マガジンのカバー画像

海外文芸

271
翻訳文芸書に関わるニュースや試し読み、特別公開原稿などをお届けします。
運営しているクリエイター

記事一覧

小島秀夫さん、玉城ティナさん推薦!『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』(ガブリエル・ゼヴィン/池田真紀子訳)、書影公開のお知らせ【10月5日(木)発売】

小島秀夫さん、玉城ティナさん推薦!『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』(ガブリエル・ゼヴィン/池田真紀子訳)、書影公開のお知らせ【10月5日(木)発売】

早川書房から10月5日(木)に発売予定の、ゲーム制作に青春をかけた二人の男女の友情を描いた極上の翻訳エンタメ小説『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』(ガブリエル・ゼヴィン/池田真紀子訳)。とうとう来週発売になった本作の、気になるカバーデザインを公開いたします。

装幀は田中久子さんに手掛けていただきました。装画に使用した葛飾北斎の冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏は、小説中、主人公の二人

もっとみる
ヴェネチア国際映画祭の最高賞、金獅子賞を受賞した映画『哀れなるものたち』の原作小説を9/26発売! 映画公開に先がけて話題作をチェック!

ヴェネチア国際映画祭の最高賞、金獅子賞を受賞した映画『哀れなるものたち』の原作小説を9/26発売! 映画公開に先がけて話題作をチェック!

早川書房は、スコットランドの作家、アラスター・グレイ『哀れなるものたち』(原題 Poor Things)を2023年9月26日に刊行します。

本作をもとに作られた映画『哀れなるものたち』(監督:ヨルゴス・ランティモス/主演:エマ・ストーン)が、第80回ヴェネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞し話題となっています。

原作小説は、スコットランドを代表する作家アラスター・グレイによるもの。199

もっとみる
ナオミ・イシグロ『逃げ道』刊行。カズオ・イシグロを父にもつ新鋭作家によるデビュー短篇集の魅力を訳者が語る!

ナオミ・イシグロ『逃げ道』刊行。カズオ・イシグロを父にもつ新鋭作家によるデビュー短篇集の魅力を訳者が語る!

ナオミ・イシグロのデビュー短篇集『逃げ道』(竹内要江訳)を9月20日、早川書房より刊行します。

ノーベル文学賞を受賞した小説家のカズオ・イシグロを父にもち、幼い頃から物語に囲まれて育ったというナオミ・イシグロ。そのデビュー作の魅力を訳者の竹内要江さんが語ります。

訳者あとがき竹内要江

イギリスの新鋭作家、ナオミ・イシグロのデビュー短篇集である『逃げ道』(Escape Routes, 2020

もっとみる
10月🍁刊行予定『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』🌊(ガブリエル・ゼヴィン/池田真紀子訳)登場キャラクター👫とゲーム🍄を一挙ご紹介!

10月🍁刊行予定『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』🌊(ガブリエル・ゼヴィン/池田真紀子訳)登場キャラクター👫とゲーム🍄を一挙ご紹介!

早川書房から、ゲーム制作に青春をかけた二人の友情の物語『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』(ガブリエル・ゼヴィン/池田真紀子訳)を10月に刊行します。
著者は、『書店主フィクリーのものがたり』では小さな島の書店を舞台にし、本屋大賞翻訳小説部門を受賞したガブリエル・ゼヴィン。『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』では一転、ゲームクリエイターの世界を描きます。早川書房

もっとみる
【9/20発売】白人だらけの出版社で同僚となった二人の黒人女性。その運命を分けた巨大な陰謀とは──『となりのブラックガール』

【9/20発売】白人だらけの出版社で同僚となった二人の黒人女性。その運命を分けた巨大な陰謀とは──『となりのブラックガール』

「ゲット・アウト」×「プラダを着た悪魔」と評され、Huluでドラマ化もされた長篇『となりのブラックガール』(ザキヤ・ダリラ・ハリス/岩瀬徳子訳)が早川書房より刊行です。

