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記事一覧
〈核融合の最前線〉がここにある 『「夢のエネルギー」核融合の最終解答』監修者解説
CO2を排出せずに莫大なエネルギーを生み出し、気候変動や資源の枯渇などの問題を一挙に解決すると目される「核融合」。その到達点と、実用化に向けた熾烈なレースの最前線に迫る概説書、 『「夢のエネルギー」核融合の最終解答』(アーサー・タレル:著 横山達也:監修 田沢恭子:訳)が本日発売します。
今回の記事では刊行を記念し、本書の「監修者解説」の一部を特別公開いたします。国立研究開発法人量子科学技術研究
学校の教科書には載らない、ネット怪談という「民俗」を追って――廣田龍平『ネット怪談の民俗学』まえがき・目次【好評発売中】
「実況」「画像」「異世界」をキーワードに、インターネットを中心に拡がる「怖い話」を民俗学的に大分析。日本のネット怪談の見取り図となる『ネット怪談の民俗学』(廣田龍平、ハヤカワ新書)が2024年10月23日についに発売。この記事では本書の「まえがき」を公開します。
まえがき私たちは誰もが、一度ならず「怖い話」を見聞きしたことがあるだろう。本で読んだことがあるかもしれないし、テレビや映画館で見たこと
『世界最凶のスパイウェア・ペガサス』池上彰氏が戦慄のノンフィクションを読み解く
プライベートなやりとりから連絡先、カメラで撮影した画像、位置情報まで。大事な情報がぎっしり詰まったスマホの中身が、もし他人に筒抜けでこっそり監視されていたとしたら……。
そんな不吉な想像が決して絵空事ではなく、ヨーロッパ、中東、アフリカ、北米、アジアなど世界各地で専制国家により行われている実態を暴く戦慄のノンフィクションが、1月22日刊行『世界最凶のスパイウェア・ペガサス』(ローラン・リシャール&
ハヤカワ新書2月刊ラインナップ紹介『漢字はこうして始まった』落合淳思、『東京大空襲を指揮した男 カーティス・ルメイ』上岡伸雄、『意識はどこからやってくるのか』信原幸弘・ 渡辺正峰【予約受付中】
2025年冒頭のラインナップを飾るハヤカワ新書の最新刊は、2025年2月19日(水)発売予定です。
【更新情報】書影を追加公開しました。(1月30日)
①『漢字はこうして始まった 族徽(ぞくき)の世界』落合淳思【内容紹介】これも「漢字」!? 原初の文字から太古の社会の神秘を解明する!
古代中国で部族固有のシンボルとして使用された特殊な漢字、「族徽」。祖王の殉葬のため斬首された人々、天空を舞う巨龍
人間が同類から人間として扱われない……「不平等」の何が問題か?トマ・ピケティ、マイケル・サンデル『平等について、いま話したいこと』解説(吉田徹)
トマ・ピケティ、マイケル・サンデル『平等について、いま話したいこと』(岡本麻左子 訳)が1月17日に発売。資本主義の果て、大いなる格差に覆われる現代。教育やヘルスケアを「脱商品化」するには? 左派はなぜ世界的に弱体化したのか? 大学入試や議会選挙にくじ引きを導入すべき? 当代きっての経済学者と政治哲学者が、「平等」という問いをめぐって徹底的に議論した一冊です。
本記事では『アフター・リベラル』『く
デカすぎる宇宙の秘密を解く鍵は、デカすぎる数にある——『宇宙を解き明かす9つの数』訳者あとがき
ウサイン・ボルトが走るとき、周囲の時間は1.000000000000000858倍遅くなり、理論によって予想される宇宙定数の値は、なぜか観測が示唆する値の0.0000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000
もっとみるトマ・ピケティ&マイケル・サンデル『平等について、いま話したいこと』2025年1月17日緊急刊行!
早川書房はトマ・ピケティ&マイケル・サンデル『平等について、いま話したいこと』(原題 Equality: What It Means and Why It Matters)を2025年1月17日に緊急刊行します! 両氏の著作の入門にもなる一冊、絶賛予約受付中です(四六判上製、本体価格2,000円)。
内容紹介資本主義の果て、大いなる格差に覆われる現代。教育やヘルスケアを「脱商品化」するには? 左
ハヤカワ新書12月刊ラインナップ紹介『チョコレートと日本人』市川歩美、『スポーツは人生に必要ですか』森林貴彦・為末大、『家が買えない』牧野知弘【予約受付中】
創刊2年目、ハヤカワ新書の最新刊は、2024年12月18日(水)発売予定です。
①『チョコレートと日本人』市川歩美【内容紹介】日本人はなぜチョコレートに陶酔するのか? そしてチョコレートを取り巻く「甘くない」現実とは?
世界に類を見ない独自の盛り上がりを見せる日本のチョコレートシーン。1日1億円以上を売り上げる百貨店のバレンタイン催事、チョコレートと結びついたバレンタインデー、生チョコや高級チョ
認知症を、正しく、優しく理解するために——『私を忘れた父を愛す アルツハイマーの脳との七年』訳者あとがき
現役の医師・作家が、アルツハイマー型認知症を患った父の治療と介護の日々をつづった、サンディープ・ジョウハール『私を忘れた父を愛す アルツハイマーの脳との七年』(松井信彦 訳)を本日発売しました。
刊行を記念し、今回の記事では本書の「訳者あとがき」の一部を特別公開いたします。家族としての愛情と苦悩、そして医師としての冷静かつ正確な知見に基づく病理の解説が並行して説く本書。そのなかで、超高齢化社会を迎
経済学の最新動向を一冊に凝縮!『経済学者のすごい思考法』解説試し読み
11月20日に『経済学者のすごい思考法――子育て、投資から臓器移植、紛争解決まで』(エリック・アングナー、遠藤真美訳、早川書房)が刊行されます。本書の原書を授業で使ったことがあり、「初心者にも経済学の面白さと有用性を伝える格好の良書だ」と高く評価する若田部昌澄さんによる解説の一部を編集し、特別に試し読み公開します!
解説 初心者に経済学の有用性を伝える良書若田部昌澄(早稲田大学政治経済学術院教授
AIが誕生するずっと前、自動チェス指し人形が発明された⁉ トム・スタンデージ『謎のチェス指し人形「ターク」』まえがき
18世紀ウィーンに、チェスを指す自動人形「ターク」が現れた。中東風の衣装をまとったタークは、チェスの達人をことごとく打ち負かし、ナポレオンやベンジャミン・フランクリンと対局、エカテリーナ大帝をも驚嘆させた。混乱に陥った人々のため、記者エドガー・アラン・ポーがその秘密に挑む……。
謎の自動機械の世にも数奇な生涯をたどるとともに、後のコンピューターやAIの開発に及ぼした多大な影響を解き明かす『謎のチ