SFエンタテインメントの最前線! 新☆ハヤカワ・SF・シリーズ【第4期】
見出し画像

SFエンタテインメントの最前線! 新☆ハヤカワ・SF・シリーズ【第4期】

SFエンタテインメントの最前線をおとどけする叢書《新☆ハヤカワ・SF・シリーズ》これまでの叢書既刊をご紹介します。
*本ページは随時更新いたします。最新情報をお見逃しなく!

第3期ラインナップはこちら
第2期ラインナップはこちら
第1期ラインナップはこちら

★第4期ラインナップ

○第19回配本 2021年8月
『ビンティ -調和師の旅立ち-』
Binti: The Complete Trilogy(2015, 2017)
ンネディ・オコラフォー/月岡小穂訳

ビンティ

ヒンバ族の少女ビンティは、父親譲りの調和師としての能力と、母親譲りの数学的才能を見いだされ、銀河系随一の名門大学、ウウムザ大学の入学資格を得た。だが、ミリ12と呼ばれる巨大なエビのような生体宇宙船に乗り、惑星ウウムザをめざすその旅の途中で、信じられないような事件が勃発した。地球のクーシュ族と敵対関係にある異星種族メデュースによって宇宙船が急襲され、ビンティとパイロット以外の全乗員が惨殺されてしまったのだ!……敵対関係にある種族との接触と抗争を、調和師の能力を用いて解決してゆく少女の胸躍る冒険。ヒューゴー賞/ネビュラ賞受賞の連作中篇集。解説/橋本輝幸

○第18回配本 2021年6月
『こうしてあなたたちは時間戦争に負ける』
This Is How You Lose the Time War(2019)
アマル・エル=モフタール、マックス・グラッドストン/山田和子訳

こうしてあなたたちは時間戦争に負ける

時空の覇権を争う二大勢力《エージェンシー》と《ガーデン》の工作員(エージェント)は、あらゆる時代と場所に介入し、自陣に有利な未来を作り出すべく永い暗闘を続けていた。ある平行世界で二つの巨大帝国を壊滅させるミッションを成功させた《エージェンシー》の工作員レッドは、作戦遂行中ずっと、本来ならそこにいるはずのない敵の存在を感じていた。そして、激闘を終えた静寂の中で、《ガーデン》の工作員ブルーからの手紙を発見する――思いがけず文通を始めた彼女たちは、やがてお互いを好敵手(ライバル)と認めあうようになるが……ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞、英国SF協会賞を受賞した、超絶技巧の時空横断SF中篇。

○第17回配本 2021年3月
『宇宙の春』
日本オリジナル短篇集(2021)
ケン・リュウ/古沢嘉通=編訳

宇宙の春

わたしは秋に生まれた。いま、宇宙は真冬だ――死に絶え、そしてまた生まれ変わる宇宙の変遷を四季の変化に見立てて描いた表題作、3人の女性が力を合わせて悪に立ち向かう、『三国志』を大胆に換骨奪胎したシスターフッド×メタモルフォーゼ冒険譚「灰色の兎、深紅の牝馬、漆黒の豹」、過去を覗き見ることを可能にした発見がもたらしたものとは……ヒューゴー賞&ネビュラ賞候補作「歴史を終わらせた男――ドキュメンタリー」など、10作品を収録。『三体』翻訳者/中国SF紹介者としても知られる、現代アメリカSFのトップランナー、リュウの魅力が味わえる日本オリジナル短篇集第4弾。
【収録作品】
宇宙の春
マクスウェルの悪魔
ブックセイヴァ
思いと祈り
切り取り
充実した時間
灰色の兎、深紅の牝馬、漆黒の豹
メッセージ
古生代で老後を過ごしましょう
歴史を終わらせた男――ドキュメンタリー

○第16回配本 2021年1月
『人之彼岸(ひとのひがん)』
人之彼岸(2017)
郝景芳/立原透耶・浅田雅美=訳

画像16

重篤な病で瀕死状態だった母親を入院させた男は、自分の無力さに苛まれていた。だが母親はある日突然、何事もなかったかのように退院してきた。母はまだ病院にいるはず。では今ここにいるのは一体何なのか? どんな病人も嘘のように回復させてしまうという評判の病院の謎を追う男を描いた「不死医院」、万能の神たる世界化されたAIと少年との心温まる交流を描いた「乾坤と亜力(チェンクンとヤーリー)」など、AIをめぐる6つの短篇とエッセイ2篇を収録。短篇「折りたたみ北京」で中国に『三体』に続くヒューゴー賞をもたらした俊英、郝景芳による短篇集。
【収録作品】
《エッセイ》
スーパー人工知能まであとどのくらい
人工知能の時代にいかに学ぶか
《短篇》
あなたはどこに
不死医院
愛の問題
戦車の中
人間の島
乾坤と亜力

★立原透耶氏によるあとがきはこちら!

