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ハヤカワ・ノンフィクション

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ハヤカワ・ノンフィクション文庫や、ハヤカワ・ノンフィクションなど。話題のノンフィクション作品の解説、試し読みを公開中。
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2023年11月の記事一覧

「お金」だけじゃない、本当に「豊か」な社会はこうすれば実現できる! 『2050年を生きる僕らのマニフェスト』試し読み

「お金」だけじゃない、本当に「豊か」な社会はこうすれば実現できる! 『2050年を生きる僕らのマニフェスト』試し読み

ミレニアル/Z世代が牽引する2050年を見据えた新しいビジネス、そして社会のスキームを、クラウドファンディング「キックスターター」共同創業者である著者が説くのが『2050年を生きる僕らのマニフェスト――「お金」からの解放』(ヤンシー・ストリックラー、久保美代子訳、早川書房)。
本書は、日本の「弁当」からヒントを得た「ベントーイズム」を活かせば、合理的で最大級の自己実現が可能になると語ります。そのベ

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「25年後の未来から提案された新しいビジネスロジック」とは?『2050年を生きる僕らのマニフェスト』解説文(竹下隆一郎)

「25年後の未来から提案された新しいビジネスロジック」とは?『2050年を生きる僕らのマニフェスト』解説文(竹下隆一郎)

ミレニアル/Z世代が牽引する2050年を見据えた新しいビジネスのフレームワークとは? クラウドファンディング「キックスターター」共同創業者であるヤンシー・ストリックラーがその解を説くのが新刊『2050年を生きる僕らのマニフェスト――「お金」からの解放』(久保美代子訳、早川書房)。
本書に収められた竹下隆一郎氏(PIVOTチーフ・グローバルエディター)による解説文を特別公開します。

解説 25年後

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起業のスキルが身につく「三つの基本原則」を紹介!『すべては「起業」である』試し読み

起業のスキルが身につく「三つの基本原則」を紹介!『すべては「起業」である』試し読み

起業の基本原則は、「発見」「解決」「拡大」の三つに集約される――そう説くのが新刊、『すべては「起業」である  正しい判断を導くための最高の思考法』(ダニー・ウォーシェイ、渡会圭子訳、早川書房)。
本書が提案する黄金ステップを踏まえれば、ビジネスだけでなくあらゆる場面であなたの意思決定はよりスムーズになるはず。本書の第一章から一部を抜粋して試し読み公開します。

起業を志すすべての人が習得し応用でき

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意味を持たない時間の豊かさを知る 『何もしない』本文試し読み

意味を持たない時間の豊かさを知る 『何もしない』本文試し読み

SNSなど、人々の関心を売買する「アテンションエコノミー(注意経済)」が跋扈する現代。そこから抜け出すために必要なのは、効率主義から離れてみること――つまり、「何もしない」ことだ。
つながりを避けては生きられない時代にふさわしい自分のあり方を見つけ出すヒントを紹介する話題の一冊、『何もしない』(ジェニー・オデル、竹内要江訳、ハヤカワ・ノンフィクション文庫)から冒頭「はじめに」を特別試し読み公開しま

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自由さの中でふつうを生み出し、そのふつうさのままとどまること――プロダクト・デザイナー秋田道夫が語る「仕事」のはなし【『かたちには理由がある』刊行記念】

自由さの中でふつうを生み出し、そのふつうさのままとどまること――プロダクト・デザイナー秋田道夫が語る「仕事」のはなし【『かたちには理由がある』刊行記念】

『かたちには理由がある』(ハヤカワ新書)の刊行を記念して青山ブックセンター本店で開催された、著者の秋田道夫さんの講演の様子をお届けします。プロダクトデザイナーはどんな世界の見方をしているのでしょうか。これまでに手がけた製品を振り返りながら、「かたち」をめぐる思考が縦横に語られます。聞き手はフリーライターの納富廉邦さんです。

秋田道夫(あきた・みちお)
1953年大阪生まれ。プロダクトデザイナー。

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『問題解決のための名画読解』名画があなたの思考を変える? 本書解説を試し読み公開(アート教育家・末永幸歩さん)

『問題解決のための名画読解』名画があなたの思考を変える? 本書解説を試し読み公開(アート教育家・末永幸歩さん)

さまざまな視点を取り入れ、よく観察し、いま抱えている問題に対処する――。問題解決に役立つ「名画読解術」を多様なアートとともにオールカラーで説く新刊『問題解決のためのの名画読解』(エイミー・E・ハーマン、野村真依子訳、早川書房)。本書のもとになったセミナー「知覚の技法」は、これまでFBIやCIAなどの国家機関、企業、学校などでも行われてきたものです。なぜアート作品に向き合うことで「問題解決力」が磨か

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『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』話題映画がもっと面白くなる深読みポイントを解説①【ネタバレ】

『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』話題映画がもっと面白くなる深読みポイントを解説①【ネタバレ】

スコセッシ監督×ディカプリオ主演の映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』が劇場公開中です。先住民が次々と惨殺されるおぞましい“実話”を描いた原作本が、発売中の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン オセージ族連続怪死事件とFBIの誕生』(デイヴィッド・グラン、ハヤカワ・ノンフィクション文庫)。この原作の翻訳を手掛けた倉田真木さんに、「これを知れば映画がもっと面白くなる」ポイントを凝縮してお聞きし

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