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【2024年8月28日(水)開催/参加無料】マルクス・ガブリエル来日!『倫理資本主義の時代』刊行記念講演 「なぜいま、倫理資本主義なのか」
6月の刊行直後から各書店でベストセラーとなり、大きな話題を呼んでいる『倫理資本主義の時代』(斎藤幸平[監修]土方奈美[訳]、ハヤカワ新書)。 刊行を記念し、なんと著者であるマルクス・ガブリエルが来日。東京大学・安田講堂で講演会を開催します。 資本主義が行き詰まりとなり、「入れ子構造の危機」に瀕している現代の世界。その打開の鍵は資本主義の放棄ではなく、道徳的価値と経済的価値を再統合し、「善」の組み込みによってアップデートを施した「倫理資本主義」の実装であると説く本書。 その
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空、海、山が織り成す「青の都市」、ケープタウン 『グッド・フライト、グッド・シティ——パイロットと巡る魅惑の都市』試し読み
ケープタウン、ロンドン、東京、ピッツフィールド…… ボーイング747・ドリームライナーの現役パイロットが、世界各地の都市との逢瀬の記録をつづる至高のエッセイ、『グッド・フライト、グッド・シティ——パイロットと巡る魅惑の都市』(マーク・ヴァンホーナッカー著、関根光宏、三浦生紗子訳)が本日発売しました。 天空の魅力を描いた世界的ベストセラー『グッド・フライト、グッド・ナイト』著者の新作となる本書の舞台は、地上。今回の記事では、本書のカバー写真を飾ったケープタウンの魅力について語
日本統治下の台湾と現代日本を往還しながら描かれる、日本人の娘と原住民の青年の恋――『台湾文学コレクション2 風の前の塵』(施叔青/池上貞子訳)
『台湾文学コレクション2 風の前の塵』 ●あらすじ 険しい山々に抱かれた花蓮の町の近くで、あたしの級友の真子さんは原住民の青年ハロクに恋をしたのよ――日本統治下の東台湾で生まれ育った亡き母が、一人娘の琴子に語った古い恋物語。そのどこまでが真実だったのか? 戦前の台湾と戦後の日本を生きる人々の歩む道と思いが交錯する、幻惑に満ちた文芸長篇 ●著者について 施叔青(シー シューチン) 1945年、台湾生まれの作家。姉の施淑は文芸評論家で、妹の李昂は作家である。1964年