Hayakawa Books & Magazines(β)

早川書房の書籍&雑誌コンテンツをお届け。キャンペーン、著者紹介、目録のアップも。公式ホームページは、http://www.hayakawa-online.co.jp/

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マガジン

記事一覧

「異常」を体験せよ。文庫版には、斜線堂有紀氏の解説、登場人物表の挟み込みあり!『異常【アノマリー】』(エルヴェ・ル・テリエ、加藤かおり訳、ハヤカワepi文庫)好評発売中

12/6(金)発売!目次公開! ”シン・「劇団」時代 ーー今見逃せない演劇集団” 特集(『悲劇喜劇』25年1月号)

80年にわたる女性たちの友情物語、全米ベストセラー『フェローシップ岬』(アリス・エリオット・ダーク、金井真弓訳)12月4日発売!

織田作之助賞ノミネート記念! 藤井太洋インタビュー

『金融ディストピア カネはなぜ超富裕層に集中するのか』解説試し読み

Koki,出演のアイスランド映画『TOUCH/タッチ』原作小説を12月24日に刊行(早川書房)

トマ・ピケティ&マイケル・サンデル『平等について、いま話したいこと』2025年1月17日緊急刊行!

ポスト『ハーモニー』時代の医療ディストピアSF――韓松『無限病院』書評先行掲載(評者・鯨井久志)

密かに進む異常事態を見抜けるか? 衝撃のエンタメ小説『異常【アノマリー】』文庫版、12月4日発売

ペドロ・アルモドバル監督映画『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』の公開に合わせ、シーグリッド・ヌーネスによる原作小説を1月23日に発売!(桑原洋子訳)

ハヤカワ新書12月刊ラインナップ紹介『チョコレートと日本人』市川歩美、『スポーツは人生に必要ですか』森林貴彦・為末大、『家が買えない』牧野知弘【予約受付中】

『三体』の次はコレだ! 中国産スペースオペラ三部作《銀河之心》堂々開幕!

「心地よい恐怖しかない」「守備範囲の広さ、縦にも横にもすごい」「読んでてとても楽しい」廣田龍平『ネット怪談の民俗学』読者の感想・第二弾

認知症を、正しく、優しく理解するために——『私を忘れた父を愛す アルツハイマーの脳との七年』訳者あとがき

経済学の最新動向を一冊に凝縮!『経済学者のすごい思考法』解説試し読み

【限定復刊】『アマチャ・ズルチャ 柴刈天神前風土記』書泉・芳林堂書店様限定復刊のお知らせ

「異常」を体験せよ。文庫版には、斜線堂有紀氏の解説、登場人物表の挟み込みあり!『異常【アノマリー】』(エルヴェ・ル・テリエ、加藤かおり訳、ハヤカワepi文庫)好評発売中

衝撃の展開と真っ赤なカバーで、2022年(単行本刊行時)に話題となった『異常【アノマリー】』(エルヴェ・ル・テリエ、加藤かおり訳)。2024年12月4日から、手に取りやすい文庫版を好評発売中です! ところで、本書は「衝撃の展開」ゆえに、内容をあまり紹介できません。でも、中には、「いま読んでいる小説がどんなものなのか、自分が何を読んでいるのかがわかっていないと読み進めにくい」と、感じる方もいるかと思います。 そこで、文庫版では、解説と登場人物表(本に挟むタイプ)をつけました

12/6(金)発売!目次公開! ”シン・「劇団」時代 ーー今見逃せない演劇集団” 特集(『悲劇喜劇』25年1月号)

「劇団」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか? 昨今、際立った特徴を持つ劇団や、”ユニット”または”グループ”などと形容できる団体が増えるくらい、集団創作のありかたが多様化している印象を受けます。 演劇の現場で醸成されつつある集団創作の本質とはーー。 本特集は〈シン・「劇団」時代〉と題し、第一線で活躍し続ける団体から 進境著しい若手まで、今見逃せない演劇集団を取り上げます。  ☛こちらから ▽掲載戯曲はこちら 『白衛軍 The White Guard』 作=ミハイ

80年にわたる女性たちの友情物語、全米ベストセラー『フェローシップ岬』(アリス・エリオット・ダーク、金井真弓訳)12月4日発売!

