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海外文芸

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翻訳文芸書に関わるニュースや試し読み、特別公開原稿などをお届けします。
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記事一覧

「女性たちの愛と友情の冒険小説」「一気に読んだ」「プロローグで早くも涙腺が緩む」「現実を打破するための、勇気をくれる」「女たちのお互いを思いやる気持ちに胸があたたかくなる」『あなたの教室』(レティシア・コロンバニ)感想まとめ1

「女性たちの愛と友情の冒険小説」「一気に読んだ」「プロローグで早くも涙腺が緩む」「現実を打破するための、勇気をくれる」「女たちのお互いを思いやる気持ちに胸があたたかくなる」『あなたの教室』(レティシア・コロンバニ)感想まとめ1

学校から追い出されたインドの少女と、教師を続けられなくなったフランス人。国も世代も異なる2人が出会ったとき、奇跡のプロジェクトがはじまる――。『三つ編み』の著者が未来への願いを込めてつむいだ、連帯の物語。

『あなたの教室』(レティシア・コロンバニ、齋藤可津子訳)を9月14日より、全国書店およびネット書店で発売しています。読者モニターとして、刊行前のゲラを読んだ方々、書店員さんから、たくさんの感想

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9月14日発売『翼っていうのは噓だけど』(フランチェスカ・セラ/伊禮規与美訳)訳者あとがき公開!

9月14日発売『翼っていうのは噓だけど』(フランチェスカ・セラ/伊禮規与美訳)訳者あとがき公開!

早川書房から、9月14日に『翼っていうのは噓だけど』(フランチェスカ・セラ/伊禮規与美訳)が発売されます。フランスで最も権威ある新聞《ル・モンド》が主催する文学賞ル・モンド文学賞をデビュー作にして受賞した話題作です。作中SNSの会話が多用され、フランスの高校生のリアルなSNS事情が垣間見える本作。翻訳を担当された伊禮規与美さん(禮の字は、正しくは「ネ」に「豊」です)の「訳者あとがき」を特別に公開い

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【ネタバレ全開読書会】小説『異常【アノマリー】』を思い切り語る会、クローズド開催!【SNSでも大反響の話題書】

【ネタバレ全開読書会】小説『異常【アノマリー】』を思い切り語る会、クローズド開催!【SNSでも大反響の話題書】

誰かと語りたいけど、ネタバレしたくないから誰にも語れない。
そんな「ネタバレ注意」な本、『異常【アノマリー】』(エルヴェ・ル・テリエ、加藤かおり訳)。
「読んだ人の感想だけではなく、あらすじさえも読まずにこの本を読んでほしい!」と話題沸騰中です。
しかしその分、SNSでも感想を語ることが出来ずにもどかしい思いを抱えている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回、早川書房では『異常【アノマリー】

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世代と国を超えた女性たちの連帯の物語『あなたの教室』試し読み。フランスで150万部の『三つ編み』著者レティシア・コロンバニの最新作

世代と国を超えた女性たちの連帯の物語『あなたの教室』試し読み。フランスで150万部の『三つ編み』著者レティシア・コロンバニの最新作

学校から追い出されたインドの少女と、教師を続けられなくなったフランス人。国も世代も異なる2人が出会ったとき、奇跡のプロジェクトがはじまる――。

小説『三つ編み』で、3か国に住む女性たちの人生の交差を描いたレティシア・コロンバニ。その新作『あなたの教室』を9月14日に発売します。
ここでは、プロローグを公開します。

プロローグ
インド、タミル・ナードゥ州、
カーンチープラム地方、
マハーバリプラ

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学校に通えないインドの少女と、教師を辞めたフランス人。この出会いが、希望の教室をつくりだす。小説『あなたの教室』(レティシア・コロンバニ)9月14日発売

学校に通えないインドの少女と、教師を辞めたフランス人。この出会いが、希望の教室をつくりだす。小説『あなたの教室』(レティシア・コロンバニ)9月14日発売

「女の子だから」という理由で、学校に通えない少女がいる。この子の学びを、未来を、守りたい――。
そんな願いが込められた小説『あなたの教室』を9月14日に早川書房より刊行します(紙・電子同時発売)。
著者は、『三つ編み』を書いたレティシア・コロンバニ。同作は、日本でも2019年に刊行し、現在10刷と話題になりました。
『三つ編み』と同じく本作も、逆境にあきらめず、困難と闘う女性たちの熱い物語です。

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8月17日(水)発売!『終わらない週末』(ルマーン・アラム/高山真由美訳)冒頭試し読み公開!

