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ハヤカワ国内フィクション

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ハヤカワ文庫JAや単行本など、国内フィクション作品の試し読み原稿や解説などを公開中。
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「”一緒に生きていきたい”と思った作品はこれが初めて」「こんな本が私はずっと読みたかった」発売前から大反響! 間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』書店員さん感想note④【好評発売中】

「”一緒に生きていきたい”と思った作品はこれが初めて」「こんな本が私はずっと読みたかった」発売前から大反響! 間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』書店員さん感想note④【好評発売中】

既にお読みいただいた多くの方々から「刺さった」と大反響! 発売即重版の小説、間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』。

各書店でブックランキング入り! なんと読書管理アプリ「ブクログ」の本ランキングでも第1位に輝きました✨

本記事では多くの書店員さんから寄せられている熱い感想の数々をご紹介します、パート4!(あまりにもたくさんの方からご感想いただいているのでまだ続きます……!)

◆書店員さんから

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「いつか人生の終焉が見えた時にこそ読み返したい」――間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』作家・小塚原旬コメント

「いつか人生の終焉が見えた時にこそ読み返したい」――間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』作家・小塚原旬コメント

ついに先週刊行された話題の新人デビュー作、間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』。すでに読書界からの大注目を集め、SNSでもさまざまな感想が語られています。そんな本作をまっさきに激賞した、間宮改衣さんと同年度に早川書房の主催する新人賞からデビューした作家・小塚原旬さんの感想コメント全文を再録します。
※本原稿は、2023年12月17日(日)に小塚原旬さんのThreadsアカウントにて投稿されたもので

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「生きづらさの煮こごり」「ぶちのめされました…」発売前から大反響! 間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』書店員さん感想note③【好評発売中】

「生きづらさの煮こごり」「ぶちのめされました…」発売前から大反響! 間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』書店員さん感想note③【好評発売中】

「心の奥深くに刺さった」との声多数! 発売前から大反響の小説、間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』好評発売中です!
すでに多くの読者のみなさまがお読みになった感想をあげてくださっています✨
発売日よりご紹介している書店員さんからの熱いご感想の数々、まだまだあります! 本記事はパート3!

◆書店員さんから熱い感想が続々!1ページ目から物語の世界にスッと入り込み、そこからはもうページを捲る手が止まり

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「3回読んで3回とも泣いてしまった」「それでも人間をあきらめられない人に読んでほしい」――間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』早川書房社員コメント

「3回読んで3回とも泣いてしまった」「それでも人間をあきらめられない人に読んでほしい」――間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』早川書房社員コメント

いよいよ3月6日(水)に刊行される話題の新人デビュー作、間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』。第11回ハヤカワSFコンテスト特別賞を受賞後、SFマガジン2023年12月号に一挙掲載されすでに読書界から絶賛を浴びています。じつは受賞前から「ヤバい新人賞応募作があるらしい」と社内を騒然とさせていた本作。早川書房社員有志から寄せられた熱いメッセージを公開いたします。

◆「ぶっ刺さった」の声多数!SNS

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「脳みそがぐちゃぐちゃに爆発して、心が鳴り止まない」「こんなにも気持ちが揺り動かされるとは」発売前から大反響! 間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』書店員さん感想note②【3月6日発売】

「脳みそがぐちゃぐちゃに爆発して、心が鳴り止まない」「こんなにも気持ちが揺り動かされるとは」発売前から大反響! 間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』書店員さん感想note②【3月6日発売】

「心の奥深くに刺さった」との声多数! 発売前から大反響の小説、間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』を3月6日(水)に発売します。

先日、YouTubeチャンネル「ほんタメ」でも齋藤明里さんにご紹介いただきました! 「めっちゃおもしろかった!」とのこと、ありがとうございます✨

本記事では多くの書店員さんから寄せられている熱い感想の数々パート2をご紹介します! 「脳みそがぐちゃぐちゃに爆発して、心

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「もしかして、これがエモいっていうことですか!?」「なんなんだこの小説は!!!」発売前から大反響! 間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』書店員さん感想note①【3月6日発売】

「もしかして、これがエモいっていうことですか!?」「なんなんだこの小説は!!!」発売前から大反響! 間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』書店員さん感想note①【3月6日発売】

「心の奥深くに刺さった」との声多数! 発売前から大反響の小説、間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』を3月6日(水)に発売します。
本記事では多くの書店員さんから寄せられている熱い感想の数々をご紹介します!(あまりにもたくさん来ているので複数回に分けてご紹介していきます、お楽しみに……!)

◆書店員さんから熱い感想が続々!何者にも似ていないのに、全世代の心を鷲掴みにするような不思議な魅力と得体の知

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探偵公妃と堅物大尉のクリスティー賞受賞シリーズ2カ月連続刊行!

探偵公妃と堅物大尉のクリスティー賞受賞シリーズ2カ月連続刊行!

第10回アガサ・クリスティー賞優秀賞に輝いた、宮園ありあさんの『ヴェルサイユ宮の聖殺人』が先月、待望の文庫化をしました!