早川書房は、アメリカの作家、アリス・エリオット・ダーク『フェローシップ岬』(原題 Fellowship Point)を2024年12月4日に刊行します。 ◆あらすじ80年にわたる友情と秘密と――。 人気児童書作家のアグネスと、その親友で専業主婦のポリー。彼女たちには、80年にわたる思い出、理解し合えないお互いの男たちへの愛憎、心の奥底で分かち合っている秘密があった。 そこへ若いシングルマザーの編集者モードが現れたとき、アグネスが長いあいだ封印してきた、愛と悲しみに満ちた

織田作之助賞ノミネート記念! 藤井太洋インタビュー

藤井太洋氏が、第二内戦後の2045年北米を舞台に描いた進化テーマSF『マン・カインド』(早川書房)が、第41回織田作之助賞にノミネートされました。選考会は12月19日(木)に、大阪市北区の毎日新聞大阪本社で行われます。本作は史上初めて、単行本化前の〈SFマガジン〉連載で、星雲賞日本長編部門も受賞した傑作です。今回のノミネートを記念して、〈SFマガジン〉12月号(2024年10月25日発売)に掲載のインタビューを再録します。 ■書籍化までの変化──『マン・カインド』は2045

『金融ディストピア カネはなぜ超富裕層に集中するのか』解説試し読み

ウォール街を知り尽くしたジャーナリストによる警世の書『金融ディストピアーーカネはなぜ超富裕層に集中するのか』(ノミ・プリンス、藤井清美訳、早川書房)が12月4日に発売になります。金融市場を牛耳るエリートによって経済的に二極化された世界は一体どこへ向かうのか。地域エコノミストの藻谷浩介さんによる本書の解説を、特別に試し読み公開します! 解説 藻谷浩介「金融ディストピア」とは何か。どこか宇宙の彼方のことでも、歴史上の話でも、空想された異世界でもない。われわれが生きている、202

Koki,出演のアイスランド映画『TOUCH/タッチ』原作小説を12月24日に刊行(早川書房)

早川書房は、アイスランドを代表する作家オラフ・オラフソンによる恋愛小説『TOUCH/タッチ』(原題:TOUCH)を刊行いたします。 本書は、俳優・モデルのKoki,が出演するアイスランド映画『TOUCH/タッチ』の原作小説です。2025年1月24日の日本での劇場公開に先駆け、2024年12月24日に全国の書店・ネット書店で刊行します。 ●あらすじ2020年、アイスランド。 75歳のクリストファーは「終わり」を意識していた。 妻は7年前に亡くなり、娘はとうに独立している。

トマ・ピケティ&マイケル・サンデル『平等について、いま話したいこと』2025年1月17日緊急刊行!

早川書房はトマ・ピケティ&マイケル・サンデル『平等について、いま話したいこと』(原題 Equality: What It Means and Why It Matters)を2025年1月17日に緊急刊行します! 当代一の経済学者と政治哲学者が「平等」をめぐって徹底的に議論した一冊、絶賛予約受付中です(四六判上製、本体価格2,000円)。 内容紹介●知の巨人同士の対談がついに実現 トマ・ピケティがマイケル・サンデルをパリ大学に招待したことで実現した対談。『21世紀の資本』

ポスト『ハーモニー』時代の医療ディストピアSF――韓松『無限病院』書評先行掲載(評者・鯨井久志)

なんだかよくわからないけどとにかくすごい、圧倒される、高熱が出たときの悪夢みたい、病院に対して「イヤだな」と思うことの全部載せ――など、たいへんご好評をいただいております、韓松『無限病院』。 本欄では、現役医師でもある翻訳家・鯨井久志氏による書評を掲載いたします。SFマガジン2025年2月号(12月25日発売号)の「SFブックレビュー」先行掲載となります。 ポスト『ハーモニー』時代の医療ディストピアSF 鯨井久志  医学の進歩はめざましい。いまや各種検査によって病気の早

密かに進む異常事態を見抜けるか? 衝撃のエンタメ小説『異常【アノマリー】』文庫版、12月4日発売

早川書房は、フランスの作家、エルヴェ・ル・テリエ『異常【アノマリー】』(原題 L'Anomalie)の文庫版を2024年12月4日に刊行します。 本作は、フランス文学最高峰のゴンクール賞を受賞すると同時に、ニューヨーク・タイムズ紙の年間ベスト・スリラーにも選出されました。2022年に日本で単行本が刊行された際にも、ミステリ、SF、ホラーの各界のランキング入りするなど話題となりました。 ◉あらすじ殺し屋、売れない作家、軍人の妻、癌を告知された男。 彼らが乗り合わせたのは偶然

ペドロ・アルモドバル監督映画『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』の公開に合わせ、シーグリッド・ヌーネスによる原作小説を1月23日に発売!(桑原洋子訳)

早川書房は、アメリカの作家シーグリッド・ヌーネスによる『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』(原題What Are You Going Through、2020年)を刊行します。 本作は、ペドロ・アルモドバル監督によって映画化され、第81回ベネチア国際映画祭で金獅子賞受賞した話題作です。日本では2025年1月31日(金)から公開が決まりました。 その映画公開の直前、1月23日に、小説『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』を発売します。著者のシーグリッド・ヌーネスは、2018年に『友だち』