8月17日(水)発売!『終わらない週末』(ルマーン・アラム/高山真由美訳)冒頭試し読み公開!

早川書房から8月17日に『終わらない週末』が刊行になりました。アメリカで2020年10月に刊行後、オバマ元大統領の夏の読書リストに選ばれ、全米図書賞最終候補にも残った話題作です。
『終わらない週末』から、冒頭3章を特別に公開いたします。

試し読み

 1

 そう、日はさんさんと照っていた。一家はそれを幸先がよいと思った──人はなんでもなにかの前兆に変えてしまうものだ。見える範囲には雲一つなかっ

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【受付を終了しました】【2022年10月刊行予定!】【ゲラ読み書店員さん募集】ミステリランキング多数ランクインの『ありふれた祈り』著者、最新作。古き良きアメリカを舞台にした少年少女の冒険物語『このやさしき大地(仮)』(ウィリアム・ケント・クルーガー/宇佐川晶子訳)

【受付を終了しました】【2022年10月刊行予定!】【ゲラ読み書店員さん募集】ミステリランキング多数ランクインの『ありふれた祈り』著者、最新作。古き良きアメリカを舞台にした少年少女の冒険物語『このやさしき大地(仮)』(ウィリアム・ケント・クルーガー/宇佐川晶子訳)

ゲラ読みのお申し込みは終了しました。たくさんのご応募をありがとうございました。
                                                  ***

エドガー賞やバリー賞などを受賞し、多くの人を感動に包みこんだミステリの名作『ありふれた祈り』の著者ウィリアム・ケント・クルーガーによる新作長篇『このやさしき大地(仮)』を2022年10月4日に早川書房から刊行い

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【受付を終了しました】【2022年10月刊行予定!】小説『ありふれた祈り』著者の新作『このやさしき大地(仮)』読者モニター募集。古き良きアメリカを舞台にした少年少女の冒険物語がいち早く読める!

【受付を終了しました】【2022年10月刊行予定!】小説『ありふれた祈り』著者の新作『このやさしき大地(仮)』読者モニター募集。古き良きアメリカを舞台にした少年少女の冒険物語がいち早く読める!

ゲラ読みのお申し込みは終了しました。たくさんのご応募をありがとうございました。
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エドガー賞やバリー賞などを受賞し、多くの人を感動に包みこんだミステリの名作『ありふれた祈り』の著者ウィリアム・ケント・クルーガーによる新作長篇『このやさしき大地(仮)』を2022年10月4日に早川書房から刊行いたします。発売に先立って、ゲラを読んで、ご感想をいただけるかたを募集しま

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中国系移民の一家の喪失と再生を描いたブッカー賞候補作『その丘が黄金ならば』(C・パム・ジャン/藤井光 訳)

中国系移民の一家の喪失と再生を描いたブッカー賞候補作『その丘が黄金ならば』(C・パム・ジャン/藤井光 訳)

早川書房では、2020年のブッカー賞候補作、C・パム・ジャンのデビュー長篇『その丘が黄金ならば』(How Much of These Hills is Gold)を刊行します。本作は「コーマック・マッカーシーやトニ・モリスンを彷彿とさせる」と評され、オバマ元大統領のおすすめ本にも選ばれた、中国系アメリカ人作家のデビュー長篇です。アンソニー・ドーア『すべての見えない光』などの訳者である藤井光さんが、

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『千個の青』チョン・ソンランさんと、日本SF作家クラブ会長の池澤春菜さん、翻訳者カン・バンファさんによるオンライントークショー開催! 申込無料&事前質問受付アリ&日韓同時通訳決定!