舞台は、ニューヨークの名門出版社。26歳の黒人女性で若手編集アシスタントのネラは、いつか名作を送り出したいと夢見ているが、昇進は遠く、恵まれた白人ばかりの同僚の無神経さに苛立つ日々だった。となりの席に、職場で二人目の黒人女性、新

もっとみる
10月刊『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』(ガブリエル・ゼヴィン/池田真紀子訳)早川書房社員からのコメントをご紹介✨

10月刊『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』(ガブリエル・ゼヴィン/池田真紀子訳)早川書房社員からのコメントをご紹介✨

早川書房から、ゲーム制作に青春をかけた二人の友情の物語『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』(ガブリエル・ゼヴィン/池田真紀子訳)を10月4日に刊行します。
著者は、『書店主フィクリーのものがたり』では小さな島の書店を舞台にし、本屋大賞翻訳小説部門を受賞したガブリエル・ゼヴィン。『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』では一転、ゲームクリエイターの世界を描きます。早川

もっとみる
【9/20刊行】キム・チョヨプ『わたしたちが光の速さで進めないなら』に続く第2短篇集『この世界からは出ていくけれど』書影公開! カシワイ氏が描く彼女たちの旅立ち直前の一瞬!

【9/20刊行】キム・チョヨプ『わたしたちが光の速さで進めないなら』に続く第2短篇集『この世界からは出ていくけれど』書影公開! カシワイ氏が描く彼女たちの旅立ち直前の一瞬!

韓国新世代SF作家の旗手が
未来へ踏み出す者たちに贈る、
優しさと希望に満ちた7篇!

大好評『わたしたちが光の速さで進めないなら』に続く、キム・チョヨプの第二SF短篇集『この世界からは出ていくけれど』日本語版が、いよいよ2023年9月20日に刊行!

カバーイラストは、『わたしたちが光の速さで進めないなら』、『地球の果ての温室で』に引き続き、カシワイさんが描く、表紙から裏表紙まで繋がる美麗な全面

もっとみる
ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー第1位! 全米100万部突破の『リンカーン・ハイウェイ』(エイモア・トールズ/宇佐川晶子訳)「訳者あとがき」公開のお知らせ

ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー第1位! 全米100万部突破の『リンカーン・ハイウェイ』(エイモア・トールズ/宇佐川晶子訳)「訳者あとがき」公開のお知らせ

早川書房から9月5日に発売予定の、エイモア・トールズの最新作『リンカーン・ハイウェイ』(宇佐川晶子訳)。1950年代のアメリカを舞台に、少年4人の、10日間の冒険と出会い、成長を描くロードノヴェルの新たなる金字塔です。アメリカでは発売直後から、オバマ元大統領やビル・ゲイツが絶賛し、累計100万部を突破。数多くの紙誌の年間ベストブックに選出されています。本noteでは、『モスクワの伯爵』『賢者たちの

もっとみる
スジも愛読! 英語圏で社会現象を起こし、150万部突破の『ノーマル・ピープル』(サリー・ルーニー/山崎まどか訳)、じわじわと売れてます!

スジも愛読! 英語圏で社会現象を起こし、150万部突破の『ノーマル・ピープル』(サリー・ルーニー/山崎まどか訳)、じわじわと売れてます!

今年1月に早川書房から刊行の『ノーマル・ピープル』。英語圏で150万部を突破し、社会現象を起こした小説です。著者のサリー・ルーニーが脚本に全面協力したドラマ化も話題となり、今をときめくポール・メスカルとデイジー・エドガー=ジョーンズの出世作となりました。ドラマは、日本ではAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX」でも現在絶賛配信中です。