○第15回配本 2020年11月
『黒魚都市』
Blackfish City(2018)
サム・J・ミラー/中村融=訳

黒魚都市

海面上昇が進んだ近未来。北極圏にあり、深海熱水噴出孔の上に建てられた洋上巨大建築物クアナークは高度なAI群に統治されている都市だが、感染病ブレイクスが街に暗い影を落としていた。この街で囁かれるのは、動物に対する特殊な力をもった女性がオルカとホッキョクグマを伴ってやってくるという噂。その噂は住民をざわめかせる――大富豪の孫でブレイクスを発症したゲイのフィル。政治家のもとで働くアンキット。八百長を重ねるボクサーのカエフ。街を憎む美しきメッセンジャーのソク。人々の運命を巻き込み、街はかつてない事態に突入していく。キャンベル記念賞を受賞した、新時代の黙示録。

★山岸真氏による解説はこちら!

○第14回配本 2020年9月
『サイバー・ショーグン・レボリューション』
Cyber Shogun Revolution(2020)
ピーター・トライアス/中原尚哉=訳

サイバー・ショーグン・レボリューション

第二次世界大戦以来、アメリカが日独に統治されている世界。「日本合衆国」のメカパイロット守川励子は、政権打倒をめざす軍人の秘密組織〈戦争の息子たち〉に参加する。大日本帝国の仇敵ナチスと癒着した日本合衆国総督が許せなかったのだ。革命は成功し、新政権が樹立された。だが、正体不明の暗殺者ブラディマリーのテロ攻撃により、〈息子たち〉の会員たちが次々殺されていく。励子は特別高等警察の若名ビショップとともに、ブラディマリーを追うことになるが……。星雲賞を連続受賞した『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』『メカ・サムライ・エンパイア』に続くシリーズ完結篇!
*文庫版と同時発売。SFシリーズ版にはカラー口絵&書き下ろしエッセイ・短篇の特別コンテンツを追加!

○第13回配本 2020年7月
『メアリ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たち』
The Strange Case of the Alchemist's Daughter(2017)
シオドラ・ゴス/鈴木潤・他=訳

画像13

ヴィクトリア朝、ロンドン。父に続いて母を亡くした令嬢メアリ・ジキルは、母が「ハイド」という名前の人物に毎月送金をしていたことを知る。ハイドというのは殺人容疑で追われているあの不気味な男のことだろうか? メアリは名探偵シャーロック・ホームズと相棒ワトスンの力を借りて探り始めるが、背後にはさらなる巨大な謎があった。メアリのもとに集うのは、ハイドの娘、ラパチーニの娘、モロー博士の娘、フランケンシュタインの娘といった“モンスター娘"たち。彼女たちは力をあわせ、謎を解き明かすことができるのか? さまざまな古典名作を下敷きに、一癖も二癖もある令嬢たちの冒険を描くローカス賞受賞作。解説/北原尚彦

★北原尚彦氏による解説はこちら!

○第12回配本 2020年3月
『月の光 現代中国SFアンソロジー』
Broken Stars(2019)
ケン・リュウ=編/劉慈欣・他=著/大森望・中原尚哉・他=訳

月の光

国家のエネルギー政策に携わる男はある晩、奇妙な電話を受ける。彼のことを詳しく知る電話の男は、人類と地球の絶望的な未来について語り、彼にそれを防ぐ処方箋を提示するが……。『三体』著者である劉慈欣の真骨頂たる表題作ほか、現代の北京でSNS産業のエリートのひとりとして生きる主人公の狂乱を描いた、『荒潮』著者の陳楸帆による「開光」、春節の帰省シーズンに突如消えた列車とその乗客の謎を追う、「折りたたみ北京」著者の郝景芳による「正月列車」など、14作家による現代最先端の中国SF16篇を収録。ケン・リュウ編による綺羅星のごときアンソロジー第2弾。解説/立原透耶

