海外文芸

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コルソン・ホワイトヘッド『地下鉄道』が、バリー・ジェンキンス監督によりドラマ化。5月14日よりAmazon Prime Videoにて配信

かつてアメリカ合衆国に、奴隷州から自由州に逃れようとする人々を支援する「地下鉄道」という名の組織があった。もしも「地下鉄道」がその名のとおり、本当に地下を走る鉄道だったら――。

そんな設定で書かれる長篇小説『地下鉄道』(コルソン・ホワイトヘッド著)。2016年に刊行されると、またたくまに注目を集め、ピュリッツァー賞、全米図書賞、アーサー・C・クラーク賞など7つの文学賞を受賞。日本では、谷崎由依訳

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〈高校生が選ぶルノードー賞〉受賞作。「普通ではない」とみなされた女性たちを描く歴史小説『狂女たちの舞踏会』

 フランスで〈高校生が選ぶルノードー賞〉を受賞した長篇小説『狂女たちの舞踏会(原題:Le bal des folles)』を4月に早川書房から刊行します。

●『狂女たちの舞踏会』とは

 2019年8月に刊行され、その年の〈高校生が選ぶルノードー賞〉を受賞したフランス人作家ヴィクトリア・マスのデビュー長篇。現在フランスのみで20万部を突破し、メラニー・ロラン主演・監督で映像化も決定している注目作

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「言葉で語るよりも、読者ひとりひとりが体験をするような作品」──キノベス!2021 第2位受賞『ザリガニの鳴くところ』訳者の友廣純さんの受賞スピーチ

 過酷な境遇を生き抜く少女の成長と村で起こる不審死事件を豊かな自然描写で包み込んだ傑作、ディーリア・オーエンズ『ザリガニの鳴くところ』。全世界でなんと1000万部を突破した本作は、国内でも、

このミステリーがすごい! 2021年版 第2位 
2020年週刊文春ミステリーベスト10 第2位
読書メーター OF THE YEAR 2020 第2位
ミステリが読みたい! 2021年版 第3位
第4回未

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「クララとお日さま」に是枝裕和監督から絶賛の声!

「イシグロ。AIロボット。少女。境界を越えた心の交流。読まずにいられるわけがない」
(映画監督・是枝裕和)

カンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞した『万引き家族』などで知られる映画監督の是枝裕和さんから、『クララとお日さま』に賛辞が寄せられました。
イシグロさんはジェームズ・アイヴォリー監督の『上海の伯爵夫人』の脚本を手掛けるなど、映画界とも深い縁があり、是枝さんはお気に入りの映画監督の一人だそ

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カズオ・イシグロ最新作『クララとお日さま』のカバーが遂に解禁!

2021年3月2日(火)に世界同時発売となるカズオ・イシグロのノーベル文学賞受賞第一作『クララとお日さま』の日本版カバーが遂に解禁となりました。

装幀を手掛けたのは坂川朱音さん。『わたしを離さないで』『忘れられた巨人』などのイシグロ作品を手掛け、残念ながら昨年急逝された坂川栄治さんのお嬢さんです。

装画は福田利之さん。著者のイシグロさんからは「想像力に富み、子供時代を想起させる独特の雰囲気があ

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ノーベル文学賞受賞第一作! カズオ・イシグロ最新作『クララとお日さま』が2021年3月2日(火)世界同時発売!

2017年にノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの最新長篇『クララとお日さま』 が、3月2日(火)、世界同時発売となります。

全世界の注目と期待を集める本作の主人公は、なんとクララという名のAI搭載ロボット。海外のインタビューによれば児童書とサスペンスの構想が結実したものだそうです。当代随一の語り手によっていったいどんな物語が紡ぎだされるのでしょうか。内容については、3月2日のイギリスのFa

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さまざまな地下をめぐる、文学、神話、思索にあふれた旅。ガーディアン紙「21世紀ベスト・ブック100」に選ばれた『アンダーランド 記憶、隠喩、禁忌の地下空間』試し読み公開中

『アンダーランド 記憶、隠喩、禁忌の地下空間』は英国人作家ロバート・マクファーレンが、さまざまな地下をめぐったノンフィクション。ナショナル・アウトドア・ブック・アワードをはじめ、ウェインライト賞、スタンフォード・ドルマン紀行文学賞を受賞し、英ガーディアン紙が選ぶ「21世紀ベスト・ブック100」に選出されました。

ロバート・マクファーレンは1976年、英国ハラム生まれの冒険家・作家。自身が登山や探

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【試し読み】イスタンブルを舞台に、生命の旅立ちの美しさを描く『レイラの最後の10分38秒』(エリフ・シャファク/北田絵里子訳)

 トルコでいまもっとも読まれる作家のひとり、エリフ・シャファクのブッカー賞最終候補作(2019年)として注目された『レイラの最後の10分38秒』(原題:10 Minutes 38 Seconds in This Strange World)。早川書房より、9月3日に邦訳を刊行して以降、日本でも好評をいただいております。そんな本作の冒頭を公開いたします。

『レイラの最後の10分38秒』エリフ・シャ

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ありがとうございます!今日のおすすめは『なめらかな世界と、その敵』です
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【明日 10月31日(土)まで!】honto限定、早川書房電子書籍全タイトル対象・秋の30%OFFクーポンキャンペーン開催!

 電子書籍ストアhontoにて、早川書房の電子書籍全タイトルが対象となる30%OFFクーポンキャンペーンが開催されます(キャンペーン特設ページはこちらです)。

10月18日(日)から開催してきた本キャンペーンも、いよいよ31日(土)まで!

*以下、タイトルと書影からhontoの商品ページに飛びます。

 今回の目玉はなんといっても劉慈欣『三体Ⅱ 黒暗森林』(上巻→こちら・下巻→こちら)!
 こ

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ヒロインたちの逃走とサバイバル──マーガレット・アトウッド『誓願』解説(英文学者・小川公代)

数々の名作を世に放つカナダの作家、マーガレット・アトウッド。
1985年の刊行以来読み継がれる名作『侍女の物語』の続篇で、2019年ブッカー賞受賞作でもある『誓願』が、ついに10月1日刊行です! 
英文学者の小川公代さんによる解説で、『一九八四年』から『侍女の物語』そして『誓願』へと連なるディストピア文学の系譜をたどります。
(書影をクリックするとAmazonページへジャンプ)

マーガレット・ア

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