ハヤカワ・ノンフィクション

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GUCCI創業家一族の大スキャンダルを描いた映画『ハウス・オブ・グッチ』原作ノンフィクションは12月発売

世界屈指のハイブランド、GUCCI(グッチ)。その華麗なる創業者一族の崩壊の物語を描く映画『ハウス・オブ・グッチ』(原題:House of Gucci/
全米公開2021年11月24日)の日本公開日が2022年1月14日(金)に決定しました。
映画内で華麗なる一族の崩壊のきっかけを生む運命の女性を演じるのは、レディー・ガガ。その他、アダム・ドライバー、アル・パチーノ、ジャレッド・レト、ジェレミー・

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ありがとうございます!今日のおすすめは『なめらかな世界と、その敵』です

『カラハリが呼んでいる』刊行!『ザリガニの鳴くところ』の瑞々しい原点

世界1000万部&本屋大賞1位のベストセラー『ザリガニの鳴くところ』著者、ディーリア・オーエンズの原点となったもうひとつのベストセラー『カラハリが呼んでいる』(マーク・オーエンズ&ディーリア・オーエンズ/早川書房)。本書は、若いアメリカ人夫妻(マークとディーリア)が自然の驚異が満ちる荒野――アフリカ・カラハリ砂漠で暮らした7年間の記録。
道も水源もない未踏の地で力強く暮らす野生動物の生活を記録・研

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ありがとうございます!今日のおすすめは『ヒトの目、驚異の進化』です!

たちまち重版決定! 「今年ベストになる予感大」「超タイムリー」「ほんとすごい本」「不謹慎承知でそれはもう面白い」「政治に絶望した方は、本書を読むとかすかな希望を持てる」……マイケル・ルイス『最悪の予感』読者の熱い声

今年7月8日に発売された『最悪の予感 パンデミックとの戦い』(マイケル・ルイス:著、中山宥:訳/早川書房)は、新型ウイルスの感染拡大をいち早く予知し、打開策を必死に模索し続けたヒーローたちの活躍を描いたノンフィクション。この度、早くも重版が決定しました! 感染拡大に歯止めが効かない今、本書に一層の注目が集まっています。

この記事では、いち早く本書を手に取ってくださった方々からの反響のうち「ごく一

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ありがとうございます!今日のおすすめは『三つ編み』です。

ライムスター宇多丸「民主的プロセスというものの意義を再確認する意味でも、今こそ必読の書」『冤罪と人類』書評

発刊後早々に重版が決定した、管賀江留郎『冤罪と人類――道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)。戦前・戦後の冤罪事件の考察を通じて人間の本性を抉る本書がいま、大きな話題を呼んでいる理由とは? 本記事では、ラッパー・ラジオパーソナリティのライムスター宇多丸さんによる書評を公開します。

書評 ライムスター宇多丸(ラッパー・ラジオパーソナリティ)
認識の歪みが生む悲劇
「凶悪

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ありがとうございます!『これからの「正義」の話をしよう』もおすすめです

「人種差別や性差別が嫌われている時代にあって、学歴偏重主義は容認されている最後の偏見なのだ」マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』試し読み



マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』鬼澤忍訳、四六判上製、4月14日発売予定

【試し読み】

容認されている最後の偏見イギリス、オランダ、ベルギーで行なわれた一連の調査で、社会心理学者のあるチームがこんな発見をした。大学教育を受けた回答者は、教育水準の低い人びとに対する偏見が、その他の不利な立場にある集団への偏見よりも大きいというのだ。この研究者チームは、高学歴のヨーロッ

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ありがとうございます!今日のおすすめは『わたしを離さないで』です。

正常としての異常な世界を生きること、あるいは異常者=正常者のためのセルフヘルプ 樋口恭介

「『闇の自己啓発』とは、自己啓発の言葉を文字通りに実践することで、自己啓発の枠組みを、半ば自動的に破壊してしまった、過剰性の書物である」——SF作家の樋口恭介氏による書評=思想をお届けする。

正常としての異常な世界を生きること、
あるいは異常者=正常者のためのセルフヘルプ

樋口恭介

世界とはさまざまな症候の総体であり、その症候をもたらす病いが人間と混合される。文学とは、そうなってくると、一つ

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ありがとうございます!『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』おすすめです

家族を支配する狂信、陰謀論、ホメオパシー、そして暴力……衝撃の回顧録『エデュケーション』訳者あとがき

ビル・ゲイツ、ミシェル&バラク・オバマらが絶賛してニューヨーク・タイムズ・ベストセラーリストで10週連続第1位獲得&130週以上ベストセラーリストにランクイン、全米で400万部超を売り上げた衝撃のノンフィクション、タラ・ウェストーバー/村井理子訳『エデュケーション――大学は私の人生を変えた』(原題:Educated: A Memoir)とはどんな本なのか? 本書の訳者でエッセイストの村井理子さんに

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ありがとうございます!今日のおすすめは『息吹』です。

学校も病院も行くことを禁じられた少女の壮絶な半生の回想『エデュケーション』/大原ケイ書評

ビル・ゲイツ、ミシェル&バラク・オバマらが絶賛して全米で130週以上ベストセラーリストにランクイン、400万部超を売り上げたノンフィクション、タラ・ウェストーバー/村井理子訳『エデュケーション――大学は私の人生を変えた』(原題:Educated: A Memoir)とはどんな本なのか? アメリカの出版事情に精通する大原ケイさんが紹介します。

よくアメリカは「自由の国」と言われるが、そもそもなんの

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ありがとうございます!『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』おすすめです

図書館の過去・現在・未来を想うノンフィクション。『炎の中の図書館 110万冊を焼いた大火』



1986年にロサンゼルスで発生し、110万冊が焼失・損傷した全米最大の図書館火災の顛末を軸に、図書館の歴史、公共空間としての図書館の役割、そして図書館という存在の未来への展望までをつづった、『炎の中の図書館 110万冊を焼いた大火』。著者は、映画「アダプテーション」原案の『蘭に魅せられた男―驚くべき蘭コレクターの世界』の著者でもある、スーザン・オーリアン。図書館に親しんで育った彼女ならではの、

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動物は互いをどう呼び合っている? 人が付けた名前への反応は? ドイツで27万部のベストセラー『動物たちの内なる生活』(早川書房)から特別抜粋



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『動物たちの内なる生活 森林管理官が聴いた野生の声』
ペーター・ヴォールレーベン/本田雅也訳 早川書房

「命 名」

私たちには当たりまえなことだけれど、コミュニケーションをとるとき、私たちはおたがいを名前で呼び合える。大きな社会のなかで誰かとつつがなく接触を持つためには個人の名前が必要であり、その名前を口にすることで、人は相手の注意を

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