【収録作品】
「おやすみなさい、メランコリー」夏笳/「晋陽の雪」張冉/「壊れた星」糖匪/「潜水艇」韓松/「サリンジャーと朝鮮人」韓松/「さかさまの空」程婧波/「金色昔日」宝樹/「正月列車」郝景芳/「ほら吹きロボット」飛氘/「月の光」劉慈欣/「宇宙の果てのレストラン――臘八粥」吴霜/「始皇帝の休日」馬伯庸/「鏡」顧適/「ブレインボックス」王侃瑜/「開光」陳楸帆/「未来病史」陳楸帆/エッセイ:王侃瑜、宋明煒、飛氘

★収録作品紹介はこちら
★立原透耶氏による解説はこちら

○第11回配本 2020年1月
『荒潮』
Waste Tide(2019)
陳楸帆/中原尚哉=訳

荒潮

 彼女の名前は米米(ミーミー)。中国南東部のシリコン島で日々、電子ゴミから資源を探し出して暮らす最下層市民“ゴミ人”だ。彼女たちは昼夜なく厳しい労働を強いられ、稼ぎは何代にもわたって島を支配してきた羅(ルオ)、陳(チェン)、林(リン)の有力御三家に吸い取られていた。
 しかし、テラグリーン・リサイクリング社の経営コンサルタント、ブランドルと陳開宗(チェン・カイゾン)が島を訪れてからすべては変わり始める。テラグリーン社の環境再生計画に翻弄され、利権を奪い合う御三家たち。いっぽう、米米は開宗と恋に落ちるが、想像し得ない未来が彼女を待ち受けていた……。『三体』の劉慈欣が激賞した、中国SFの超新星によるデビュー長篇。

○第10回配本 2019年10月
『翡翠城市』
Jade City(2017)
フォンダ・リー/大谷真弓=訳

翡翠城市

ケコン島――それは選ばれし者〈グリーンボーン〉たちの島。彼らは、島の貴重な天然資源である翡翠からエネルギーを引き出すことによって、怪力、敏捷、医療、感知など、人知を超えた能力を手に入れることができた。島の中心地であるジャンルーンを仕切るコール家を中心とした〈無峰会〉は、若き〈柱〉である長男のラン、ランを支える〈角〉の次男ヒロを中心に強く結束し、宿敵〈山岳会〉を相手取って、縄張り争いに日々明け暮れていた。だが、僅かなほころびをきっかけに事態は混沌の様相を呈するように――。"翡翠の街"を舞台に展開するSFアジアン・ノワール。ケン・リュウも激賞した、世界幻想文学大賞受賞作。

★解説はこちら!

○第9回配本 2019年4月
声の物語
Vox(2018)
クリスティーナ・ダルチャー/市田泉=訳/カバーイラスト:オートモアイ

画像1

アメリカのあらゆる女性から、言葉が奪われた――。大統領の強制的な政策のもと、すべての女性の手首に、一日100語以上を喋ると強い電流が流れるワードカウンターがつけられた。女性たちは日常生活を制限され、出国することも禁じられた。認知言語学者だったジーンは、夫、息子たち、幼い娘とともに暮らしていたが、ある日彼女の前に大統領の側近たちが現れる。かつて失語症の研究をしていた彼女に、事故で脳に損傷を負った大統領の兄を治療する研究を、ある条件と引き換えに依頼したいというのだが……。“21世紀版『侍女の物語』"と激賞を浴びた、いま、この時代に読むべきディストピアSF。

★丸屋九兵衛氏による解説はこちら!

