Hayakawa Books & Magazines(β)

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早川書房の書籍&雑誌コンテンツをお届け。キャンペーン、著者紹介、目録のアップも。公式ホームページは、http://www.hayakawa-online.co.jp/

マガジン

  • HAYAKAWA FACTORY

    HAYAKAWA FACTORYは、 “永遠の名作の商品化”をブランド・コンセプトとした 早川書房・公式グッズ・レーベルです。 多くのファンに愛されている作品の世界観を大切にしながら、原題や印象的なフレーズ等をモチーフにデザイン展開しています。

  • ハヤカワ・ジュニア・ブックス

    ハヤカワ・ジュニア・ブックス(HJB)は、小学生・中学生のためのミステリ、SF、ファンタジイ、ノンフィクションを刊行するレーベルです。

  • ハヤカワ・ノンフィクション

    ハヤカワ・ノンフィクション文庫や、ハヤカワ・ノンフィクションなど。話題のノンフィクション作品の解説、試し読みを公開中。

  • ハヤカワ新書

    【2023年6月創刊】新刊の試し読みや創作の舞台裏など、新レーベルの最新情報をいち早くお届けします

  • ハヤカワ文庫NV

    冒険小説やスパイスリラー、映画化原作など。ハヤカワ文庫NVの話題作品の解説や、試し読みを公開中。

記事一覧

『SFプロトタイピング』の大澤博隆氏、佐宗邦威氏がオンライン講演に登壇! 「ヒューマンエージェントインタラクション:人らし…

『SFプロトタイピング SFからイノベーションを生み出す新戦略』の編著者の一人である大澤博隆氏(慶應義塾大学理工学部管理工学科准教授/筑波大学システム情報系客員准教…

【連載15】《星霊の艦隊》シリーズ、山口優氏によるスピンオフ中篇「洲月ルリハの重圧(プレッシャー)」Web連載中!

銀河系を舞台に繰り広げられる人×AI百合スペースオペラ『星霊の艦隊』シリーズ。 著者の山口優氏による、外伝の連載が2022年12/13より始まっています! 毎週火曜、木曜…

小川楽喜『標本作家』第二章⑨ チャールズ・ジョン・ボズ・ディケンズ 十九世紀最大の小説家

(第15節はこちらの記事に掲載しています。) 16  ──そうして、時代は、十九世紀へと戻ってきます。  チャールズ・ジョン・ボズ・ディケンズ。十九世紀最大の小説家。…

全米図書賞翻訳部門受賞!『ソクチョの冬』(エリザ・スア・デュサパン/原正人訳)の「訳者あとがき」公開のお知らせ

早川書房から1月24日、スイスの作家エリザ・スア・デュサパンによる『ソクチョの冬』(エリザ・スア・デュサパン/原正人訳)が刊行となりました。フランスと韓国にルーツ…

『大江戸奇巌城』――ミッション・インポッシブルに挑む江戸の5人の少女たち

 奇想天外で荒唐無稽で、ワクワクドキドキさせられる冒険活劇――推理作家協会賞&本格ミステリ大賞受賞作家である著者が執筆を熱望した痛快時代劇小説、それが本書『大江…

【イベント開催!】激動の2020年代、日本SFはどこへ向かうのか 『SFが読みたい!』刊行記念トークイベント

 2022年の国内SFは、さまざまな雑誌やウェブメディア、アンソロジーなどで、新鋭作家を中心に数多くの短篇が発表され、まさに新時代ともいえる活況を呈しました。  そ…

『SFプロトタイピング』の大澤博隆氏、佐宗邦威氏がオンライン講演に登壇! 「ヒューマンエージェントインタラクション:人らしいAI最前線」「ビジョンを具現化する技法 自分の内に秘めたビジョンを引き出そう」

『SFプロトタイピング』の大澤博隆氏、佐宗邦威氏がオンライン講演に登壇! 「ヒューマンエージェントインタラクション:人らしいAI最前線」「ビジョンを具現化する技法 自分の内に秘めたビジョンを引き出そう」

『SFプロトタイピング SFからイノベーションを生み出す新戦略』の編著者の一人である大澤博隆氏(慶應義塾大学理工学部管理工学科准教授/筑波大学システム情報系客員准教授)と、同書に座談会でご参加頂いた佐宗邦威氏(株式会社BIOTOPE代表/チーフ・ストラテジック・デザイナー)が、「AEON au リベラルアーツプログラム」でオンライン講演を行ないます。1,500円の割引にてご参加頂けるクーポンがござ

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【連載15】《星霊の艦隊》シリーズ、山口優氏によるスピンオフ中篇「洲月ルリハの重圧(プレッシャー)」Web連載中!

