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川上未映子さんによる新訳〈ピーターラビット〉第3回配本。『こねこのトムのおはなし』『ひげねずみサミュエルのおはなし』好評発売中

2022年3月からはじまった、絵本〈ピーターラビット™〉全23巻の新訳プロジェクト、第3回配本をお届けします。今回は、『こねこのトムのおはなし』と『ひげねずみサミュエルのおはなし』の2篇です。
どちらの作品にも、やんちゃな子猫の3きょうだいトム、モペット、ミトンが登場。『こねこのトム』ではやんちゃの限りを尽くした3きょうだいが、『ひげねずみサミュエル』では一転、大ピンチ! ぜひあわせてお読みください。

こねこのトムのおはなし』(第8巻)
ビアトリクス・ポター 作・絵/川上未映子 訳
好評発売中

どんなおはなし?

トム、モペット、ミトンは、やんちゃなこねこのきょうだい。ある日、お母さんがお客をまねくため、3びきは特別な服を着ることに。「よごさないでね」といわれたのに、こねこたちったら庭で大はしゃぎ! 背景の花々も愛らしいお話。

やんちゃしほうだいの子猫たちと、美しいお庭が愛らしいお話です。このトムの表情と仕草がたまらなくかわいいですよね!

モペットとミトンを追いかけるトム。ボタンはちぎれ、今にも脱げてしまいそう。
『こねこのトムのおはなし』より


ひげねずみサミュエルのおはなし』(第16巻)
ビアトリクス・ポター 作・絵/川上未映子 訳
好評発売中

どんなおはなし?

トム、モペット、ミトンは、元気なこねこ。でもモペットとミトンがおびえています。何かこわいものを見たそうです。そのころ屋根裏のトムの前には、大きな大きなねずみが2ひき。なんと、トムを食べようと、おそいかかってきました!

「ねこまきだんご」として知られるRoly-Poly Puddingも、新たな言葉に訳されています。ねずみ夫妻のやり取りも、読みどころのひとつです。

トム、大ピンチです!
『ひげねずみサミュエルのおはなし』より


2作品とも、全国の書店、ネット書店で好評発売中です。

絵本〈ピーターラビット〉シリーズ全23巻

第1巻:ピーターラビットのおはなし
第2巻:赤りすナトキンのおはなし
第3巻:グロスターの仕たて屋
第4巻:ベンジャミン・バニーのおはなし
第5巻:2ひきのわるいねずみのおはなし
第6巻:はりねずみティギーのおはなし
第7巻:かえるのジェレミーのおはなし
第8巻:こねこのトムのおはなし
第9巻:あひるのジマイマのおはなし
第10巻:フロプシーのこどもたち
第11巻:ちっちゃなねずみふじんのおはなし
第12巻:つまさきティミーのおはなし
第13巻:まちねずみジョニーのおはなし
第14巻:きつねのトッドのおはなし
第15巻:こぶたのブランドのおはなし
第16巻:ひげねずみサミュエルのおはなし
第17巻:パイがふたつあったおはなし
第18巻:ジンジャーとピクルスのおはなし
第19巻:こぶたのロビンソンのおはなし
第20巻:いじのわるいうさぎのおはなし
第21巻:モペットちゃんのおはなし
第22巻:アプリイ・ダプリイのわらべうた
第23巻:セシリ・パセリのわらべうた
※作品番号と、早川書房版の刊行順番は異なります。

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『ピーターラビットのおはなし』出版120年となる2022年、早川書房が公式出版社になりました。
世界でいちばん有名な、いたずらっ子のうさぎを描く『ピーターラビットのおはなし』。その初版の刊行から120年をむかえる2022年、フレデリック・ウォーン社(ペンギン・ランダムハウスUK傘下)との提携により、早川書房は、日本におけるピーターラビットの公式出版社になります。
フレデリック・ウォーン社と協力し、シリーズの魅力を出版を通じて伝えるのが「公式出版社」です。

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