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【5/24発売】あなたの注意を無限に奪う「作業文脈の切り替え(コンテキスト・スイッチ)」とは? カル・ニューポート『超没入 メールやチャットに邪魔されない、働き方の正解』訳者あとがき
スマホに依存せず、「本当に大切なこと」に使うための集中力を取り戻す方法を説き、世界25か国以上で刊行された『デジタル・ミニマリスト』の著者カル・ニューポートの最新作『超没入 メールやチャットに邪魔されない、働き方の正解』は、いよいよ明日5月24日発売です。
メールや社内チャットのチェックに集中力を奪われているビジネスパーソンが「集中力」「生産性」「充実感」「プライベート」「健康」を取り戻すための
【第53回星雲賞参考候補作】真顔でわけのわからないことを言え! 『SFプロトタイピング: SFからイノベーションを生み出す新戦略』より、小谷知也氏・樋口恭介氏を迎えた座談を全文公開
小社より昨年6月に刊行した『SFプロトタイピング: SFからイノベーションを生み出す新戦略』(宮本道人監修・編著/難波優輝・大澤博隆編著)がこの度、第53回星雲賞ノンフィクション部門の参考候補作に選出されました(http://www.sf-fan.gr.jp/awards/2022result.html)。選出を記念し、ゲストに「WIRED Sci-Fi プロトタイピング研究所」所長の小谷知也氏と
もっとみる「21世紀のナレッジワークにおける「産業革命」の起爆剤となり得る一冊」ささやかな仕事の整理で一日が終わるあなたに。『超没入 メールやチャットに邪魔されない、働き方の正解』読者モニターの熱いコメントご紹介!②
早川書房では、受信箱に支配されない未来を手に入れるライフハック系ビジネス書『超没入 メールやチャットに邪魔されない、働き方の正解』(カル・ニューポート著・池田真紀子訳)を2022年5月24日に刊行します。
刊行を前に、一足先にゲラが読める読者モニターを募集したところ、短期間で非常に多数のご応募をいただきました。今回も当選された皆様から本書へ寄せられたコメントを紹介していきます!
読者モニターの
早川書房より日本語版緊急刊行決定!ビル・ゲイツ最新刊『パンデミックなき未来へ 僕たちにできること』
早川書房より、ビル・ゲイツ最新刊『パンデミックなき未来へ 僕たちにできること』を2022年6月25日に刊行します!気候変動が引き起こす大災害の予測とそれを防ぐ方法を説いた前著『地球の未来のため僕が決断したこと』(2021年8月刊)に続く待望の新刊は、最新科学とデータをもとに新型コロナウイルスへの取り組みを分析し、政府、科学者、企業、そして個人がすぐに取り組むことで実現できる「次のパンデミック」を起
もっとみる「もうこれなしでは今後の働き方を考えることはできなくなりました」ライフハック系ビジネス書『超没入 メールやチャットに邪魔されない、働き方の正解』読者モニターの熱いコメントご紹介!①
早川書房では、受信箱に支配されない未来を手に入れるライフハック系ビジネス書『超没入 メールやチャットに邪魔されない、働き方の正解』(カル・ニューポート著・池田真紀子訳)を2022年5月24日に刊行します。
刊行を前に、一足先にゲラが読める読者モニターを募集したところ、短期間で非常に多数のご応募をいただきました。ありがとうございました。
これから数回に分けて、当選された皆様から本書へ寄せられたコメ
【早くも重版!】あなたの頭の中の細胞がこの言葉を読んでいる。それがどれだけすごいことか、考えてほしいーージェフ・ホーキンス『脳は世界をどう見ているのか』試し読み
あなたの頭の中の細胞がこの言葉を読んでいる。それがどれだけすごいことか、考えてほしい。細胞は単純だ。一個の細胞は読むことや考えることはもちろん、たいしたことはできない。それなのに、脳をつくるのに十分な細胞をまとめると、本を読み、さらには書く。建物を設計し、テクノロジーを発明し、宇宙の謎を解明する。単純な細胞でつくられた脳がどうやって知能を生み出すのか。これは非常に興味深い疑問であり、いまだに解明さ
もっとみる脳はひとつでなく数千もある!? ビル・ゲイツも絶賛の『脳は世界をどう見ているのか: 知能の謎を解く「1000の脳」理論』(ジェフ・ホーキンス)訳者あとがき
『脳は世界をどう見ているのか』訳者あとがき
本書は2021年に刊行されたジェフ・ホーキンスのA Thousand Brains: A New Theory of Intelligence の全訳である。原書は2021年のフィナンシャル・タイムズ紙のベストブックに選出されたほか、ビル・ゲイツの「今年おすすめの五冊」にも選ばれ、「人工知能はとりわけSF作家の想像力をかきたてる題材だ。真のAIをつくり出
「この本に書かれたこと、すなわち世界はおかしくなっている、今こそ正気を取り戻さなければならないという訴えは、ますますその緊迫性を増している」『啓蒙思想2.0〔新版〕』解説:宇野重規
「正気を取り戻す」
著者自身が日本語版の序文に書いているように、本書の原著が刊行されたのは2014年のことである。真実であろうとなかろうと、ともかく繰り返し同じことを言えば人々はそれを信じてしまう。そのことに政治家が気づいて久しい時期であった。
政治家たちはもはや真実らしいふりをすることさえやめてしまった。ともかく政敵にレッテルを貼り付け、悪罵を投げつければそれでいい。なるべく人々の心に突き刺
「独学」が危険な理由。ジョセフ・ヒース『啓蒙思想2.0〔新版〕』試し読み
どうやって正気を取り戻すかを考えるとき、合理的思考の根本的な特徴をおさらいしておくことは役に立つ。時間がかかる。注意力が求められる。言葉に基づいている。意識的。非常に明示的。またワーキングメモリに依存しているせいで活動が妨げられやすい。したがって、推論の中間段階をメモ書きするといった外部化から恩恵を受ける。
どうしてこの思考様式がすっかり環境に支配されてしまっているのかはわかりやすい。スピードと
名著『反逆の神話』の続編として構想された本作の読みどころとは? ジョセフ・ヒース『啓蒙思想2.0〔新版〕』訳者あとがき
本書『啓蒙思想2.0〔新版〕』はカナダの哲学者ジョセフ・ヒース(Joseph Heath)著、Enlightenment 2.0: Restoring Sanity to Our Politics, Our Economy, and Our Lives(HarperCollins, 2014)の全訳である。
アンドルー・ポター(Andrew Potter)との共著『反逆の神話』や単著の『資本主義