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【世界中でヒットした感動作】17年間、何も選べなかった少女。家族も故郷も何もかもを捨てて、選んだのは――。『川が流れるように』4月23日発売
早川書房は、アメリカの作家、シェリー・リード『川が流れるように』(原題 Go As A River)を2024年4月23日に刊行します。
アメリカで発売前から話題になり、30カ国で刊行が決定しています。日本でも評判の『ザリガニの鳴くところ』(ディーリア・オーエンズ、 友廣純訳)や『化学の授業をはじめます。』(ボニー・ガルマス、鈴木美朋訳)と並べて語られることの多い、魅力的な女性主人公の作品です。
㊗第96回アカデミー賞🄬各部門受賞! 『オッペンハイマー』『哀れなるものたち』『関心領域』原作本、早川書房より刊行!
㊗第96回アカデミー賞🄬各部門受賞!
早川書房は、この度発表された第96回アカデミー賞受賞4作品の原作を刊行しています。(※『関心領域』は5月刊行予定)
映画を観る前の予習として、観た後にさらに知識を深めるために、今回の受賞作品の原作もぜひお楽しみください🎬
オッペンハイマー作品賞・監督賞ほか最多7部門受賞! 世界の運命を握ったオッペンハイマーの栄光と没落、その生涯をキリアン・マーフィが見事
人は誰でも、世界(宇宙)の長い時間のなかで束の間の生を得て世界(宇宙)を"通り過ぎゆく者"である──訳者の黒原敏行さんによる徹底解説。コーマック・マッカーシー遺作『通り過ぎゆく者』『ステラ・マリス』
訳者あとがき
●マッカーシー文学の集大成。どちらから読み始める?
コーマック・マッカーシーは2023年6月13日に逝去した。1933年7月20日生まれで、享年89。大ベテランだったが、最晩年まで創作意欲は旺盛で、亡くなる前年2022年の10月と12月に、新作長篇を二作たてつづけに発表した。それが本書『通り過ぎゆく者』The Passenger と、『ステラ・マリス』Stella Maris
【3/18発売】マッカーシー文学の集大成──『ザ・ロード』の巨匠最後の二部作『通り過ぎゆく者』『ステラ・マリス』(黒原敏行訳)
●喪失と絶望を描き切ったアメリカ文学の巨匠が放つ『通り過ぎゆく者』
あらすじ:
1980年。ルイジアナ州の沖に小型飛行機が沈んだ。サルベージダイバーのボビー・ウェスタンは、海中の機内で9名の死者を確認する。だがブラックボックスがなくなっており、彼は10人目の乗客がいたのではないかと推測する。
この奇妙な一件の後、彼の周囲を怪しい男たちがうろつきはじめる。徐々に居場所を失った彼は、追われるように各
【試し読み】窮地に立たされた作家の苦悩をユーモアを交えながら描く長篇小説『レッド・アロー』(ウィリアム・ブルワー/上野元美訳)
『レッド・アロー』ウィリアム・ブルワー/上野元美訳
最初に言っておきたい。いま、ぼくは幸せな気分でいる。ずっとこうだったわけではない。実をいうと、こんなことはほとんどなかった──満ち足りて楽しいと感じているときでも幸せでなかったのは、そうした気持ちはすぐにもやもやなるもので追い払われてしまうと知っていたからだ。幻想なのだと。いまのぼくが幸せなのは、あの旅がうまくいったおかげ、治療が効いたおかげだ
『コロナの時代の僕ら』著者が語る、現代人が抱える不安の正体とは? 『タスマニア』(パオロ・ジョルダーノ)訳者の飯田亮介あとがき
イタリアの作家、パオロ・ジョルダーノの新作小説『タスマニア』が2024年1月10日より発売中です
『コロナの時代の僕ら』で知られる著者が2021年9月から書きはじめたという本作。訳者の飯田亮介氏は、本作がそれまでの作品とは大きく異なるといいます。パンデミックは何をもたらし、著者はどんな道を選んだのでしょうか。ジョルダーノの作品を日本語に訳し続けてきた飯田氏が本作の魅力を語ります。
訳者あとがき飯
『コロナの時代の僕ら』著者の新作小説。世界的危機と夫婦の危機のはざまで、困難を生きる姿を赤裸々に描く『タスマニア』(パオロ・ジョルダーノ、飯田亮介訳)
早川書房は、イタリアの作家、パオロ・ジョルダーノ『タスマニア』(原題 Tasmania)を2024年1月10日に刊行します。
本作は、『コロナの時代の僕ら』の著者による小説です。世界的危機と夫婦の危機のはざまで、不安に突き動かされ、世界各地をさまようローマ在住の作家。困難を生きる姿を赤裸々に描き、国際的に高く評価される傑作です。
◆あらすじ2015年11月パリ。同時多発テロ直後の街を、ローマ在住
2023年最後の注目作! ブッカー国際賞最終候補作『ハリケーンの季節』(フェルナンダ・メルチョール、宇野和美訳)
『ブラッド・メリディアン』(コーマック・マッカーシー)、『2666』(ロベルト・ボラーニョ)を引き合いに出して評価され、スペイン語圏そして世界の文学界で絶賛された小説『ハリケーンの季節』。
著者のフェルナンダ・メルチョールは、本作の前にはジャーナリストとして、地元の暴力・麻薬に関する犯罪事件を追ったノンフィクション作品を刊行しました。本作の着想も、実際の事件から得たと言います。
そのようにして
12/7発売 ”マクドナーとアイルランド演劇” 特集の全貌!(『悲劇喜劇』24年1月号)
演劇界・映画界をリードするマーティン・マクドナー。
アイルランド人の両親を持ち、イギリス育ちである彼の演劇作品は、
どの程度「アイルランド演劇」なのか──。
『悲劇喜劇』24年1月号では、マクドナーと、ベケット以降の現代アイルランド演劇双方の魅力を、作家・作品・文化慣習の面から紐解きます。
▽掲載戯曲はこちら
・『海をゆく者/The Seafarer』
コナー・マクファーソン作、小田島恒志訳
短い旅に出た元夫婦。思い起こされるのは過去の怒りや涙、そして確かに存在していた絆──ピュリッツァー賞作家エリザベス・ストラウト新刊『ああ、ウィリアム!』
〇あらすじ
ルーシー・バートンと元夫のウィリアムは、
離婚してからも穏やかな付き合いを続けていた。
ある日、亡き母の秘密を知って動揺するウィリアムに助けを求められ、
ふたりは短い旅に出る。
家族という、時に厄介で時にいとおしい存在は何なのか。
結婚とは、人を知るとは何なのか。
静かな感慨に満ちたブッカー賞最終候補作。
〇著者についてエリザベス・ストラウト
1956年にメイン州ポートランドで