『千個の青』チョン・ソンランさんと、日本SF作家クラブ会長の池澤春菜さん、翻訳者カン・バンファさんによるオンライントークショー開催! 申込無料&事前質問受付アリ&日韓同時通訳決定!

LTI Korea(韓国文学翻訳院)主催の、『千個の青』著者チョン・ソンランさんを迎えたオンライン・トークショーが開催されます。

トークのお相手は、声優・作家・エッセイストにして日本SF作家クラブ会長の池澤春菜さんと、『千個の青』の韓国文学翻訳者カン・バンファさん!

●K-Literature Talks - Cheon Seonran "A Thousand Blue"
(韓国文学翻訳院トー

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世界200万部の小説『三つ編み』著者最新作! インドで学びの機会を奪われた少女と、異国の教師の物語(レティシア・コロンバニ、9月発売)

世界200万部の小説『三つ編み』著者最新作! インドで学びの機会を奪われた少女と、異国の教師の物語(レティシア・コロンバニ、9月発売)

インド・イタリア・カナダの3人の女性が困難と差別に立ち向かう小説『三つ編み』。その著者、レティシア・コロンバニの最新作『あなたの教室』を2022年9月に早川書房より刊行します。

◉『三つ編み』とは小説『三つ編み』は、日本では2019年に刊行。理不尽な人生と闘う3人の女性の姿と、ぐいぐい読ませる物語の巧みさ、そして、最後に訪れるカタルシスと勇気の出るメッセージが高く評価されました。

・あらすじ

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イタリア人作家が日本を舞台に東日本大震災後の喪失と希望を描く『天国への電話』(ラウラ・今井・メッシーナ/粒良麻央訳)、6月8日刊行のお知らせ!

イタリア人作家が日本を舞台に東日本大震災後の喪失と希望を描く『天国への電話』(ラウラ・今井・メッシーナ/粒良麻央訳)、6月8日刊行のお知らせ!

早川書房では、6月8日に『天国への電話』を刊行します。イタリア人作家、ラウラ・今井・メッシーナ氏が東京と岩手を舞台に、東日本大震災後を生きる人びとの喪失と希望を描いた物語です。主人公は日本人、日本が舞台でありながら、人口が日本の約半分のイタリアで、8万部超のヒットを記録。映画化も決定し、世界約30カ国での発売も決定しています。そんな話題作の待望の邦訳を担当した、粒良麻央さんによる「訳者あとがき」を

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5月24日発売『夜の少年』(ローラン・プティマンジャン/松本百合子訳)の「訳者あとがき」特別公開!

5月24日発売『夜の少年』(ローラン・プティマンジャン/松本百合子訳)の「訳者あとがき」特別公開!

 早川書房では、5月24日(火)に、フランスの高校生が選ぶフェミナ賞を受賞した『夜の少年』(ローラン・プティマンジャン/松本百合子訳)を刊行いたします。
 この作品は、作者のローラン・プティマンジャンが仕事をしながら書き上げ、50代で発表した1作目の小説です。当初は地味なデビュー作として注目を集めていなかったものの、比較的短めの小説でありながらも読後に押し寄せる感動に、フランスの書店員や司書の口コ

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30社以上に出版を断られた作品がブッカー賞受賞!?  100万部突破の話題作『シャギー・ベイン』の訳者あとがき。

30社以上に出版を断られた作品がブッカー賞受賞!?  100万部突破の話題作『シャギー・ベイン』の訳者あとがき。

 早川書房では、イギリスで最も権威のある文学賞の一つであるブッカー賞をデビュー作にして受賞した『シャギー・ベイン』を4月20日に刊行します。本書はブッカー賞受賞に加え、全米図書賞の最終候補作になり、2021年の全英図書賞の年間最優秀作品賞も受賞。原書は英語圏のみで既に100万部を売り上げ、英米の文学界で高い評価を得ている注目作です。

実は本作は、30社以上の出版社に断られた末に、ようやく一社との

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