○第8回配本 2019年2月
生まれ変わり
日本オリジナル短篇集(2019)
ケン・リュウ/古沢嘉通・他=訳/カバーイラスト:牧野千穂

画像2

わたしは過去の自分を捨て、生まれ変わった……。地球に到来した異星の訪問者トウニン人と共生することになった人類は、大いなる代償と引きかえに、悪しき記憶を切除して新しい自分に「生まれ変わる」道を選ぶことが可能になった。トウニン人の恋人をもつ特別捜査官の男がトウニン人殺害テロの謎を追う表題作、アジアの田舎の靴工場で女工として働く少女の思わぬ運命を描く「ランニング・シューズ」、謎の僧に見出され殺し屋としての人生を生きることになった唐の将軍の娘の物語「隠娘(いんじょう)」など、短篇小説の名手ケン・リュウが描く、20篇を収録した日本オリジナル短篇集第3弾。

【収録作品】
生まれ変わり/介護士/ランニング・シューズ/化学調味料ゴーレム/ホモ・フローレシエンシス/訪問者/悪疫/生きている本の起源に関する、短くて不確かだが本当の話/ペレの住民/揺り籠からの特報:隠遁者──マサチューセッツ海での四十八時間/七度の誕生日/数えられるもの/カルタゴの薔薇/神々は鎖に繋がれてはいない/神々は殺されはしない/神々は犬死にはしない/闇に響くこだま/ゴースト・デイズ/隠娘(いんじょう)/ビザンチン・エンパシー

○第7回配本 2018年12月
『クロストーク』
Crosstalk(2016)
コニー・ウィリス/大森 望=訳/カバーイラスト:旭ハジメ

画像3

画期的な脳外科手術EEDを受けることにより、恋人や夫婦がたがいの気持ちをダイレクトに伝え合うことが可能になった社会。携帯電話メーカーのコムスパン社に勤務するブリディは、エリートビジネスマンでボーイフレンドのトレントとの愛を深めるため、やたらと干渉してくる親族たちや、コムスパンいちの変人と名高いCBの反対を押し切って、EED処置を受ける。だが、ブリディが接続したのは、トレントではなくとんでもない相手だった!? 人の心がわかることは幸福につながるのか? ソーシャル・メディアとコミュニケーションの未来を、SFならではのテーマとミックスする、超常恋愛サスペンス大作。

○第6回配本 2018年10月
『トム・ハザードの止まらない時間』
How to Stop Time(2017)
マット・ヘイグ/大谷真弓=訳/カバーイラスト:青井 秋

画像4

★ベネディクト・カンバーバッチ主演映画化決定!★
16世紀に生まれて、いまも生き続けている男、トム・ハザード。様々な歴史の名場面に立ち会ってきた、彼の数奇にして波瀾万丈な人生とは。トム・ハザードは約400年ぶりにロンドンへ還ってきた。歴史教師として。以前に彼がロンドンで暮らしていたのは16世紀末――彼は400年以上生きている「遅老症(アナジェリア)」なのだ。思い出のこの地で、トムはこれまでの人生を回顧する。生まれた地での魔女狩り、シェイクスピアとの出会い、ペスト流行、太平洋航海、――そして遅老症の人々による謎の組織「アルバトロス・ソサエティ」への加入。この組織に加入させられてから、トムの状況は一変した。ある秘密の責務を負うこととなったのだ。自身の安全と、生き別れの娘マリオンに会う代償として……。悠久のごとく長い時間を生きる男の孤独と愛を描いた物語。

★牧眞司氏による解説はこちら!
★冬木糸一氏による書評はこちら!

○第5回配本 2018年8月
『七人のイヴ III 』
Seveneves(2015)
ニール・スティーヴンスン/日暮雅通=訳/装幀:川名潤

画像5

月の無数の破片が落下する〈ハード・レイン〉により地球が滅亡し、それから5000年の月日がたった。その直前に宇宙に脱出して生き残った人類、「七人のイヴ」の子孫たちは、月が元あった軌道上に無数のハビタットや宇宙エレベーターを建設して、七つの人種による新しい文明を築きあげていた。一方、いったんは不毛の地と化した地球では、ふたたび地上で暮らすために、テラフォーミングが進められていた。だが、思いがけない発見により、〈ブルー〉と〈レッド〉二陣営に分かれた地球の覇権をめぐる戦いへと発展していく……。全滅の危機に立ち向かう人類の未来を描き上げたSF巨篇、堂々の完結へ!

