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ハヤカワ新書8月刊のラインナップ紹介『核クライシス』『あんかけ焼きそばの謎』『強い通貨、弱い通貨』

早川書房が2023年6月に創刊した「ハヤカワ新書」。2年目を迎えた新書レーベルの最新刊は、2024年8月21日発売予定です。


①『核クライシス 瓦解する国際秩序』太田昌克

【内容紹介】ウクライナ侵攻、軍拡中国、NPT崩壊……
ウクライナ侵攻を機に核使用をちらつかせるロシア、核弾頭を倍増させる中国、核大国アメリカの混迷、そして形骸化が進むNPT(核拡散防止条約)体制。混沌とした核情勢に出口はあるのか。外交の最前線を長年取材してきたジャーナリストによる迫真のレポート。

(著者近影)

【著者紹介】太田昌克(おおた・まさかつ)
1968年富山県生まれ。共同通信社編集委員兼論説委員。早稲田大学客員教授、長崎大学客員教授。早稲田大学政治経済学部を卒業後、1992年に共同通信社入社。広島支局、外信部、政治部などを経て、2003〜2007年ワシントン特派員。2006年度ボーン・上田記念国際記者賞を受賞。2009年に第15回平和・協同ジャーナリスト基金賞を受賞。日米欧の核政策研究で博士号を取得(政策研究大学院大学)。『核の大分岐』など、核問題についての著書多数。

②『あんかけ焼きそばの謎』塩崎省吾

【内容紹介】大好評『ソース焼きそばの謎』、待望の続篇!
蒸し麺や揚げ麺に熱々の餡をかけて食べる「あんかけ焼きそば」。食卓ではマイナーな存在だが、その発祥はソース焼きそば以上に謎に満ちている。探求の旅は戦前の東京、横浜・長崎を経てアメリカへ――。世界屈指の焼きそば通が解く、濃厚歴史ミステリ第二弾!

(著者近影)

【著者紹介】塩崎省吾(しおざき・しょうご)
1970年生まれ。静岡県出身。ブログ「焼きそば名店探訪録」管理人。国内外1000軒以上の焼きそばを食べ歩く。テレビ、ラジオなどメディア出演多数。本業はITエンジニア。デビュー作『ソース焼きそばの謎』はテレビ・新聞・雑誌・ラジオなどで多数紹介され話題を呼んだ。

③『強い通貨、弱い通貨』宮崎成人

【内容紹介】大統領選を前に、ドル覇権の今後をうらなう!
日本国民にとって円の価値の安定が重要なように、国際社会ではドルの価値の安定が重要だ。ドルの「基軸通貨」の座を揺るがしうるのは人民元かユーロか、デジタル通貨か? 円は今後どうなる? お金の基本から歴史、国際通貨覇権の未来まで一気にわかる入門書。

(著者近影)

【著者紹介】宮崎成人(みやざき・まさと)
1962年東京都生まれ。1984年東京大学法学部卒業。1988年英オックスフォード大学にて国際関係論修士号(M. Phil)取得。1984年大蔵省(現・財務省)入省。主計官、国際機構課長、副財務官など歴任。ロンドン、バーゼル、ワシントンなどで通算17年間海外勤務した。2016年より東京大学大学院(総合文化研究)客員教授。現在、三井住友信託銀行顧問。他の著書に『教養としての金融危機』がある。

創刊1周年を迎えた6月刊(5作品)は好評発売中