海外文芸

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ノート

クリスティー『アクロイド殺し』、原尞『私が殺した少女』、イシグロ『夜想曲集』他、早川書房のオーディオブック2019年6月のニューリリース

大好評の早川書房のオーディオブック、2019年6月のニューリリース一覧です。ネタバレされる前に必ず聴いておくべきアガサ・クリスティーの傑作ミステリ『アクロイド殺し』、原尞の直木賞受賞作『私が殺した少女』、ノーベル文学賞受賞作家カズオ・イシグロ『夜想曲集』など以下5点がAudibleから発売されています。無料のお試しもありますよ!

※書影をクリックすると詳しい商品説明に飛びます。

早川書房のオー

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フランス文学最高峰ゴンクール賞受賞作『三人の逞しい女』(マリー・ンディアイ/小野正嗣訳)訳者あとがき

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『三人の逞しい女』マリー・ンディアイ/小野正嗣訳

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今回は、フランス文学最高峰のゴンクール賞を受賞した傑作小説『三人の逞しい女』をご紹介します。父に捨てられた弁護士のノラ、移住先で教師の職を捨てなければならなかったファンタ、夫を失ったカディ・デンバ。三人の女たちの絡み合う生を通した先に見える「逞しさ」とは何か。芥川賞作家である訳者の

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「底なしにも思える奈落を超高速で走り抜けるジェットコースター」ジャン゠クリストフ・グランジェ『死者の国』解説公開

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前回の記事「読める煉瓦発売中! ジャン゠クリストフ・グランジェ『死者の国』厚さ対決」にて500円玉やみかんと死闘を繰り広げた『死者の国』。内容の分厚さを存分に語った、ミステリ書評家・三橋曉による解説を公開いたします!

 解説                

                     三橋曉

 昨年の夏、書店に並んだフレン

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超高級ホテルに閉じ込められた貴族のおじさまの暮らしを描く『モスクワの伯爵』(エイモア・トールズ)試し読み

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『モスクワの伯爵』エイモア・トールズ/宇佐川晶子訳/早川書房

全米140万部突破のベストセラー『モスクワの伯爵』は、いまも実在する超高級ホテルを舞台に、そこから一歩も出ずに何十年も暮らすことになったロシア貴族を描く長篇小説。一見つらそうですが、紳士の流儀をつらぬく伯爵の生き方と絢爛豪華な内装が美しく綴られ、上質なユーモアとペーソスをかもしだし、

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読める煉瓦発売中! ジャン゠クリストフ・グランジェ『死者の国』厚さ対決

6月6日に発売となった、ジャン゠クリストフ・グランジェの『死者の国』。なんと、〈ハヤカワ・ポケット・ミステリ〉史上最長の776頁の大作です。背幅はなんと3. 5cm、その厚さに驚く声が各所からあがっています。

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というわけで、『死者の国』といろんなものの厚さを比べてみました。

VS 500円玉

・・・『死者の国』の圧勝。

VS ローダン

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