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SFエンタテインメントの最前線! 新☆ハヤカワ・SF・シリーズ【第3期】

SFエンタテインメントの最前線をおとどけする叢書《新☆ハヤカワ・SF・シリーズ》これまでの叢書既刊をご紹介します。
*本ページは随時更新いたします。最新情報をお見逃しなく!

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★第3期ラインナップ

○第11回配本 2017年10月
『隣接界』
The Adjacent(2013)
クリストファー・プリースト/古沢嘉通・幹遙子=訳/カバーイラスト:引地渉

近未来英国、フリーカメラマンのティボー・タラントは、トルコのアナトリアで反政府主義者の襲撃により最愛の妻メラニーを失ってしまう。住まいであるロンドンに帰るため、海外救援局(OOR)に護送されるタラントだったが、道中悪夢のごとき不確実な事象が頻発する。彼の現実は次第に歪みはじめ、さまざまな時代を生きる違う男の人生に侵食されていく。第一次世界大戦中、秘密任務を負うことになった手品師、女性パイロットに恋するイギリス空軍の整備兵、夢幻諸島で名をあげんとする奇術師……。語り/騙りの名手プリーストがこれまでの自作のモチーフを美しいパッチワークのごとくつなぎあわせ、めくるめく世界を生み出した集大成的作品。

○第10回配本 2017年8月
『ジャック・グラス伝−宇宙的殺人者−』
Jack Glass(2012)
アダム・ロバーツ/内田昌之=訳/カバーイラスト:猫将軍

遙か未来の太陽系、人類はウラノフ一族を頂点とする厳しい〈階層(ティア)〉制度に組み込まれた。貧困と圧政にあえぐ市民のまえに登場したのが、無法の父にして革命的扇動者——宇宙的殺人者、ジャック・グラスだった。彼の行くところには、つねに解決不可能な謎があった。脱出することができない宇宙の片隅にある監獄惑星、地球の重力下では持ち上げることができない凶器、どこにも弾丸が見当たらない凄まじい威力の銃撃……。哀れな囚人やミステリマニアの令嬢、太陽系一の警察官を巻き込みながら展開する、解けない謎の先にあるものとは? 注目の英SF作家が贈る、謎と冒険に満ちたSFミステリ。英国SF協会賞/ジョン・W・キャンベル記念賞受賞作。

○第9回配本 2017年6月
『書架の探偵』
A Borrowed Man(2015)
ジーン・ウルフ/酒井昭伸=訳/カバーイラスト:青井秋

図書館の書架に住まうE・A・スミスは、推理作家E・A・スミスの複生体(リクローン)である。生前のスミスの脳をスキャンし、作家の記憶や感情を備えた、図書館に収蔵されている“蔵者”なのだ。そのスミスのもとを、コレット・コールドブルックと名乗る令嬢が訪れる。父に続いて兄を亡くした彼女は、死の直前、兄にスミスの著作『火星の殺人』を手渡されたことから、この本が兄の不審死の鍵を握っていると考え、スミスを借りだしたのだった。本に込められた謎とは? スミスは推理作家としての知識と記憶を頼りに、事件の調査を始めるが……。巨匠ウルフが贈る最新作にして、騙りに満ちたSFミステリ。

○第8回配本 2017年4月
『母の記憶に』
日本オリジナル編集
ケン・リュウ/古沢嘉通・他=訳/カバーイラスト:牧野千穂

不治の病を宣告された母は、誰より愛するひとり娘を見守り続けるためにある選択をする。それはとてつもなく残酷で、愛に満ちた決断だった……母と娘のかけがえのない絆を描いた表題作、明治時代、恐るべき巨大熊を捕らえに満州に赴いた探検隊が目にしたこの世ならざる悪夢を描いた「烏蘇里羆(ウスリーひぐま)」、脳梗塞に倒れ、入院した母を、遠隔存在装置を使用して異国から介護する息子の悲しみと諦念を描く「存在(プレゼンス)」など、今アメリカSF界でもっとも注目される作家が贈る、優しくも深い苦みをのこす物語16篇を収録した、待望の日本オリジナル第二短篇集。

○第7回配本 2017年2月
『アロウズ・オブ・タイム』
The Arrows of Time(2013)
グレッグ・イーガン/山岸真・中村融=訳/カバーイラスト:Rey.Hori

発進から六世代かけ、直交星群の反物質を扱う技術をも発展させた〈孤絶〉の科学者たち。ようやく故郷の惑星を救う目処がつき、帰還の途につくことに。だが、「時の矢」の反転で航宙に危険が増すくらいなら、母星が破滅してもかまわないと主張する帰還反対派もあらわれていた。対立が激化する〈孤絶〉で、未来からのメッセージを受けとるシステムの建設計画が発表される。稼働すれば、未来の事象のすべて、〈孤絶〉と故郷の運命もわかるというが……。わたしたちとは異なる時空の法則から構築された奇妙な宇宙で、奔放にアイデアをかけめぐらせた〈直交〉三部作、堂々の完結篇!

