見出し画像

川上未映子さんによる新訳〈ピーターラビット〉第2回配本。『ベンジャミン・バニーのおはなし』『2ひきのわるいねずみのおはなし』好評発売中

2022年3月からはじまった、絵本〈ピーターラビット™〉全23巻の新訳プロジェクト、第2回配本をお届けします。今回は、『ベンジャミン・バニーのおはなし』と『2ひきのわるいねずみのおはなし』の2篇です。
この2篇でも、川上未映子さんのリズミカルでいきいきとした翻訳が味わえます。

ベンジャミン・バニーのおはなし』(第4巻)
ビアトリクス・ポター 作・絵/川上未映子 訳
好評発売中

どんなおはなし?

ピーターは元気がありません。上着とくつをマグレガーおじさんの畑で落としてしまったのです。ピーターをはげます、いとこのベンジャミン。一緒にとりもどしにいこう! 『ピーターラビットのおはなし』のつづきとなる大冒険。

ピーターといえば元気ないたずらっ子、ですが、この続篇『ベンジャミン・バニーのおはなし』での、しょんぼりした姿もかわいいですよね。

ベンジャミンに手をひかれて、上着とくつを取り戻しにいくピーター。
『ベンジャミン・バニーのおはなし』より
2ひきのわるいねずみのおはなし』(第5巻)
ビアトリクス・ポター 作・絵/川上未映子 訳
好評発売中

どんなおはなし?

2ひきのねずみが、きれいなお家に忍びこみました。食卓にはごちそうが並んでいます。いただきます! ところが、2ひきは食べられませんでした。いったいなにがおきたのでしょう? 小さな小さな世界が楽しいお話。

作品に登場する美しいドールハウスは、子どものころのお人形遊びの記憶を思い出させる、懐かしくかわいいお話です。

すてきなお家に、おいしそうなご馳走があった! とはしゃぐ2ひき。ところが……
『2ひきのわるいねずみのおはなし』より


2作品とも、全国の書店、ネット書店で好評発売中です。

絵本〈ピーターラビット〉シリーズ全23巻

第1巻:ピーターラビットのおはなし
第2巻:赤りすナトキンのおはなし
第3巻:グロスターの仕たて屋
第4巻:ベンジャミン・バニーのおはなし
第5巻:2ひきのわるいねずみのおはなし
第6巻:はりねずみティギーのおはなし
第7巻:かえるのジェレミーのおはなし
第8巻:こねこのトムのおはなし
第9巻:あひるのジマイマのおはなし
第10巻:フロプシーのこどもたち
第11巻:ちっちゃなねずみふじんのおはなし
第12巻:つまさきティミーのおはなし
第13巻:まちねずみジョニーのおはなし
第14巻:きつねのトッドのおはなし
第15巻:こぶたのブランドのおはなし
第16巻:ひげねずみサミュエルのおはなし
第17巻:パイがふたつあったおはなし
第18巻:ジンジャーとピクルスのおはなし
第19巻:こぶたのロビンソンのおはなし
第20巻:いじのわるいうさぎのおはなし
第21巻:モペットちゃんのおはなし
第22巻:アプリイ・ダプリイのわらべうた
第23巻:セシリ・パセリのわらべうた
※作品番号と、早川書房版の刊行順番は異なります。

***

『ピーターラビットのおはなし』出版120年となる2022年、早川書房が公式出版社になりました。
世界でいちばん有名な、いたずらっ子のうさぎを描く『ピーターラビットのおはなし』。その初版の刊行から120年をむかえる2022年、フレデリック・ウォーン社(ペンギン・ランダムハウスUK傘下)との提携により、早川書房は、日本におけるピーターラビットの公式出版社になります。
フレデリック・ウォーン社と協力し、シリーズの魅力を出版を通じて伝えるのが「公式出版社」です。

◉関連記事


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!