
【9月4日発売】はやく皆様に届けたい!『フォース・ウィング―第四騎竜団の戦姫―(上・下)』早川書房社員の声
早川書房は2024年9月4日に、全世界で話題沸騰の注目作『フォース・ウィング―第四騎竜団の戦姫―』(レベッカ・ヤロス 著、原島文世 訳、上下巻、予価 各1,800円)を刊行いたします。

読む者を次々と虜にする圧倒的エンタメ作品である本書。
ひとあし先に読んだ早川書房社員から、熱い感想が次々とあがっています。
感情が爆発しすぎてひとつの記事にまとめられなかったので、二回に分けてご紹介します!
あなたもきっと好きだから安心して読んでください。
入社9年目にして最も売りたい本に出会ってしまった。
ちょっと今は、この本のことしか考えられません。

こんなにも面白く、読みやすく、ドキドキが止まらない小説に超久しぶりに出会いました。
読み終わった瞬間、編集担当者に「めちゃくちゃ面白くないですか!? こんなに面白くていいんですか!? 売りましょう!!」と伝えに行きました。
小さい頃、「ハリー・ポッター」や「ダレン・シャン」シリーズを読んでいた時の自分を思い出しながら、大人になった今でもそんな心躍る読書体験ができたことを嬉しく思いました。きっとあなたも大好きだと思います。800ページありますが、本当にあっという間です。後半は「もっとページ数が欲しい」となるはず。読み終わったら私と一緒に語り合いましょう。話したいことがいっぱいあります。
(世界イチどころか、ユニバースイチのイケメンが登場します。大好きです。あなたの推しキャラも教えてください)
新しい扉、開きました。
騙されたと思って読んでみてほしい!
ファンタジーを超越した熱狂・没入型エンタメ。

私は普段全くファンタジーを読まないので、本作を読む前は自分の趣味に合わないのではないかと思っていました。ですが読み始めるとあれよあれよと物語に引きずり込まれ、ページを繰る手が止まらない。
主人公ヴァイオレットは決して「受け身」に甘んじない女の子です。ハンディキャップを抱えながらも持ち前の負けん気でどんどん成長していき、主体性を持って恋をしていく。
あとは竜との絆! 竜から選んでもらえるのか、選ばれたとしても信頼を裏切らず行動できるのか。ポケモンのゲームに夢中だった幼少期のワクワクが蘇ってきました。
本作によって新しい扉を開けてもらったような、嬉しい驚きをいまだに感じています。
ぶっ刺さった。
優しいお兄ちゃん系ヒーローと強い俺様系ヒーローに挟まれる甘さ、ダークファンタジーならではの苦味、こんな完璧な塩梅の読み味ある??

個人的にアニメやラノベが好きで、翻訳作品は仕事として読むことが多いです。なので、800ページある外文ロマンタジーと聞いた時は不安でした。しかもロマンタジーって何だ?! いざページをめくり始めると、溶けました。時間も、ページも。学園モノ、ファンタジー世界、竜、固有能力、そしてロマンス。大好きなエンタメがそこにありました。作品の魅力を語るとき、つい早口になってしまうようなぶっ刺さり間違いなしの極上エンタメです!
世界での人気も納得。
死にたくないなら竜に乗れ!という荒々しい世界の中で繰り広げられる、竜騎士学校でのラブストーリーと王道な物語に心動かされました。

半年前に旅行で訪れたヨーロッパの書店で、『フォース・ウィング』が店頭で大きく展開されていて、なんだろう? ととても気になっていました。入社後、みんなが手に取っていた美しい装丁のあの本がついに読める! 期待に胸を膨らませて読むと、そこには苛烈な世界とロマンスがあり、世界中で人気な理由がよくわかりました。
あっという間の時間。
憎いはずなのに、脅威な存在のはずなのに……ゼイデンを見ちゃう、目を逸らすことができない。

入社後、はじめて読んだゲラが『フォース・ウィング』でした。「できるだけ早く読んで! 感想が聞きたい」と言われ、渡された分厚いゲラの束を見て一瞬たじろぎました。でも、読み始めたら本当にあっという間です。少女ヴァイオレットの揺れ動く心情と、文字通りの生き残りを賭けた死闘から目が離せなくなること必至です!
いかがでしたでしょうか?
社員一同大興奮のエンターテインメント作品『フォース・ウィング―第四騎竜団の戦姫―』は、9月4日発売です。
今後も発売日に向けて、note等で情報を発信していきますので、是非ご注目ください!
あらすじ
灼けつくような、恋と死を――
竜の騎手たちが魔法の力で国防を担う国ナヴァール。書記官を目指していた二十歳のヴァイオレットは、軍の司令官である母親の命令でバスギアス軍事大学に入学して騎手を目指すことに。だがそこは、入学者の大半が命を落とす死と隣り合わせの場所だった。
... 新入生の多くはライバルを減らして竜と契りを結ぶため、小柄なヴァイオレットを殺そうとする。また 彼女が所属する第四騎竜団(Fourth Wing)の冷酷な団長ゼイデンも総司令官への恨みから、娘である彼女の命を狙っていた。しかし有能で魅力的な彼にヴァイオレットは強く惹かれてゆき……。
彼女を待ち受ける極限状態での恋、友情、そして命懸けの戦いの行方は――。
著者紹介
レベッカ・ヤロス/Rebecca Yarros
アメリカ・コロラド州在住。2014 年に作家デビュー。現代ものロマンスやミリタリロマンスで15 作以上の著作がある。2023年5 月に初のファンタジー作品として本書Fourth Wing を発表、累計400万部突破の大ベストセラーに。本書がきっかけで「ロマンタジー(ロマンス×ファンタジー)」というジャンルが世界的に流行している。11 月に発売されたシリーズ2作Iron Flame は、発売後1週間で55万部以上という記録的な売り上げとなった。
過去の記事はこちらでお読みいただけます。
・Vol.1 全世界が熱狂する"ロマンタジー"日本上陸!
・Vol.2 ロマンタジーの時代が来る! 発売前から大反響
・Vol.3 これがロマンタジーだ!
・Vol4 各国で絶賛! 桁違いの人気ぶり
・Vol.5 TikTokerが熱弁!