【連載15】《星霊の艦隊》シリーズ、山口優氏によるスピンオフ中篇「洲月ルリハの重圧(プレッシャー)」Web連載中!

銀河系を舞台に繰り広げられる人×AI百合スペースオペラ『星霊の艦隊』シリーズ。
著者の山口優氏による、外伝の連載が2022年12/13より始まっています!
毎週火曜、木曜の週2回、お昼12:00更新の連作中篇、全14回集中連載の予定でしたが、ご好評につき数話延長いたします!

星霊の艦隊 洲月ルリハの重圧
ルリハは洲月家の娘として将来を嘱望されて士官学校にトップの成績で入学し、自他共に第一〇一期帝

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小川楽喜『標本作家』第二章⑨ チャールズ・ジョン・ボズ・ディケンズ 十九世紀最大の小説家

小川楽喜『標本作家』第二章⑨ チャールズ・ジョン・ボズ・ディケンズ 十九世紀最大の小説家

(第15節はこちらの記事に掲載しています。)

16

 ──そうして、時代は、十九世紀へと戻ってきます。

 チャールズ・ジョン・ボズ・ディケンズ。十九世紀最大の小説家。イギリス国民からもっとも愛された作家。
〈終古の人籃〉で調べたかぎり、彼の作品は千年以上にわたって読み継がれていました。貧苦と孤独のなか、ロンドンの片隅にあった靴墨工場で働いていた少年が、ジャーナリストというキャリアを経て、英国

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全米図書賞翻訳部門受賞!『ソクチョの冬』(エリザ・スア・デュサパン/原正人訳)の「訳者あとがき」公開のお知らせ

全米図書賞翻訳部門受賞!『ソクチョの冬』(エリザ・スア・デュサパン/原正人訳)の「訳者あとがき」公開のお知らせ

早川書房から1月24日、スイスの作家エリザ・スア・デュサパンによる『ソクチョの冬』(エリザ・スア・デュサパン/原正人訳)が刊行となりました。フランスと韓国にルーツを持ち、現在はスイスで執筆し、マルグリット・デュラスの再来と言われる作家による、デビュー作にして全米図書賞翻訳部門を受賞した話題作です。北朝鮮国境近くのソクチョにやってきたフランス人のバンド・デシネ作家と、旅館で働く韓仏ミックスの女性が出

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『大江戸奇巌城』――ミッション・インポッシブルに挑む江戸の5人の少女たち

『大江戸奇巌城』――ミッション・インポッシブルに挑む江戸の5人の少女たち

 奇想天外で荒唐無稽で、ワクワクドキドキさせられる冒険活劇――推理作家協会賞&本格ミステリ大賞受賞作家である著者が執筆を熱望した痛快時代劇小説、それが本書『大江戸奇巌城』(芦辺拓/著)です。
 日ノ本を支配しようする(妄想と奇説に取りつかれたかのような)巨悪に、少女たちがたったの5人で挑む。一人ではできないことも「五本の矢」であれば大きな破壊力となる――まさに強い決意で悪を撃ち抜く、清々しさに満ち

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【イベント開催!】激動の2020年代、日本SFはどこへ向かうのか 『SFが読みたい!』刊行記念トークイベント

【イベント開催!】激動の2020年代、日本SFはどこへ向かうのか 『SFが読みたい!』刊行記念トークイベント

 2022年の国内SFは、さまざまな雑誌やウェブメディア、アンソロジーなどで、新鋭作家を中心に数多くの短篇が発表され、まさに新時代ともいえる活況を呈しました。
 そんななか、長谷敏司さんが10年ぶりに発表した本格SF長篇『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』は、AIとのダンス表現を通して人間性に迫った意欲作として話題を呼びました。また、ハヤカワSFコンテスト出身作家として、小川哲さんが幻想的な歴史巨

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