マガジンのカバー画像

海外文芸

176
翻訳文芸書に関わるニュースや試し読み、特別公開原稿などをお届けします。
運営しているクリエイター

#小説

ゴンクール賞受賞&ベスト・スリラー2021選出の傑作小説『異常【アノマリー】』(エルヴェ・ル・テリエ著)、2月2日発売

フランスの作家、エルヴェ・ル・テリエ『異常【アノマリー】』(原題 L'anomalie)を早川書房から2022年2月2日に刊行します。
フランスの文学界最高峰のゴンクール賞を受賞し、アメリカのミステリ界では年間ベストと評価される、異例の作品です。フランスで110万部を突破、40の言語で翻訳が決まっています。

◉あらすじ「もし別の道を選んでいたら……」

良心の呵責に悩みながら、きな臭い製薬会社の

もっとみる
ありがとうございます!今日のおすすめは『ザリガニの鳴くところ』です。

【募集は締め切りました】英米の女性の心をとらえたロマンティック・ファンタジイ『アディ・ラルーの誰も知らない人生(仮題)』がゲラで読める!【読者モニター募集キャンペーン実施 】

早川書房では、ベストセラー作家V・E・シュワブの『アディ・ラルーの誰も知らない人生(仮題)』を2022年2月に邦訳刊行します!
その読者モニターを募集いたします。

本作は、ニューヨーク・タイムズ紙やUSAトゥデイ紙などの各種ベストセラーリストを席巻した話題のロマンティック・ファンタジイです。

ワシントンポスト紙では「最近の本の中でもっとも読まずにはいられなくさせ、心をとらえる力のある作品の一つ

もっとみる
ありがとうございます!『これからの「正義」の話をしよう』もおすすめです

「生きることの意味を問いかけている」「SFが苦手な人にもぜひ手にとってほしい」「こういう話こそ今必要とされている」『わたしたちが光の速さで進めないなら』レビューと感想

『82年生まれ、キム・ジヨン』の大ヒットをきっかけに、急速に注目が高まっている韓国小説。早川書房では、今韓国で一番売れているSF小説『わたしたちが光の速さで進めないなら』を2020年12月に刊行いたしました。

『わたしたちが光の速さで進めないなら』
キム・チョヨプ/カン・バンファ ユン・ジヨン訳 
装画・挿絵:カシワイ/装幀:早川書房デザイン室

本書は、第2回韓国科学文学賞中短篇部門大賞受賞の

もっとみる
ありがとうございます!『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』おすすめです

8/21発売、小説『リーマン・トリロジー』。A5判2段組760ページの読みどころを訳者が語る

長篇小説『リーマン・トリロジー』(原題Qualcosa sui Lehman、飯田亮介訳)を8月21日に早川書房から刊行します。著者は、イタリアの小説家、エッセイスト、脚本家のステファノ・マッシーニです。

リーマン一族三代の興亡を通して資本主義社会の欲望に肉薄する巨大長篇小説。サム・メンデス演出による舞台作品『リーマン・トリロジー』は、日本でもたいへん話題になりましたが、本書はその基になる作品で

もっとみる
ありがとうございます!今日のおすすめは『三つ編み』です。

『波〔新訳版〕』刊行記念イベント 森山恵✕小澤みゆき 7月17日オンライン開催

『波〔新訳版〕』の刊行を記念して、翻訳者の森山恵氏と編集者の小澤みゆき氏によるトークイベントを行います(主催:海老名市立中央図書館)。

7月17日(土)19時から、Zoomウェビナーによるオンライン開催で、無料でご参加いただけます。お申し込みは、こちらの海老名市立中央図書館のページをご覧ください。

【オンラインイベント】『波〔新訳版〕』刊行記念イベント 「ヴァージニア・ウルフとの新たな出会いと

もっとみる
ありがとうございます!『名探偵ポアロ オリエント急行の殺人』もどうぞ!

年下男性との愛の体験を赤裸々につづり、衝撃を呼んだベストセラー小説『シンプルな情熱』、映画版が7月2日より全国ロードショー

7月2日より、Bunkamuraル・シネマ他全国ロードショーされる映画『シンプルな情熱』。その原作である小説『シンプルな情熱』は、1993年に日本で刊行されると、赤裸々につづられた自伝的な体験や、その著者アニー・エルノーの来日もあって、大きな話題を呼ぶベストセラーとなりました。
長らく手に入りにくい状況にありましたが、映画公開に合わせ、映画ビジュアルをあしらったハヤカワepi文庫を発売しています。

もっとみる
ありがとうございます!今日のおすすめは『ヒトの目、驚異の進化』です!

小説『リーマン・トリロジー』刊行。リーマン・ブラザーズ創業者一族の栄枯盛衰を描く巨篇!

