Hayakawa Books & Magazines(β)
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「異常」を体験せよ。文庫版には、斜線堂有紀氏の解説、登場人物表の挟み込みあり!『異常【アノマリー】』(エルヴェ・ル・テリエ、加藤かおり訳、ハヤカワepi文庫)好評発売中
衝撃の展開と真っ赤なカバーで、2022年(単行本刊行時)に話題となった『異常【アノマリー】』(エルヴェ・ル・テリエ、加藤かおり訳)。2024年12月4日から、手に取りやすい文庫版を好評発売中です! ところで、本書は「衝撃の展開」ゆえに、内容をあまり紹介できません。でも、中には、「いま読んでいる小説がどんなものなのか、自分が何を読んでいるのかがわかっていないと読み進めにくい」と、感じる方もいるかと思います。 そこで、文庫版では、解説と登場人物表(本に挟むタイプ)をつけました
80年にわたる女性たちの友情物語、全米ベストセラー『フェローシップ岬』(アリス・エリオット・ダーク、金井真弓訳)12月4日発売!
早川書房は、アメリカの作家、アリス・エリオット・ダーク『フェローシップ岬』(原題 Fellowship Point)を2024年12月4日に刊行します。 ◆あらすじ80年にわたる友情と秘密と――。 人気児童書作家のアグネスと、その親友で専業主婦のポリー。彼女たちには、80年にわたる思い出、理解し合えないお互いの男たちへの愛憎、心の奥底で分かち合っている秘密があった。 そこへ若いシングルマザーの編集者モードが現れたとき、アグネスが長いあいだ封印してきた、愛と悲しみに満ちた
ペドロ・アルモドバル監督映画『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』の公開に合わせ、シーグリッド・ヌーネスによる原作小説を1月23日に発売!(桑原洋子訳)
早川書房は、アメリカの作家シーグリッド・ヌーネスによる『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』(原題What Are You Going Through、2020年)を刊行します。 本作は、ペドロ・アルモドバル監督によって映画化され、第81回ベネチア国際映画祭で金獅子賞受賞した話題作です。日本では2025年1月31日(金)から公開が決まりました。 その映画公開の直前、1月23日に、小説『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』を発売します。著者のシーグリッド・ヌーネスは、2018年に『友だち』
ハヤカワ新書12月刊ラインナップ紹介『チョコレートと日本人』市川歩美、『スポーツは人生に必要ですか』森林貴彦・為末大、『家が買えない』牧野知弘【予約受付中】
創刊2年目、ハヤカワ新書の最新刊は、2024年12月18日(水)発売予定です。 ①『チョコレートと日本人』市川歩美【内容紹介】日本人はなぜチョコレートに陶酔するのか? そしてチョコレートを取り巻く「甘くない」現実とは? 世界に類を見ない独自の盛り上がりを見せる日本のチョコレートシーン。1日1億円以上を売り上げる百貨店のバレンタイン催事、チョコレートと結びついたバレンタインデー、生チョコや高級チョコレートブーム、ビーントゥーバーの台頭までをたどり、カカオが抱える世界的な問題に
「心地よい恐怖しかない」「守備範囲の広さ、縦にも横にもすごい」「読んでてとても楽しい」廣田龍平『ネット怪談の民俗学』読者の感想・第二弾
発売前から大反響、即3刷となったハヤカワ新書、廣田龍平『ネット怪談の民俗学』。この記事では、続々と寄せられている読者のみなさんからの感想をご紹介します! 販売即重版に!「おもしろすぎる」と話題の一冊書店では売り切れ続出『ネット怪談の民俗学』大重版おめでとうございます。同書の後半で、ネット怪談が「それもうテキスト関係ないじゃん。談じゃないじゃん!(でも怖いじゃん!)」と変容していき拡散していき現在に至る有り様は、心地よい恐怖しかないです。怖い。 https://t.co/Bz