○第6回配本 2016年12月
『爆発の三つの欠片(かけら)』
Three Moments of an Explosion(2015)
チャイナ・ミエヴィル/日暮雅通・他=訳/カバーイラスト:引地 渉

すっかり新しい広告のかたちのひとつとして定着した“爆発"——ロンドンにあらわれた新しい破壊芸術——を描く表題作。ある夜、娘と連れだって宿を出た男が特別区域コヴハイズであるものを待ち望む「コヴハイズ」。カードゲームに興じる勝負師たちのまえに突然現れた、ありえざるものをめぐる奇妙な物語「〈蜂〉の皇太后」。街で開催された豚の解体ショーで、豚の頭をかぶせられた男の身に降りかかった顛末を描く「祝祭のあと」……。英国SF界のトップランナーたるミエヴィルが贈る、ダークでシュールな物語28篇を収録した短篇集。

○第5回配本 2016年10月
『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』
United States of Japan(2016)
ピーター・トライアス/中原尚哉=訳/カバーイラスト:John Liberto

第二次世界大戦で日本とドイツが勝利し、アメリカ西海岸が日本の統治下におかれて、40年。巨大ロボット兵器「メカ」が闊歩するこの「日本合衆国」で、検閲局に勤める帝国陸軍の石村大尉は、特別高等警察の槻野課員の訪問を受ける。槻野は石村のかつての上官、六浦賀将軍の消息を追っているという。高名な軍事ゲーム開発者の六浦賀は、先の大戦でアメリカが勝利をおさめた改変歴史世界を舞台とするゲーム「USA」をひそかに開発し、アメリカ人抵抗組織に協力しているらしい。石村は槻野とともに六浦賀将軍を捜索することになるが——21世紀版『高い城の男』の呼び声が高い話題沸騰の改変歴史SF。

文庫版も同時発売 (上巻下巻)!
新☆ハヤカワ・SF・シリーズ版には、カラー口絵がつきます。

○第4回配本 2016年8月
『エターナル・フレイム』
The Eternal Flame(2012)
グレッグ・イーガン/山岸真・中村融=訳/カバーイラスト:Rey.Hori

故郷の惑星を直交星群との衝突による滅亡から救うため、 巨大ロケット〈孤絶〉が飛び立って数世代後。いまだその解決策が見つからないなか、 〈孤絶〉の天文学者タマラは、近傍を通過する天体〈物体〉を発見する。 この宇宙の特異な性質から、直交星群の物質でできた〈物体〉はただの岩ではなく、 母星帰還への道をひらくエネルギー源になるかもしれない!  光と物質の新たな法則を見いだそうとしていた物理学者カルラは、 タマラとともに〈物体〉探査チームに加わるが……。 現代ハードSFの旗手イーガンが、我々の世界とは異なる物理法則に 支配される宇宙を描いた〈直交〉三部作、第二弾!

○第3回配本 2016年6月
『蒲公英(ダンデライオン)王朝記 巻ノ二 囚われの王狼』
The Grace of Kings(2015)
ケン・リュウ/古沢嘉通=訳/カバーイラスト:タカヤマトシアキ

人を惹きつけてやまない天性の魅力をもったクニ・ガルと、 皆殺しにされた一族の復讐の信念に生きる男マタ・ジンドゥ。 ザナ帝国打倒の旗印のもと、ふたりは永遠の友情を誓ったはずだった——。 帝国との戦いが激しさを増すなか、マタは鬼神のごとき活躍で都市を制圧していく。 いっぽうクニは驚きの奇策を講じ、帝国の首都パンでついに皇帝を捕らえる。 だが、ある行き違いから自身が裏切られたと思い込んだマタは、クニと袂を分かち、 覇王として即位することを宣言する。運命に選ばれたふたりの男を中心に、 戦いのなかで煌めく人の願いと祈りを描き出した一大武侠小説、第二巻・第一部完結篇。

○第2回配本 2016年4月
『蒲公英(ダンデライオン)王朝記 巻ノ一 諸王の誉れ』
The Grace of Kings(2015)
ケン・リュウ/古沢嘉通=訳/カバーイラスト:タカヤマトシアキ

七つの国々からなるダラ諸島では、統一戦争に勝利したザナ国が他の六カ国を支配し、 皇帝マビデレが圧政を敷いていた。喧嘩っ早いが陽気で誰からも愛される青年クニ・ガルは、 日々気楽な暮らしを送りながらも、何か大きなことを成したいと夢見ていた。 いっぽう皇帝に一族を殺され、過酷な運命をたどってきた青年マタ・ジンドゥは、 皇帝を手にかけるその日のため研鑚を積んでいた。 行く手に待ち受ける数多くの陰謀と困難を乗り越え、ふたりはともに帝国の打倒を目指す。 権謀術数渦巻く国家と時代の流れに翻弄される人々を優しくも怜悧な視点で描き出す、 ケン・リュウの幻想武侠巨篇、開幕。

○第1回配本 2016年2月
『ロックイン−統合捜査−』
Lock In(2014)
ジョン・スコルジー/内田昌之=訳/カバーイラスト:星野勝之

意識はあるのに体をまるで動かせない「ロックイン」状態を引き起こすパンデミックが発生した後の世界。 ヘイデンと呼ばれる患者たちは、アメリカ国内で400万人以上にのぼる。 だが疫病の最初の発生から20数年後の現在、ヘイデンは脳にニューラルネットワークを埋め込み、 ロボティクス技術と専用オンライン空間の利用で通常の生活を送れるようになっている。 そのひとりシェインは、ロボット「スリープ」を操る新人FBI捜査官。先輩捜査官とともに、 ヘイデンがかかわる殺人事件の捜査にあたるのだが……。

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タイトルを見てるだけで中身を想像してワクワクしますね。(^▽^)
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