジイ〈ドラゴンラージャ〉シリーズの著者のもうひとつのベストセラー・シリーズ全4巻の第1部です。 本書は、世界的バトルロイヤルゲーム PUBG の KRAFTON 社による大型ゲーム化が進行中であることでも話題になっています。 お楽しみに! *** 『涙を呑む鳥1 ナガの心臓』(上・下) 눈물을 마시는 새 1 イ・ヨンド 小西直

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安野貴博さんの小説最新作!『松岡まどか、起業します』第1話試し読み

AIエンジニア&起業家にしてSF作家、日々数々のメディアにも出演している安野貴博さんによる、『松岡まどか、起業します AIスタートアップ戦記』が7月18日に発売! 本記事では試し読みとして、その第1話を公開します。 たった1年で10億円企業を作らなければならなくなった、22歳の新卒社長はなぜ誕生したのか? AIと働き方をめぐる、令和最新のお仕事小説です。 第1話 プランB1 「内定取消って、一体どういうことですか」  松岡まどかは書類から顔を上げる。  黒い机の向か

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銀河系最大の音楽の祭典で最下位になったら人類消滅!? C・M・ヴァレンテ『デシベル・ジョーンズの銀河オペラ』7/18刊行!

この夏、サイコーにゴキゲンなスペースオペラがやってくる! 地球に突然あらわれた、半分チョウチンアンコウ、半分青いフラミンゴの謎のエイリアン、エスカ。銀河系を代表する知的種族たちによって選ばれた使節である彼女は、いきなり「人類に本物の知覚力があるかどうか」をテストすると告げる。テストの内容は、毎回さまざまな惑星で行われる音楽の祭典で、その種族の代表が一曲歌うこと。最下位になればその種族は存在を抹消されてしまう! 人類代表として選ばれたのはなんと、元はスーパー・ロックスター、今

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〈SFマガジン〉2024年8月号掲載「大森望の新SF観光局[第95回]」挿絵に関するお詫びと訂正

大森望の新SF観光局[第95回] BLの夜明け前 六月に亜紀書房から出た佐川俊彦の回顧録『「JUNE」の時代 BLの夜明け前』がたいへん面白かったので、今回はその話。BLとSFの関係についてはよく知らないが、本誌で二度にわたって「SFとBL」特集が組まれているくらいだから、浅からぬ縁があるのはまちがいないだろう。  BLがまだBLと呼ばれず、男性同士の関係を描く(主に)女性向けコンテンツが「少年愛」とか「耽美」とか「やおい」とか呼ばれていた時代、このジャンルの求心点となったの

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ハヤカワ新書

【2023年6月創刊】新刊の試し読みや創作の舞台裏など、新レーベルの最新情報をいち早くお届けします

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【2024年8月28日(水)開催/参加無料】マルクス・ガブリエル来日!『倫理資本主義の時代』刊行記念講演 「なぜいま、倫理資本主義なのか」

6月の刊行直後から各書店でベストセラーとなり、大きな話題を呼んでいる『倫理資本主義の時代』(斎藤幸平[監修]土方奈美[訳]、ハヤカワ新書)。 刊行を記念し、なんと著者であるマルクス・ガブリエルが来日。東京大学・安田講堂で講演会を開催します。 資本主義が行き詰まりとなり、「入れ子構造の危機」に瀕している現代の世界。その打開の鍵は資本主義の放棄ではなく、道徳的価値と経済的価値を再統合し、「善」の組み込みによってアップデートを施した「倫理資本主義」の実装であると説く本書。 その

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ハヤカワ新書8月刊のラインナップ紹介『核クライシス』『あんかけ焼きそばの謎』『強い通貨、弱い通貨』

早川書房が2023年6月に創刊した「ハヤカワ新書」。2年目を迎えた新書レーベルの最新刊は、2024年8月21日発売予定です。 ①『核クライシス 瓦解する国際秩序』太田昌克【内容紹介】ウクライナ侵攻、軍拡中国、NPT崩壊…… ウクライナ侵攻を機に核使用をちらつかせるロシア、核弾頭を倍増させる中国、核大国アメリカの混迷、そして形骸化が進むNPT(核拡散防止条約)体制。混沌とした核情勢に出口はあるのか。外交の最前線を長年取材してきたジャーナリストによる迫真のレポート。 ②『あ

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サイバースペースのブラタモリ!? 『サイバースペースの地政学』読者の最大注目ポイントは?