フランス革命が数年後に迫る、黄昏時のブルボン王朝。崩壊の兆しはそこかしこにあるものの、国王ルイ16世と王妃マリー=アントワネットを頂点とする、絢爛豪華を極めたヴェルサイユ宮廷。その宮殿の中の一室で、殺人事件が起きたことから、舞台の幕が開きます。

*あらすじ*

1782年5

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現代の徳川幕府が舞台のノワール警察小説『素浪人刑事 東京のふたつの城』。世界設定パートを試し読み!

現代の徳川幕府が舞台のノワール警察小説『素浪人刑事 東京のふたつの城』。世界設定パートを試し読み!

明治維新がなく、400年を超えて徳川幕府が統治する、2020年代の日本。征夷大将軍の下、刑事は腰に帯刀していた。組織からはぐれた刑事・桑名十四郎が、将軍家にまつわる謀略の渦中に巻き込まれていく。いよいよ2月21日(水)に発売となる、話題の歴史改変ノワール警察小説。現在まで続く徳川幕府400年の歴史を、精緻かつ大胆につづった本篇「章の二」を先行特別公開!

章の二:大日本連合将国と南蝦夷小史
~小栗

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SFマガジン4月号「BLとSF2」 特集解説(水上文)

SFマガジン4月号「BLとSF2」 特集解説(水上文)

 2月24日発売のSFマガジン4月号、特集は「BLとSF2」。刊行に先がけ、特集監修の水上文さんによる解説を先行公開します。

★特集記事の全体像はこちら👇

■はじめに

  本特集「BLとSF2」の監修は、瀬戸夏子、水上文の両名が担当している。
 私たちは、ともにかねてよりBLジャンルに親しんできたファンであると同時に、ジェンダーをめぐる問題に関心を寄せてきたフェミニストでもある。
 そこで

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ジャンルの歴史と現在地、交点から未来へ。SFマガジン「BLとSF2」特集紹介

ジャンルの歴史と現在地、交点から未来へ。SFマガジン「BLとSF2」特集紹介

2/24発売のSFマガジン2024年4月号「特集:BLとSF2」の内容を公開します。本誌2022年4月号の特集「BLとSF」から2年、好評を受けて第2弾をお届けします。瀬戸夏子氏・水上文氏による監修のもと、第一線の作家陣による書下ろし短篇や、ジャンル史を掘り下げる作家インタビュー、論考やエッセイによって、BLとSFの両ジャンルを架橋しながらその未来を想像し、世界と人間のかかわりについて新たな可能性

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「こんな小説読んだことない」発売前から大反響! 間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』【3月6日発売】

「こんな小説読んだことない」発売前から大反響! 間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』【3月6日発売】

3月16日のTBS「王様のブランチ」でBOOKランキング1位(ジュンク堂書店池袋本店)で紹介されました!
全国書店で続々ランクイン。話題沸騰の1冊です!

 発売前から大反響の小説、間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』。 
本記事では待望の書影&書店員さんから届いた熱いご感想の一部を特別公開!

「ちょっと信じられないような小説に出逢ってしまった」

SFマガジン編集長の溝口力丸が一読して衝撃を

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ちょっと信じられないような小説。『ここはすべての夜明けまえ』刊行予告【3/6発売】

ちょっと信じられないような小説。『ここはすべての夜明けまえ』刊行予告【3/6発売】

間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』が単行本で3月6日に刊行されます。第11回ハヤカワSFコンテスト特別賞受賞作。

本作は刊行に先がけて、昨年末発売のSFマガジン2月号に全文掲載。先読みした読者の皆様や、業界の方々からも多大な反響をいただいています。

【作品あらすじ】
2123年10月1日、九州の山奥の小さな家に1人住む、おしゃべりが大好きな「わたし」は、これまでの人生と家族について振り返るた

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2024年1月26日(金)開催!『歌われなかった海賊へ』から考えるナチ・ドイツ  逢坂冬馬×田野大輔オンライントークイベント開催のお知らせ

2024年1月26日(金)開催!『歌われなかった海賊へ』から考えるナチ・ドイツ  逢坂冬馬×田野大輔オンライントークイベント開催のお知らせ

デビュー作にして2022年本屋大賞を受賞した『同志少女よ、敵を撃て』著者の逢坂冬馬さんが、昨年待望の第二長篇『歌われなかった海賊へ』を刊行しました。監修を務めたのは甲南大学文学部教授で、『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか』(小野寺拓也氏との共著)などでも話題沸騰の田野大輔さん。好評発売中の『歌われなかった海賊へ』の刊行を記念して、おふたりのオンライントークイベントを開催します。

歴史社会学、

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【アガサ・クリスティー賞大賞受賞作】葉山博子『時の睡蓮を摘みに』冒頭試し読み公開!

【アガサ・クリスティー賞大賞受賞作】葉山博子『時の睡蓮を摘みに』冒頭試し読み公開!

第13回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作、葉山博子『時の睡蓮を摘みに』が刊行されました。「クリスティー顔負けの人間観察と、ル・カレやグリーンのような文学的香気に満ちている(法月綸太郎氏)」「とてつもなく分厚い知識の土台に支えられ、候補作のなかで神殿のように屹立していた(鴻巣友季子氏)」と最終選考委員からの絶賛を受けて大賞を受賞した本作。その冒頭2章を無料で公開いたします。

■内容紹介
あたしは、

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