○第4回配本 2018年7月
『七人のイヴ II 』
Seveneves(2015)
ニール・スティーヴンスン/日暮雅通=訳/装幀:川名潤

画像6

月が七つに分裂した日から二年がたった。無数の月の破片の落下〈ハード・レイン〉による地球滅亡の危機に、人類という種を残すため、宇宙ステーションを核とした〈クラウド・アーク〉が急造され、選ばれた若者たちと生活に必要な物資、そして数々の人類の遺産が送りこまれている。そんななか予測どおり〈ハード・レイン〉が始まった。地球は死の世界と化し、人類の生き残りは〈クラウド・アーク〉の千五百人だけとなった。だが、彼らは思想の違いから二つの派閥に分裂していく。そこに彗星に向かった探査チームの宇宙船が巨大な氷塊とともに帰還するが――近未来宇宙開発ハードSF大作、第二弾!

○第3回配本 2018年6月
『七人のイヴ I 』
Seveneves(2015)
ニール・スティーヴンスン/日暮雅通=訳/装幀:川名潤

画像7

突如、月が七つに分裂した! 原因は不明だったが、その月のかけらがやがて指数関数的に衝突を繰り返し、二年後には無数の隕石となって地球に落ちると判明する。その結果、数千年続く灼熱地獄〈ハード・レイン〉が起こり、地球上のすべてが不毛の地となるだろう、と。人類という種を残すため人々は宇宙に活路を求め、各国政府が協調して、国際宇宙ステーションを核とした「宇宙の箱舟」をつくることになるが……。新作が次々とベストセラーリスト入りする、アメリカ・エンターテインメント界を代表する作家ニール・スティーヴンスンの、人類の未来を俯瞰する破滅パニック大作、開幕!

★こちらもどうぞ>
ビル・ゲイツが絶賛した近未来破滅パニック超大作『七人のイヴ』刊行開始!
オバマ前大統領が任期中に楽しんだ話題の本。『七人のイヴ』試し読み
SF研究家 牧眞司の解説「アクチャルな宇宙、迫真の未来、人類の選択」


○第2回配本 2018年4月
『メカ・サムライ・エンパイア』
Mecha Samurai Empire(2018)
ピーター・トライアス/中原尚哉=訳/カバーイラスト:John Liberto

画像8

大日本帝国が統治するアメリカ西海岸の「日本合衆国」。両親をテロで失った不二本誠は、巨大ロボット兵器「メカ」のパイロットを志望していたが、そのための士官学校入試で失敗する。だが彼は、思わぬことから民間の警備用メカパイロット訓練生への推薦を受ける。うまくいけば軍パイロットへの道が開く可能性もあるという。厳しい訓練が続くある日、誠は旧友のドイツ人留学生グリゼルダと再会する。しかしアメリカ東海岸を支配するドイツと日本合衆国の関係は不安定で、それが彼女との仲にも影を落としていた……。星雲賞受賞作『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』、待望の続篇!

★堺三保氏による解説はこちら!
★ハヤカワ文庫SF版も同時発売!

○第1回配本 2018年2月
『折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー』
Invisible Planets(2016)
ケン・リュウ=編/中原尚哉・他=訳/カバーイラスト:牧野千穂

画像9

北京、異形の都市。この街は貧富の差により三層のスペースに分割され、24時間ごとに世界が回転・交替し、建物は空間に折りたたまれていく。緻密にして巨大なルービックキューブ型都市の社会と文化に翻弄される男の冒険を描いた郝景芳(ハオ・ジンファン)による表題作、秦の始皇帝指揮下300万の軍隊を用いた脅威の人間計算機の顛末が語られる劉慈欣(リウ・ツーシン)「円」(ヒューゴー賞受賞作『三体』抜粋)、遺伝子改造鼠を倒すべく歩を進める隊列の闇を描いた陳楸帆(チェン・チウファン)「鼠年」など、7人の作家の13作品を、短篇の名手ケン・リュウが精選し英訳。いま最注目の中国SF、その最前線を奔る作家たちが満を持して放つアンソロジー。

立原透耶氏による解説はこちら!
ケン・リュウによる序文はこちら!
★夏笳氏のエッセイはこちら!
★冬木糸一氏による書評はこちら!

第3期ラインナップはこちら
第2期ラインナップはこちら
第1期ラインナップはこちら

ありがとうございます!今日のおすすめは『ヒトの目、驚異の進化』です!
早川書房の書籍&雑誌コンテンツをお届け。キャンペーン、著者紹介、目録のアップも。公式ホームページは、http://www.hayakawa-online.co.jp/