サイバーセキュリティの研究者・小宮山功一朗さんと、軍事の研究者・小泉悠さんによる新刊『サイバースペースの地政学』(ハヤカワ新書)。情報インフラと安全保障の要でありながら実態の見えにくいサイバー空間の「可視化」に、気鋭の研究者二人が大胆に挑んだ渾身の現場ルポは、発売後早くも大きな反響を呼んでいます。この記事では、SNSで寄せられた読者の皆さんの感想をご紹介します。 これは「サイバースペースのブラタモリ」?街歩きの達人・タモリさんが独自の視点で街を読み解いていくNHKで人気の散

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ブームの黎明期から最新トレンドまでを一気に俯瞰。『韓流ブーム』試し読み

『冬のソナタ』が巻き起こしたヨン様ブームから約20年。少女時代やKARAが日本デビューした第二次ブーム、「映える」チーズタッカルビが席巻した第三次、『愛の不時着』など配信ドラマがヒットしたコロナ禍の第四次ブームや最新流行に至る流れを、ブームの黎明期から取材してきた人気ライターたちが語り尽くすのが、新刊『韓流ブーム』(桑畑優香・八田靖史・まつもとたくお・吉野太一郎、ハヤカワ新書)。 韓流ドラマや映画、K-POP、韓国料理のトレンドを俯瞰する本書から、インスタ映えが取り沙汰された

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ハヤカワ・ノンフィクション

ハヤカワ・ノンフィクション文庫や、ハヤカワ・ノンフィクションなど。話題のノンフィクション作品の解説、試し読みを公開中。

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光を失ったわたしが路上の自販機を通じて体験した「生まれて初めて」:『わたしのeyePhone』番外編(三宮麻由子)

このレトルト食品の中身は本当にカレー? マンションの掲示板には何が書いてある? 幼いころに光を失ったエッセイスト・三宮麻由子さんが、小さな相棒であるスマートフォンとの新しい発見に満ちた日々を生き生きと綴るのが、話題の書籍『わたしのeyePhone』(早川書房)。 おしゃべりな四角い相棒・スマホと過ごす最新の体験を綴った〈特別番外編〉をウェブ公開します。 後日談 既に二つの「生まれて初めて」 三宮 麻由子 本書出版から少し時を経たところだが、既に二つの「生まれて初めて」の後

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「アメリカ最初のシリアルキラー」の犯罪実録!『万博と殺人鬼』解説試し読み

19世紀末シカゴ。建築家ダニエル・バーナムは史上最大規模の万国博覧会を成功させるべく邁進する。だが、建設ラッシュに沸く街の片隅では、後に「アメリカ最初のシリアルキラー」と呼ばれるH・H・ホームズの手による、おぞましい連続猟奇殺人が起きていた……。 新興国アメリカの光と闇を描き世界的ベストセラーとなった、エドガー賞(2004年/犯罪実話部門)受賞の傑作ノンフィクション『万博と殺人鬼』(エリック・ラーソン、野中邦子訳、ハヤカワ文庫NF)が、このたび待望の復刊・文庫化を果たしました

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空、海、山が織り成す「青の都市」、ケープタウン 『グッド・フライト、グッド・シティ——パイロットと巡る魅惑の都市』試し読み

ケープタウン、ロンドン、東京、ピッツフィールド…… ボーイング747・ドリームライナーの現役パイロットが、世界各地の都市との逢瀬の記録をつづる至高のエッセイ、『グッド・フライト、グッド・シティ——パイロットと巡る魅惑の都市』(マーク・ヴァンホーナッカー著、関根光宏、三浦生紗子訳)が本日発売しました。 天空の魅力を描いた世界的ベストセラー『グッド・フライト、グッド・ナイト』著者の新作となる本書の舞台は、地上。今回の記事では、本書のカバー写真を飾ったケープタウンの魅力について語

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サイバースペースのブラタモリ!? 『サイバースペースの地政学』読者の最大注目ポイントは?

サイバーセキュリティの研究者・小宮山功一朗さんと、軍事の研究者・小泉悠さんによる新刊『サイバースペースの地政学』(ハヤカワ新書)。情報インフラと安全保障の要でありながら実態の見えにくいサイバー空間の「可視化」に、気鋭の研究者二人が大胆に挑んだ渾身の現場ルポは、発売後早くも大きな反響を呼んでいます。この記事では、SNSで寄せられた読者の皆さんの感想をご紹介します。 これは「サイバースペースのブラタモリ」?街歩きの達人・タモリさんが独自の視点で街を読み解いていくNHKで人気の散

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海外文芸

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日本統治下の台湾と現代日本を往還しながら描かれる、日本人の娘と原住民の青年の恋――『台湾文学コレクション2 風の前の塵』(施叔青/池上貞子訳)

『台湾文学コレクション2 風の前の塵』 ●あらすじ 険しい山々に抱かれた花蓮の町の近くで、あたしの級友の真子さんは原住民の青年ハロクに恋をしたのよ――日本統治下の東台湾で生まれ育った亡き母が、一人娘の琴子に語った古い恋物語。そのどこまでが真実だったのか? 戦前の台湾と戦後の日本を生きる人々の歩む道と思いが交錯する、幻惑に満ちた文芸長篇 ●著者について  施叔青(シー シューチン) 1945年、台湾生まれの作家。姉の施淑は文芸評論家で、妹の李昂は作家である。1964年

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『侍女の物語』の著者マーガレット・アトウッドによる傑作作品集『老いぼれを燃やせ』(鴻巣友季子訳)、9/19発売!