★ペ・スジも愛読しています!※

もっとみる
ゲーム制作に青春をかけた二人の友情の物語『トゥモロー・アンド・トゥモロー(仮題)』(ガブリエル・ゼヴィン/池田真紀子訳)10月4日発売のお知らせ

ゲーム制作に青春をかけた二人の友情の物語『トゥモロー・アンド・トゥモロー(仮題)』(ガブリエル・ゼヴィン/池田真紀子訳)10月4日発売のお知らせ

早川書房から、ゲーム制作に青春をかけた二人の友情の物語『トゥモロー・アンド・トゥモロー(仮題)』(ガブリエル・ゼヴィン/池田真紀子訳)を10月4日に刊行します。
著者は、『書店主フィクリーのものがたり』では小さな島の書店を舞台にし、本屋大賞翻訳小説部門を受賞したガブリエル・ゼヴィン。『トゥモロー・アンド・トゥモロー(仮題)』では一転、ゲームクリエイターの世界を描きます。早川書房が贈る、2023年最

もっとみる
「学校図書館向け おすすめ選書カタログ2023」が出来ました!

「学校図書館向け おすすめ選書カタログ2023」が出来ました!

全国の学校司書の皆様にお知らせです。
早川書房ではこのたび、全国の児童・生徒に是非読んでいただきたい国内外の作品134点を掲載したカタログを作成しました!

早川書房の代名詞ともいえるミステリー、SFはもちろん、ノーベル文学賞受賞作家をはじめとする長く読み継がれるべき文学作品、ピーター・ラビットシリーズなどの絵本、楽しみながらリテラシーを身につけられるポピュラー・サイエンスを含むノンフィクションな

もっとみる
『侍女の物語』のその先を描いた傑作『誓願』、ついに文庫化! マーガレット・アトウッド、鴻巣友季子訳、9月5日発売

『侍女の物語』のその先を描いた傑作『誓願』、ついに文庫化! マーガレット・アトウッド、鴻巣友季子訳、9月5日発売

現代ディストピア小説の代表作『侍女の物語』の”その先”を描いた傑作『誓願』がついに文庫になります。

本書『誓願』は、カナダの作家、マーガレット・アトウッドによって2019年に発表され、英語圏最高の文学賞ブッカー賞を受賞しました。そして、2020年、鴻巣友季子さんの翻訳で早川書房より単行本として刊行されました。

本書は、30年以上にわたって読みつがれる名作『侍女の物語』の「続篇」ですが、ひとつの

もっとみる
『モスクワの伯爵』『賢者たちの街』著者エイモア・トールズの最新作『リンカーン・ハイウェイ』(宇佐川晶子訳)(9月5日火曜日発売)の書影公開のお知らせ

『モスクワの伯爵』『賢者たちの街』著者エイモア・トールズの最新作『リンカーン・ハイウェイ』(宇佐川晶子訳)(9月5日火曜日発売)の書影公開のお知らせ

9月5日、『モスクワの伯爵』や『賢者たちの街』で知られるアメリカの人気作家、エイモア・トールズの最新作『リンカーン・ハイウェイ』を早川書房から刊行いたします。刊行に先立ち、書影を公開いたします。

オバマ元大統領の年間ベストブックに選ばれ、ビル・ゲイツも絶賛。アメリカではミリオン超えをしている話題作です。是非ご期待ください。

『モスクワの伯爵』『賢者たちの街』のエイモア・トールズ最新作。全米100万部超え、ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー第1位の『リンカーン・ハイウェイ』(宇佐川晶子訳)発売のお知らせ

『モスクワの伯爵』『賢者たちの街』のエイモア・トールズ最新作。全米100万部超え、ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー第1位の『リンカーン・ハイウェイ』(宇佐川晶子訳)発売のお知らせ

早川書房から、9月5日(火)、『モスクワの伯爵』や『賢者たちの街』の著者、エイモア・トールズの最新作『リンカーン・ハイウェイ』(宇佐川晶子訳)を刊行いたします。1950年代のアメリカを舞台に、10代の少年たちの出会いと10日間の冒険を描く、アメリカで100万部超、ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー第1位の話題作です。

本書『リンカーン・ハイウェイ』は、バラク・オバマ元大統領の2021年の年間ベ

もっとみる