川上未映子さんによる新訳〈ピーターラビット〉いよいよ完結です! 第10回配本『ちっちゃなねずみふじんのおはなし』『アプリイ・ダプリイのわらべうた』『セシリ・パセリのわらべうた』、3/25発売!
2022年3月からはじまった、絵本〈ピーターラビット™〉全23巻の新訳プロジェクト。シリーズ最後となる第10回配本は、『ちっちゃなねずみふじんのおはなし』『アプリイ・ダプリイのわらべうた』『セシリ・パセリのわらべうた』の3篇です。
『ちっちゃなねずみふじんのおはなし』は、野ねずみのトマシナ・チュウチュウが主人公。マグレガーおじさんに連れ去られそうになったウサギたちを助けるお手伝いもしたねずみです(『フロプシーのこどもたち』)。
『アプリイ・ダプリイのわらべうた』『セシリ・パセリのわらべうた』は、シリーズおなじみのキャラクターも登場する愉快なうたの絵本です。
どんなおはなし?
ねずみふじんの家を訪れる、招かれざるお客たち…。ねずみふじんの気苦労は、身に覚えがある読者もいるかも? 動物や昆虫の生態にかんする知識やデッサン力を堪能できます。
どんなおはなし?
わらべうたを題材にした絵本を以前からつくろうとしていたものの、何度も断念したポター念願の、かわいい詩集絵本です。ちいさな動物たちの絵と、心地よくて楽しい日本語を味わえます。
どんなおはなし?
アガサ・クリスティーの作品でも使われている有名なわらべうたなど、8つのうたが収録されています。さらに、『こぶたのブランドのおはなし』『パイがふたつあったおはなし』など、他の作品で引用されたわらべうたやキャラクターも再登場します。
3作品とも、全国の書店、ネット書店で、2024年3月25日から発売します。
絵本〈ピーターラビット〉シリーズ全23巻
第1巻:ピーターラビットのおはなし
第2巻:赤りすナトキンのおはなし
第3巻:グロスターの仕たて屋
第4巻:ベンジャミン・バニーのおはなし
第5巻:2ひきのわるいねずみのおはなし
第6巻:はりねずみティギーのおはなし
第7巻:かえるのジェレミーのおはなし
第8巻:こねこのトムのおはなし
第9巻:あひるのジマイマのおはなし
第10巻:フロプシーのこどもたち
第11巻:ちっちゃなねずみふじんのおはなし
第12巻:つまさきティミーのおはなし
第13巻:まちねずみジョニーのおはなし
第14巻:きつねのトッドのおはなし
第15巻:こぶたのブランドのおはなし
第16巻:ひげねずみサミュエルのおはなし
第17巻:パイがふたつあったおはなし
第18巻:ジンジャーとピクルスのおはなし
第19巻:こぶたのロビンソンのおはなし
第20巻:いじのわるいうさぎのおはなし
第21巻:モペットちゃんのおはなし
第22巻:アプリイ・ダプリイのわらべうた
第23巻:セシリ・パセリのわらべうた
※作品番号と、早川書房版の刊行順番は異なります。
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『ピーターラビットのおはなし』出版120年となる2022年、早川書房が公式出版社になりました。
世界でいちばん有名な、いたずらっ子のうさぎを描く『ピーターラビットのおはなし』。その初版の刊行から120年をむかえる2022年、フレデリック・ウォーン社(ペンギン・ランダムハウスUK傘下)との提携により、早川書房は、日本におけるピーターラビットの公式出版社になります。
フレデリック・ウォーン社と協力し、シリーズの魅力を出版を通じて伝えるのが「公式出版社」です。