早川書房は、カナダの作家、マーガレット・アトウッド『老いぼれを燃やせ』(原題 Stone Mattress)を2024年9月19日に刊行します。 予言的ディストピア小説『侍女の物語』で知られるアトウッドによる短篇が9本収められた作品集です。復讐譚からゴシックホラー、社会批評まで、収録作品はバラエティに富んでいます。 たとえば、高齢者を口減らしすべく介護施設をつぎつぎ襲撃する若者と、待ち受ける老婦人を描いた表題作の「老いぼれを燃やせ」。 4人の夫を看取ってきた女性と、“運命

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忘れられた兵士たちの声がよみがえる、戦争文学の傑作『夜、すべての血は黒い』(ダヴィド・ディオップ、加藤かおり訳)訳者あとがき。7/18発売

早川書房は、フランスの作家、ダヴィド・ディオップ『夜、すべての血は黒い』(原題 Frère d'âme)を2024年7月18日に刊行します。 本書は、世界的に権威のある英国の文学賞、ブッカー賞の翻訳部門「ブッカー国際賞」を受賞した小説です。 本書の読みどころを、訳者の加藤かおりさんに語っていただきます。 訳者あとがき加藤かおり 本書はセネガル系フランス人、ダヴィド・ディオップ著Frère d’âme(Seuil刊)の全訳である。第一次世界大戦の塹壕戦を舞台とするこの作品

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【ブッカー国際賞受賞】戦場で親友を失った青年兵の叫び。第一次大戦の極限状況に迫る、戦争文学の傑作『夜、すべての血は黒い』(ダヴィド・ディオップ、加藤かおり訳)7/18発売

早川書房は、フランスの作家、ダヴィド・ディオップ『夜、すべての血は黒い』(原題 Frère d'âme)を2024年7月18日に刊行します。 フランスでは「高校生が選ぶゴンクール賞」を受賞し、その英訳が「ブッカー国際賞」を受賞した、戦争文学の新たな傑作です。 ◉あらすじ友よ、おまえの魂はどうすれば救われるのか? セネガル歩兵のアルファは、瀕死の友をまえに決断を迫られていた。 第一次世界大戦でフランスに動員された20歳のアルファと同郷の友マデンバ。対ドイツ軍の塹壕戦で、

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ハヤカワ国内フィクション

ハヤカワ文庫JAや単行本など、国内フィクション作品の試し読み原稿や解説などを公開中。

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安野貴博さんの小説最新作!『松岡まどか、起業します』第1話試し読み

AIエンジニア&起業家にしてSF作家、日々数々のメディアにも出演している安野貴博さんによる、『松岡まどか、起業します AIスタートアップ戦記』が7月18日に発売! 本記事では試し読みとして、その第1話を公開します。 たった1年で10億円企業を作らなければならなくなった、22歳の新卒社長はなぜ誕生したのか? AIと働き方をめぐる、令和最新のお仕事小説です。 第1話 プランB1 「内定取消って、一体どういうことですか」  松岡まどかは書類から顔を上げる。  黒い机の向か

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芦沢央が描く絆の物語。青崎有吾による「九月某日の誓い」解説!

芦沢央さん最新作『魂婚心中(こんこんしんじゅう)』好評発売中です! 5回にわたってご紹介してきた豪華作家陣による解説ですが、今回が最終回です。本日ご紹介するのは作家・青崎有吾さんによる「九月某日の誓い」解説です。書店員さんの応援コメントとともにご一読ください。 「九月某日の誓い」解説:青崎有吾 「九月某日の誓い」は、固い絆で結ばれた二人の少女の物語だ。  絆とはいかにして構築されるのか。年月か、恩か、契約か。畢竟、唯一の方法は「対話」である。多くの言葉を交わし、好きな点を見

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芦沢央が描く“ワットダニット”とは?今村昌弘による「この世界には間違いが七つある」解説!

芦沢央さん最新作『魂婚心中(こんこんしんじゅう)』好評発売中です! 本日ご紹介するのは、作家・今村昌弘さんによる「この世界には間違いが七つある」解説です。書店員さんの応援コメントとともにご一読ください。 「この世界には間違いが七つある」解説:今村昌弘 まず死体を転がせ、とはミステリの書き方として昔から聞く言葉だが、今作の始まりはまさにそれ。密室よろしく閉ざされた部屋で死体に戸惑う登場人物たちと、不可解な室内の様子。読者は不穏な状況に面食らうことだろう。この作品は、本格ミステ

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芦沢央が描く死後の世界。宮内悠介による「閻魔帳SEO」解説!

芦沢央さん最新作『魂婚心中(こんこんしんじゅう)』好評発売中です! 本日ご紹介するのは、作家・宮内悠介さんによる「閻魔帳SEO」解説です。書店員さんの応援コメントとともにご一読ください。 「閻魔帳SEO」解説:宮内悠介 もしも死後の世界があったら。そしてそれが、実際に天国のような場所から地獄のような場所まで、階層をなした構造であったなら。さらには、もし生前から自分自身の「閻魔帳」が見え、そこに書かれている罪業や善行を見ることができたら──。「閻魔帳SEO」は、そんなifの世

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