長篇小説『リーマン・トリロジー』(原題Qualcosa sui Lehman、飯田亮介訳)を8月中旬に早川書房から刊行します。著者は、イタリアの小説家、エッセイスト、脚本家のステファノ・マッシーニです。

リーマン・ブラザーズ創業者一族の栄光と衰退を三代にわたって追いかけながら、アメリカの野望と傲慢の物語をつづる長篇小説。サム・メンデス演出の演劇『リーマン・トリロジー』は、日本でもたいへん話題にな

もっとみる
ありがとうございます!今日のおすすめは『三体』です。

『食べて、祈って、恋をして』著者の新境地!『女たちのニューヨーク』はこうして生まれた(訳者あとがき)

『食べて、祈って、恋をして』で、自分を立て直すための旅を率直に描き、日本をふくむ全世界の女性たちを勇気づけたエリザベス・ギルバート。
そのギルバートが新たに発表したのが、1940年代のニューヨークのショービジネスの世界で生きる女性たちを描いた『女たちのニューヨーク』(早川書房より好評発売中)。
『女たちのニューヨーク』もまた、アメリカをはじめとする英語圏で100万部突破し、世界中の女性たちを元気づ

もっとみる
ありがとうございます!『これからの「正義」の話をしよう』もおすすめです

江國香織氏、町屋良平氏、推薦。「この本が帰ってきてよかった!」『波〔新訳版〕』

2021年6月16日に、ヴァージニア・ウルフ『波〔新訳版〕』(森山恵訳)を早川書房から刊行します。

今日は、45年ぶりとなる新訳をいち早く読んだ2人の作家のコメントを紹介します。

江國香織(作家)
一日の移ろいに重ねられた六つの人生。
磨かれた言葉の奔流によって白日のもとに晒される、
一人ずつのありようと幾つもの時間。
ウルフの攻めの姿勢が堪能できる、この本が帰ってきてよかった!

町屋良平(

もっとみる
ありがとうございます!今日のおすすめは『息吹』です。

19歳、NYに向かう列車、大都会へのときめきが止まらない!『女たちのニューヨーク』(エリザベス・ギルバート)試し読み

長篇小説『女たちのニューヨーク』(原題City of Girls)を5月18日に早川書房から刊行します。著者は、『食べて、祈って、恋をして』で、全世界の女性たちを勇気づけたエリザベス・ギルバート。今作では、1940年代のニューヨークを舞台に、慣習をうちやぶって、自分の力で道を切り開いていく女性たちを描き出します。

主人公は、19歳のヴィヴィアン。名門大学を追い出され、ひとり、ニューヨークへ向かう

もっとみる
ありがとうございます!今日のおすすめは『三体』です。

あまりに不穏。でも目を離すことができない。小説『消失の惑星』試し読み

ジュリア・フィリップス『消失の惑星【ほし】』、冒頭を公開します。

***

八月ソフィヤはサンダルを脱いで波打ちぎわに立っていた。静かなさざ波が、そのつま先を濡らした。真っ白な足が灰色がかった海水に沈む。「あんまり遠くに行っちゃだめ!」アリョーナは叫んだ。

波が引いていった。ソフィヤの足の下から小石が無数に流れだし、細かい砂が水中に溶けていく。ソフィヤがズボンの裾をまくろうとかがむと、ひとつに

もっとみる
ありがとうございます!『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』おすすめです

「自分らしく生きるための極意」「1940年代のSATC」「逞しくしたたかに生きる女性たちが魅力的」「最高なガールズトーク」。エリザベス・ギルバート『女たちのニューヨーク』に絶賛の声(1)

『食べて、祈って、恋をして』の著者エリザベス・ギルバートによる長篇小説『女たちのニューヨーク』。1940年のニューヨーク、ショービジネスの世界で ”ありのままの自分” を生きる女性たちを描く本作を読んで、勇気づけられたという日本の読者の声が届いています!

『女たちのニューヨーク』
エリザベス・ギルバート/那波かおり 訳
早川書房より5月18日発売

◉「1940年代のSATC」「最高に面白かった

もっとみる
ありがとうございます!今日のおすすめは『三つ編み』です。

自分に正直でなければ、生きている甲斐がない。『食べて、祈って、恋をして』著者が贈る、「ありのままの私」を生きる女性たちの小説『女たちのニューヨーク』(エリザベス・ギルバート)

早川書房では、5月18日にアメリカの作家エリザベス・ギルバートの長篇小説『女たちのニューヨーク』(原題City of Girls)を刊行します。

著者は、『食べて、祈って、恋をして』で、全世界の女性たちを勇気づけたエリザベス・ギルバート。今作では、1940年代のニューヨークを舞台に、慣習をうちやぶって、自分の力で道を切り開いていく女性たちを描き出します。

『女たちのニューヨーク』
エリザベス・

もっとみる
ありがとうございます!『名探偵ポアロ オリエント急行の殺人』もどうぞ!

ヴァージニア・ウルフの傑作『波』、45年ぶりの新訳(森山恵訳)

2021年6月16日に、ヴァージニア・ウルフ『波〔新訳版〕』(原題The Waves)を早川書房から刊行します。
翻訳は、『源氏物語 A・ウェイリー版』(ドナルド・キーン特別賞受賞)の訳者の一人である森山恵氏です。

『波〔新訳版〕』
ヴァージニア・ウルフ/森山恵 訳
好評発売中

◉書評・メディア露出BRUTUS(2021年8月15日号)インタビュー(水原涼氏・作家、取材:鳥澤光氏)
週刊文春(

もっとみる
ありがとうございます!『これからの「正義」の話をしよう』もおすすめです