ハヤカワ・ミステリ

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ノート

秋の夜長にぴったりのページターナー『サイコセラピスト』の魅力と怖さ

無名の新人のデビュー作にもかかわらず、ベストセラー・リストに異例の長期ランクイン。それも納得とうなずける、新人離れした筆力で書かれたミステリ『サイコセラピスト』。坂本あおいさんによる訳者あとがきを公開いたします。

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『サイコセラピスト』(The Silent Patient, 2019)はイギリスの作家、アレックス・マイクリーディーズのデビュー作で

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本格・推理・恐怖・奇想・密室……陳浩基の最新作登場! 『ディオゲネス変奏曲』訳者あとがき(稲村文吾)

『13・67』でミステリ読者を驚嘆させた香港人作家、陳浩基。彼のデビュー10周年を記念した自選短篇集『ディオゲネス変奏曲』も、読者を驚かせるような奇想とトリックに満ちています。

その陳浩基とはどのような作家なのか、どのような作品を書いてきたのか? 華文ミステリの紹介者としても知られる翻訳者・稲村文吾氏による訳者あとがきを公開いたします。

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『地下道の少女』の舞台をめぐる――写真によるストックホルム案内(ヘレンハルメ美穂)

ついに発売された『地下道の少女』(アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム)。北欧最高峰のミステリ賞「ガラスの鍵」賞受賞シリーズの第4弾である本作の主な舞台は、スウェーデンの首都ストックホルムです。
そのストックホルムとはどんなところ? シリーズの翻訳を手掛ける翻訳家・ヘレンハルメ美穂さんの写真と文章による、『地下道の少女』ガイドを掲載いたします。
読了済みの方はもちろん、未読の方も、ぜひ街

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これは遠い国の話、他人事だろうか――高福祉社会スウェーデンの知られざる現実とは。『地下道の少女』訳者あとがき(ヘレンハルメ美穂)

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 凍てつく冬のストックホルム。街の喧騒の中にひっそりとたたずむ教会を、謎めいた少女が訪れる。髪は乱れ、顔は汚れの層に覆われていて、強烈なにおいを放っている。長椅子に腰を下ろしたままじっと動かず、話しかけても反応しない。
 時をさかのぼること約50時間。エーヴェルト・グレーンス警部の机の上には、進行中の捜査32件の資料が積んである。そこに飛びこんできた、3

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三冠受賞ミステリ『ブルーバード、ブルーバード』の憎悪と愛。ミステリ評論家・吉野仁氏の解説公開

アメリカ探偵作家クラブ賞、英国推理作家協会賞、アンソニー賞の三冠に輝いたアッティカ・ロック『ブルーバード、ブルーバード』(高山真由美訳、ハヤカワ・ミステリ)。
巻末に収録されたミステリ評論家・吉野仁氏の解説を特別に公開いたします。

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 かつてないほどアメリカ社会の分断が深まったといわれている。
 とりわけ2017年にドナルド・トランプが大統領に就任して以

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ピエール・ルメートル最新刊『炎の色』発売! 『天国でまた会おう』3部作第2弾の壮大な面白さ:訳者あとがき公開

『その女アレックス』のピエール・ルメートルが著した、傑作歴史小説にしてピカレスク・ロマンのゴンクール賞受賞作『天国でまた会おう』。同作の続篇にあたる『炎の色』がいよいよ発売されました。

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『炎の色』ピエール・ルメートル、平岡敦訳
単行本・文庫(上下巻)同時発売!

発売を記念して、平岡敦さんによる訳者あとがきを特別公開いたします!

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 本書は2

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「読者よ、わたしは彼を殺したのです」19世紀英国を舞台に繰り広げられる、女殺人者の闘いと恋。『ジェーン・スティールの告白』衝撃の第1章!

ヴィクトリア朝の英国を舞台に、異色のヒロインの活躍を描いた『ジェーン・スティールの告白』。著者は『ニューヨーク最初の警官 ゴッサムの神々』の作者で、シャーロキアンとしても知られるリンジー・フェイです。アメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀長篇賞候補ともなったこの話題作の発売を記念して、第1章を特別公開します。

リンジー・フェイ/川副智子訳/ハヤカワ・ミステリ

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