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韓国で累計100万部超え! ゲーム化! 話題のファンタジイ〈涙を呑む鳥〉シリーズ開幕!

早川書房では2024年7月30日に、イ・ヨンドの涙を呑む鳥1 ナガの心臓』(上・下)を刊行いたします。邦訳され日本でも人気を博した韓国ファンタジイ〈ドラゴンラージャ〉シリーズの著者のもうひとつのベストセラー・シリーズ全4巻の第1部です。

 大陸の北部には人間と、羽毛に覆われた巨大なレコン、火を自在に操るトッケビの三種族が暮らしている。そして南部の密林には、三種族と敵対する、鱗をもつナガが棲まっていた。北部と南部を隔てる限界線にほど近い、砂漠の端にある〝最後の酒場〟に三種族からそれぞれ一名ずつ――人間のケイガン、レコンのティナハン、トッケビのビヒョン――が集まった。彼らはあるナガを北部に連れていく〝救出隊〟として、砂漠の向こうのキーボレンの密林を旅することに……。
 そのころ、キーボレンの密林にあるナガの都市ハテングラジュでは、ナガの少年リュンが心臓を摘出される恐怖に震えていた……。
 大人気ドラゴンラージャ』著者による、話題の韓国ファンタジイ『涙を呑む鳥』刊行スタート!

『涙を呑む鳥1 ナガの心臓』 あらすじ

 大陸の南部に棲むナガは、成人を迎えると、都市の中心にある〝心臓塔〟で心臓を摘出する。そうすることでほぼ不死となるのだ。だが、少年リュンはその心臓塔で、滅多にありえないはずのナガの死を目撃する。そして、友人の代わりに故郷を発ち、密林を北上することになる。旅の途中、リュンは人間のケイガン、レコンのティナハン、トッケビのビヒョンの三名からなる〝救出隊〟と出会い、ともに北部へ向かって限界線を越えるのだが……。
 一方ハテングラジュでは、リュンが敬愛する姉サモが、暗殺剣シクトルを手に、リュンを追って北へと向かう……。
 大型ゲーム化決定! 韓国で100万部突破のベストセラー・ファンタジイ!

『涙を呑む鳥1 ナガの心臓』 あらすじ

本書は、世界的バトルロイヤルゲーム PUBGKRAFTON 社による大型ゲーム化が進行中であることでも話題になっています。
お楽しみに!

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『涙を呑む鳥1 ナガの心臓』(上・下)
눈물을 마시는 새 1
イ・ヨンド
小西直子 訳
装幀/大野リサ  装画/Yi Suyeon
早川書房
単行本四六判並製/電子書籍版
各2,640円(税込)
2024年7月30日発売

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