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川上未映子さんによる新訳〈ピーターラビット〉第4回配本。『フロプシーのこどもたち』『きつねのトッドのおはなし』好評発売中

2022年3月からはじまった、絵本〈ピーターラビット™〉全23巻の新訳プロジェクト、第4回配本をお届けします。今回は、『フロプシーのこどもたち』と『きつねのトッドのおはなし』の2篇です。
どちらの作品にも登場するのが、大人になったピーター、妹のフロプシー、いとこのベンジャミンです。この2篇では、フロプシーとベンジャミンのこどもたちにピンチが訪れてしまうのです。ぶじに助け出せるでしょうか? ピーターたちの冒険はつづきます!
第1巻『ピーターラビットのおはなし』、第4巻『ベンジャミン・バニーのおはなし』とあわせてお楽しみください。

フロプシーのこどもたち』(第10巻)
ビアトリクス・ポター 作・絵/川上未映子 訳
好評発売中

どんなおはなし?

ピーターの妹フロプシーと、いとこのベンジャミンは結婚し、こどもたちと暮らしています。ある日、一家は、マグレガーおじさんの畑でレタスをたらふく食べて、のんきにお昼寝中。すると、おじさんに見つかってしまい、さあたいへん!

ピーターはいたずらっ子ですが、ベンジャミンはのんきですね。そのこどもたちも、やっぱりのんき。マグレガーおじさんの畑でも、ぐっすり眠ってしまいます。

「レタスを食べすぎると『眠り薬』を、のんだみたいになるようです。」
『フロプシーのこどもたち』より
きつねのトッドのおはなし』(第14巻)
ビアトリクス・ポター 作・絵/川上未映子 訳
好評発売中

どんなおはなし?

ピーターの妹フロプシーと、いとこのベンジャミンのこどもたちが、さらわれてしまいました。犯人のアナグマ・トミーは、きつねのトッドの家で子うさぎたちを食べるつもりのようです。ベンジャミンとピーターが必死に追いかけます!

さすがのベンジャミンも、こどもたちが連れ去られたときには、大慌て。いとこのピーターに助けを求めます。

「アナグマ・トミーが、うちの子をみんなふくろにつめて、さらっていったんだよ、ねえきみ、やつをみなかったか?」『きつねのトッドのおはなし』より


2作品とも、全国の書店、ネット書店で好評発売中です。

絵本〈ピーターラビット〉シリーズ全23巻

第1巻:ピーターラビットのおはなし
第2巻:赤りすナトキンのおはなし
第3巻:グロスターの仕たて屋
第4巻:ベンジャミン・バニーのおはなし
第5巻:2ひきのわるいねずみのおはなし
第6巻:はりねずみティギーのおはなし
第7巻:かえるのジェレミーのおはなし
第8巻:こねこのトムのおはなし
第9巻:あひるのジマイマのおはなし
第10巻:フロプシーのこどもたち
第11巻:ちっちゃなねずみふじんのおはなし
第12巻:つまさきティミーのおはなし
第13巻:まちねずみジョニーのおはなし
第14巻:きつねのトッドのおはなし
第15巻:こぶたのブランドのおはなし
第16巻:ひげねずみサミュエルのおはなし
第17巻:パイがふたつあったおはなし
第18巻:ジンジャーとピクルスのおはなし
第19巻:こぶたのロビンソンのおはなし
第20巻:いじのわるいうさぎのおはなし
第21巻:モペットちゃんのおはなし
第22巻:アプリイ・ダプリイのわらべうた
第23巻:セシリ・パセリのわらべうた
※作品番号と、早川書房版の刊行順番は異なります。

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『ピーターラビットのおはなし』出版120年となる2022年、早川書房が公式出版社になりました。
世界でいちばん有名な、いたずらっ子のうさぎを描く『ピーターラビットのおはなし』。その初版の刊行から120年をむかえる2022年、フレデリック・ウォーン社(ペンギン・ランダムハウスUK傘下)との提携により、早川書房は、日本におけるピーターラビットの公式出版社になります。
フレデリック・ウォーン社と協力し、シリーズの魅力を出版を通じて伝えるのが「公式出版社」です。

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