ハヤカワ・ミステリ

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【『レッド・メタル作戦発動』刊行記念・連続エッセイ/冒険・スパイ小説の時代】気品あふれるロマンティシズム(池上冬樹)

冒険アクション大作『レッド・メタル作戦発動』(マーク・グリーニー&H・リプリー・ローリングス四世、伏見威蕃訳)刊行を記念し、1970~80年代の冒険・スパイ小説ブームについて作家・書評家・翻訳家が語る連続エッセイ企画を行います。
最終回の第11回は文芸評論家・池上冬樹さんです。

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 2月中旬、女性騎手の藤田菜七子が落馬して鎖骨を骨折したというニュースをきいたとき、きつくテーピングして、翌

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ありがとうございます!『これからの「正義」の話をしよう』もおすすめです
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【『レッド・メタル作戦発動』刊行記念・連続エッセイ/冒険・スパイ小説の時代】蜜月の果て、次へ(川出正樹)

冒険アクション大作『レッド・メタル作戦発動』(マーク・グリーニー&H・リプリー・ローリングス四世、伏見威蕃訳)刊行を記念し、1970~80年代の冒険・スパイ小説ブームについて作家・書評家・翻訳家が語る連続エッセイ企画を行います。
第9回は書評家・川出正樹さんです。

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 初めて読んだ大人向けの冒険小説は、父親の書棚にあったルシアン・ネイハムの航空誘拐サスペンス『シャドー81』(新潮文庫→ハ

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ありがとうございます!『名探偵ポアロ オリエント急行の殺人』もどうぞ!
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【『レッド・メタル作戦発動』刊行記念・連続エッセイ/冒険・スパイ小説の時代】宴の後に来た男(古山裕樹 )

冒険アクション大作『レッド・メタル作戦発動』(マーク・グリーニー&H・リプリー・ローリングス四世、伏見威蕃訳)刊行を記念し、1970~80年代の冒険・スパイ小説ブームについて作家・書評家・翻訳家が語る連続エッセイ企画を行います。
第7回は書評家・古山裕樹さんです。

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 1973年生まれで、70年代末はまだ字が読めるようになったばかり。そんなわけで、1970年代末から80年代にかけて冒険小

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ありがとうございます!今日のおすすめは『三つ編み』です。
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【『レッド・メタル作戦発動』刊行記念・連続エッセイ/冒険・スパイ小説の時代】冒険小説、この不滅のエクスペリエンス(霜月蒼)

冒険アクション大作『レッド・メタル作戦発動』(マーク・グリーニー&H・リプリー・ローリングス四世、伏見威蕃訳)刊行を記念し、1970~80年代の冒険・スパイ小説ブームについて作家・書評家・翻訳家が語る連続エッセイ企画を行います。
第5回は書評家・霜月蒼さんです。

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 1984年からの数年間、僕は十代だった。いろいろなところに旅をした。凍えるような風の吹きつける北海を行くオンボロの軍艦に乗

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ありがとうございます!今日のおすすめは『ザリガニの鳴くところ』です。
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【『レッド・メタル作戦発動』刊行記念・連続エッセイ/冒険・スパイ小説の時代】冒険・スパイ小説とともに50年(伏見威蕃)

冒険アクション大作『レッド・メタル作戦発動』(マーク・グリーニー&H・リプリー・ローリングス四世、伏見威蕃訳)刊行を記念し、1970~80年代の冒険・スパイ小説ブームについて作家・書評家・翻訳家が語る連続エッセイ企画を行います。
第4回は『レッド・メタル作戦発動』の翻訳者、伏見威蕃さんです。

(書影はAmazon.co.jpにリンクしています)

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 1970年代から80年代のなかばにか

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ありがとうございます!今日のおすすめは『わたしを離さないで』です。
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【『レッド・メタル作戦発動』刊行記念・連続エッセイ/冒険・スパイ小説の時代】冒険小説ブームとわたし(香山二三郎)

冒険アクション大作『レッド・メタル作戦発動』(マーク・グリーニー&H・リプリー・ローリングス四世、伏見威蕃訳)刊行を記念し、1970~80年代の冒険・スパイ小説ブームについて作家・書評家・翻訳家が語る連続エッセイ企画を行います。
第3回はコラムニスト・香山二三郎さんです。

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 ミステリファンには小学生の頃から読み始めている方々が少なくない。筆者はその点スロースターターで、系統だって読み始

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ありがとうございます!今日のおすすめは『ヒトの目、驚異の進化』です!
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【『レッド・メタル作戦発動』刊行記念・連続エッセイ/冒険・スパイ小説の時代】回顧と展望、そして我が情熱(荒山 徹)

冒険アクション大作『レッド・メタル作戦発動』(マーク・グリーニー&H・リプリー・ローリングス四世、伏見威蕃訳)刊行を記念し、1970~80年代の冒険・スパイ小説ブームについて作家・書評家・翻訳家が語る連続エッセイ企画を行います。
第2回は作家・荒山徹さんです。

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 まったく何という時代だったのか。途方もない――かえりみて歎息するばかりだ。1970年代末から80年代にかけ隆盛を極めた冒険小

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ありがとうございます!今日のおすすめは『わたしを離さないで』です。
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【『レッド・メタル作戦発動』刊行記念・連続エッセイ/冒険・スパイ小説の時代】あのころは愉しかった・80年代回顧(北上次郎)

冒険アクション大作『レッド・メタル作戦発動』(マーク・グリーニー&H・リプリー・ローリングス四世、伏見威蕃訳)刊行を記念し、1970~80年代の冒険・スパイ小説ブームについて作家・書評家・翻訳家が語る連続エッセイ企画を行います。第1回は書評家・北上次郎さんです。

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 クレイグ・トーマス『狼殺し』の再読を、ずっと迷っている。
 私はいま《ミステリマガジン》で「勝手に文庫解説2」という連載を

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ありがとうございます!今日のおすすめは『三体』です。
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『暗殺者グレイマン』マーク・グリーニーの最高傑作! 大型冒険アクション『レッド・メタル作戦発動』発売中【作家・書評家・翻訳家・編集者、計11人による必読エッセイ公開中】

『暗殺者グレイマン』シリーズで知られる冒険小説界の雄、マーク・グリーニー。彼が元軍人H・リプリー・ローリングス四世と組んで著した大型冒険アクション『レッド・メタル作戦発動(上下)』が発売されました。

『レッド・メタル作戦発動』は手段を選ばずレアアース鉱山を奪回しようとするロシアの軍事侵攻と、それに立ち向かう各国の軍人・民間人の活躍を描いた冒険アクション小説。1980年代の一大冒険・スパイ小説ブー

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ありがとうございます!『名探偵ポアロ オリエント急行の殺人』もどうぞ!
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早川書房激推し! 本年刊行予定の華文ミステリをご紹介!

去る2月15日に行舟文化・文藝春秋・早川書房の三社合同で開催された「この華文ミステリがアツい!」。各社が今年イチオシの華文ミステリをアピールしたそのイベントにて、早川書房が猛プッシュした作品をこちらのnoteでもご紹介いたします。

『死亡通知単(仮)』(周浩暉 著/稲村文吾 訳)

劇場型シリアルキラーと警察との死闘! 華文ミステリの最高峰、ついに邦訳!
2002年、有能で知られた刑事が何者かに

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ありがとうございます!今日のおすすめは『わたしを離さないで』です。
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