ハヤカワ新書12月刊ラインナップ紹介『チョコレートと日本人』市川歩美、『スポーツは人生に必要ですか』森林貴彦・為末大、『家が買えない』牧野知弘【予約受付中】

創刊2年目、ハヤカワ新書の最新刊は、2024年12月18日(水)発売予定です。 ①『チョコレートと日本人』市川歩美【内容紹介】日本人はなぜチョコレートに陶酔するのか? そしてチョコレートを取り巻く「甘くない」現実とは? 世界に類を見ない独自の盛り上がりを見せる日本のチョコレートシーン。1日1億円以上を売り上げる百貨店のバレンタイン催事、チョコレートと結びついたバレンタインデー、生チョコや高級チョコレートブーム、ビーントゥーバーの台頭までをたどり、カカオが抱える世界的な問題に

『三体』の次はコレだ! 中国産スペースオペラ三部作《銀河之心》堂々開幕!

ついに登場! 中国で「『三体』の次はこれだ!」と話題になっていた超弩級スペースオペラ、江波(こう・は/ジャン・ボー)による《銀河之心》開幕篇、『Ⅰ天垂星防衛(上・下)』が本日発売です。 『銀河之心Ⅰ天垂星防衛(上・下)』 江 波=著 中原尚哉、光吉さくら、ワン・チャイ=訳 装画:麻宮騎亜 装幀:岩郷重力+M.U 遠未来、銀河の辺境。事故で三百年後に飛ばされてしまい放浪者となった李約素(リー・ユエスー)は、オンボロ宇宙船とそのAI、プリンを相棒に無頼の生活を送っていた。李約

「心地よい恐怖しかない」「守備範囲の広さ、縦にも横にもすごい」「読んでてとても楽しい」廣田龍平『ネット怪談の民俗学』読者の感想・第二弾

発売前から大反響、即3刷となったハヤカワ新書、廣田龍平『ネット怪談の民俗学』。この記事では、続々と寄せられている読者のみなさんからの感想をご紹介します! 販売即重版に!「おもしろすぎる」と話題の一冊書店では売り切れ続出『ネット怪談の民俗学』大重版おめでとうございます。同書の後半で、ネット怪談が「それもうテキスト関係ないじゃん。談じゃないじゃん!(でも怖いじゃん!)」と変容していき拡散していき現在に至る有り様は、心地よい恐怖しかないです。怖い。 https://t.co/Bz

認知症を、正しく、優しく理解するために——『私を忘れた父を愛す アルツハイマーの脳との七年』訳者あとがき

現役の医師・作家が、アルツハイマー型認知症を患った父の治療と介護の日々をつづった、サンディープ・ジョウハール『私を忘れた父を愛す アルツハイマーの脳との七年』(松井信彦 訳)を本日発売しました。 刊行を記念し、今回の記事では本書の「訳者あとがき」の一部を特別公開いたします。家族としての愛情と苦悩、そして医師としての冷静かつ正確な知見に基づく病理の解説が並行して説く本書。そのなかで、超高齢化社会を迎えつつある現代において、認知症に対してしっかりと向き合い、受け容れるためのヒント

経済学の最新動向を一冊に凝縮!『経済学者のすごい思考法』解説試し読み

11月20日に『経済学者のすごい思考法――子育て、投資から臓器移植、紛争解決まで』(エリック・アングナー、遠藤真美訳、早川書房)が刊行されます。本書の原書を授業で使ったことがあり、「初心者にも経済学の面白さと有用性を伝える格好の良書だ」と高く評価する若田部昌澄さんによる解説の一部を編集し、特別に試し読み公開します! 解説 初心者に経済学の有用性を伝える良書若田部昌澄(早稲田大学政治経済学術院教授) はじめに 2023年秋に、私は本書を教科書として使ったことがある。私が勤

【限定復刊】『アマチャ・ズルチャ 柴刈天神前風土記』書泉・芳林堂書店様限定復刊のお知らせ

■はじめに 2023年より書泉様が行っている復刊企画。「書泉と、10冊」「芳林堂書店と、10冊」。「芳林堂書店と、10冊 第2シーズン」の第3弾として、書泉様のもう1つの屋号である「芳林堂書店」より『アマチャ・ズルチャ 柴刈天神前風土記』深堀骨を復刊します! ■深堀氏について&復刊の経緯  深堀骨さんは1992年、生涯初の創作「蚯蚓、赤ん坊、あるいは砂糖水の沼」で第3回ハヤカワ・ミステリ・コンテストに佳作入選。その後「ミステリマガジン」「SFマガジン」で中短篇を発表され、そ