ハヤカワ・ノンフィクション

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サンデル教授「この教室の何パーセントの人たちが、自分は第一子だといって手を挙げただろうか。75から80%だ」ハーバード白熱教室・能力主義篇②

(ハーバード白熱教室・能力主義篇①はこちら)

ハーバード白熱教室・能力主義篇②(全2回)
私の報酬を決めるのは……

サンデル 前回の講義の終わりに、君たちの生まれた順番について、調査を行なった。その結果、この教室の何パーセントの人たちが、自分は第一子だといって手を挙げただろうか。
 75から80%だ。分配の正義について考えるときに、なぜこれが重要なのだろうか。
 前回議論した、分配の正義に関す

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サンデル教授「君は自分の力で最初に生まれたのかい?」ハーバード白熱教室・能力主義篇①

ハーバード大生のマイクは、自分の努力が報いられる「能力主義」のシステムが理想だと言うが……。

ハーバード白熱教室・能力主義篇①(全2回)
勝者に課せられるもの

サンデル 今日は、分配の正義[分配的正義、distributive justice]の問題に取り組みたい。私たちはどんな原理に従って、富や権力、機会を分配するべきか。ジョン・ロールズはこの問いに詳しく答えている。今日はその答えを検討しよ

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「人種差別や性差別が嫌われている時代にあって、学歴偏重主義は容認されている最後の偏見なのだ」マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』試し読み



マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』鬼澤忍訳、四六判上製、4月14日発売予定

【試し読み】

容認されている最後の偏見

イギリス、オランダ、ベルギーで行なわれた一連の調査で、社会心理学者のあるチームがこんな発見をした。大学教育を受けた回答者は、教育水準の低い人びとに対する偏見が、その他の不利な立場にある集団への偏見よりも大きいというのだ。この研究者チームは、高学歴のヨー

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すべてがオンラインに変わりゆく時代の必読書! 『デジタル・ミニマリスト スマホに依存しない生き方』

気鋭のコンピューター科学者による、Amazon.comベストブック2019&NYタイムズ・ベストセラー『デジタル・ミニマリスト スマホに依存しない生き方』(カル・ニューポート/池田真紀子訳)。

単行本時には、とんでもなくイライラすると評判の扉をはじめ、ウェブを大いににぎわせた本書。

リモート勤務で、PCやスマホを介して仕事は自宅まで侵食、老若男女がデジタルデバイス疲れで『スマホ脳』(新潮新書)

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私の母が若かったころ、毎朝、出勤途中の母のうしろをついて歩きながらマスターベーションする男がいた。【英米ベストセラー1位『三人の女たちの抗えない欲望』プロローグ】

 米《ニューヨーク・タイムズ》、英《サンデー・タイムズ》ベストセラー第1位! ブリティッシュ・ブック・アワード受賞! 話題沸騰の傑作ノンフィクション。

 2人の子を持つ主婦で、夫との冷め切った関係に悩む「リナ」は、SNSを通じて再会した初恋の相手とダブル不倫に陥る。女子学生「マギー」は、高校時代に恋愛関係にあった教師を、未成年者性的虐待で告発する。裕福なレストラン・オーナーの「スローン」は、夫に

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ダーウィン、メンデル、狂った夢。『遺伝子―親密なる人類史ー』第1部③

ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー1位、ビル・ゲイツが年間ベストブックにも選出した名著『遺伝子―親密なる人類史ー』が待望の文庫化! 刊行にあたり、本書の第1部「遺伝学といういまだ存在しない科学――遺伝子の発見と再発見(1865~1935)」を、権利上可能な限りのところまで数回にわたり連載します。前作『がん―4000年の歴史ー』でピュリッツァー賞に輝いた著者(現役医師)の圧倒的なストーリーテリング

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ダーウィンの類いまれな破壊的能力とは自然を〇〇としてとらえる能力にほかならず、それはメンデルに備わった能力と同じだった。『遺伝子―親密なる人類史ー』第1部②

ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー1位、ビル・ゲイツが年間ベストブックにも選出した名著『遺伝子―親密なる人類史ー』が待望の文庫化! 刊行にあたり、本書の第1部「遺伝学といういまだ存在しない科学――遺伝子の発見と再発見(1865~1935)」を、権利上可能な限りのところまで数回にわたり連載します。前作『がん―4000年の歴史ー』でピュリッツァー賞に輝いた著者(現役医師)の圧倒的なストーリーテリング

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メンデルは生物学という問題に向き合うことになり、生物学もまた、メンデルという問題に向き合うことになった。『遺伝子―親密なる人類史ー』第1部①

ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー1位、ビル・ゲイツが年間ベストブックにも選出した名著『遺伝子―親密なる人類史ー』が待望の文庫化! 刊行にあたり、本書の第1部「遺伝学といういまだ存在しない科学――遺伝子の発見と再発見(1865~1935)」を、権利上可能な限りのところまで数回にわたり連載します。前作『がん―4000年の歴史ー』でピュリッツァー賞に輝いた著者(現役医師)の圧倒的なストーリーテリング

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J.Y. ParkからNiziUファンのみなさんへ「みなさんから寄せていただいた愛にどうやって恩返ししたらいいのか、真剣に考えているところです」

「NiziU」を生んだ世界的プロデューサー、J.Y. Parkによる待望の著書『J.Y. Park エッセイ 何のために生きるのか?』が2月26日に発売決定。J.Y. Parkから、本書の刊行に寄せて日本のファンに向けたメッセージが到着しました。

日本の読者のみなさんへ

昨年1年間、僕とNiziUのメンバーを気にかけ、応援してくださったみなさんに、心から御礼申し上げます。

驚くほど大きな声援

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がん、認知症、生活習慣病、新型コロナから健康を守る。ノーベル医学賞受賞者が推薦&全米ベストセラー『健康食大全』

がん、糖尿病、脳卒中、心筋梗塞、高血圧や肥満、認知症......。
これらの恐ろしい病気から健康を守る食事術を紹介する全米ベストセラー『健康食大全』が、2月17日に翻訳、刊行されました。

本書では、血管、細胞、DNA、免疫、体内の微生物のもつ、健康を守るための機能が最大まで働く方法を解説します。その範囲は、医学的エビデンスのわかりやすい説明に始まり、健康によい食材ごとの解説、日々の食生活への取り

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ありがとうございます!今日のおすすめは『ザリガニの鳴くところ』です。
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