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ハヤカワ・ノンフィクション

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ハヤカワ・ノンフィクション文庫や、ハヤカワ・ノンフィクションなど。話題のノンフィクション作品の解説、試し読みを公開中。
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2023年7月の記事一覧

新書創刊の舞台裏:誰もが知る「あの味」に秘められた歴史の謎を解き明かす!『ソース焼きそばの謎』担当編集者が語る

新書創刊の舞台裏:誰もが知る「あの味」に秘められた歴史の謎を解き明かす!『ソース焼きそばの謎』担当編集者が語る

早川書房があらたに立ち上げた新書レーベル「ハヤカワ新書」。早川書房の強みであるSFやミステリ、ノンフィクションなど多彩な視点を生かした、独自の切り口の新書を多数予定しています。
創刊第二弾は2023年7月19日(水)に発売したばかり。どんなテーマの新書が読める? そもそも新書創刊って何を準備するの? ……そんな疑問にお答えすべく、『ソース焼きそばの謎』(著:塩崎省吾)の発売に向けて準備に準備を重ね

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脳と同様にはたらくAIは実現可能か? 名著『考える脳 考えるコンピューター〔新版〕』が文庫になって新発売

脳と同様にはたらくAIは実現可能か? 名著『考える脳 考えるコンピューター〔新版〕』が文庫になって新発売

脳と同様にはたらく機械や人工知能(AI)は、実現可能なのか?
最新型ロボットでも難しいとされる二足歩行を、人間の幼児が易々とこなす背景には、膨大な記憶に基づき将来を絶えず予測する「脳」の存在があります。その中核を担うのが、「大脳新皮質のアルゴリズム」。
スマートフォンの原型となるPDA、パームパイロットを開発し成功を収めた著者ジェフ・ホーキンスが迫る、「知能の本質」とは?
脳科学とコンピューター工

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人類であれば、誰もが恐竜に乗ってお散歩したいと思ってますよね?『科学でかなえる世界征服』第3章・試し読み

人類であれば、誰もが恐竜に乗ってお散歩したいと思ってますよね?『科学でかなえる世界征服』第3章・試し読み

秘密基地の建造、大型恐竜の復活、不老不死の達成……などなど、映画や漫画に登場する悪役が掲げる野望を科学的に検証し、さらに予算や納期の面からもその実現可能性を大真面目に探っていくサイエンス・ノンフィクション、『科学でかなえる世界征服』(ライアン・ノース[著]、吉田三知世[訳]、早川書房)が発売中です。

ときにみなさま。普段の生活では、どのような乗り物を利用しておりますでしょうか。通学に電車、通勤に

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松尾豊「私の人工知能研究者としてのキャリアとともにある本であり、私の考えを形作った本でもある」——『考える脳 考えるコンピューター〔新版〕』解説特別公開

松尾豊「私の人工知能研究者としてのキャリアとともにある本であり、私の考えを形作った本でもある」——『考える脳 考えるコンピューター〔新版〕』解説特別公開

脳と同様にはたらく機械や人工知能は、はたして実現可能なのか? 脳と人工知能の決定的な差異は、どこにあるのか? ChatGPTをはじめとする生成AIに世界的に関心が集まる現在、今なおその答えを求められ続けている根源的な問いかけを2000年代前半の時点で提示し、「知能の本質」に迫った名著『考える脳 考えるコンピューター〔新版〕』(ジェフ・ホーキンス、サンドラ・ブレイクスリー [著]、伊藤文英 [訳]、

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現代のサムライは競輪場にいる! 英国人記者による異色のノンフィクション『KEIRIN』髙橋秀実さん解説を特別公開

現代のサムライは競輪場にいる! 英国人記者による異色のノンフィクション『KEIRIN』髙橋秀実さん解説を特別公開

自らも競輪の熱狂的ファンである日本在住歴30年の英国人記者が焙り出す、斬新な日本文化論! これまでにない角度から「ニッポンの不思議」を活写したノンフィクション『KEIRIN』(ジャスティン・マッカリー、濱野大道訳、早川書房)が7月19日に発売になります。この本に解説を寄せていただいたのは、『ご先祖様はどちら様』『「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー』『おやじはニーチェ』など、軽妙かつ緻密な

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秘密基地の建造、大型恐竜の復活、不老不死の肉体、世界征服の完遂——そのすべて、かなえてみせます!『科学でかなえる世界征服』試し読み

秘密基地の建造、大型恐竜の復活、不老不死の肉体、世界征服の完遂——そのすべて、かなえてみせます!『科学でかなえる世界征服』試し読み

秘密基地の建造、大型恐竜の復活、不老不死の達成……などなど、映画や漫画に登場する悪役が掲げる野望を科学的に検証し、さらに予算や納期の面からもその実現可能性を大真面目に探っていくサイエンス・ノンフィクション、『科学でかなえる世界征服』(ライアン・ノース[著]、吉田三知世[訳]、早川書房)が本日発売しました。

ライアン・ノースといえば、『ゼロからつくる科学文明——タイムトラベラーのためのサバイバルガ

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【OpenAI CEO サム・アルトマン絶賛!「最高の解説書」】『ChatGPTの頭の中』監訳者解説特別公開

【OpenAI CEO サム・アルトマン絶賛!「最高の解説書」】『ChatGPTの頭の中』監訳者解説特別公開

ChatGPTの開発元であるOpenAIのCEO、サム・アルトマンが「最高の解説書」と絶賛した『What Is ChatGPT Doing … and Why Does It Work?』。
その翻訳版である『ChatGPTの頭の中』(スティーヴン・ウルフラム、高橋聡訳、稲葉通将監訳、早川書房)が発売しました。近年、急速に関心が高まっているChatGPTや生成AIについて、その基礎的な技術や今後の

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著者・石井光太×担当編集者(教育学を学んだ元東大生) 自宅に跳び箱、アイデンティティー・クライシス……『教育虐待』特別対談を試し読み公開

著者・石井光太×担当編集者(教育学を学んだ元東大生) 自宅に跳び箱、アイデンティティー・クライシス……『教育虐待』特別対談を試し読み公開

『教育虐待 子供を壊す「教育熱心」な親たち』(石井光太、ハヤカワ新書)は、ゆがんだ教育熱が子供に及ぼす影響や社会問題を炙りだす話題作。同時発売の【NFT電子書籍付】版のNFT電子書籍に特典として収録されている「対談 子供の成長に必要なもの」から、冒頭部分を試し読み公開します。
頻発する「教育虐待」は、なぜ見過ごされてしまうのでしょうか……?

対談 子供の成長に必要なもの 石井光太 × 担当編集者

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『名作ミステリで学ぶ英文読解』特別対談「エラリイ・クイーン 翻訳の極意」 越前敏弥×飯城勇三(ミステリ評論家・翻訳家)

『名作ミステリで学ぶ英文読解』特別対談「エラリイ・クイーン 翻訳の極意」 越前敏弥×飯城勇三(ミステリ評論家・翻訳家)

『名作ミステリで学ぶ英文読解』(越前敏弥、ハヤカワ新書)は、アガサ・クリスティ、コナン・ドイル、エラリイ・クイーンの名作から英文読解のポイントを解説した一冊です。同時発売の【NFT電子書籍付】版のNFT電子書籍に特典として収録されている、著者・越前敏弥さんと飯城勇三さんとの対談「エラリイ・クイーン 翻訳の極意」から、冒頭部分を特別公開します。

特別対談「エラリイ・クイーン 翻訳の極意」越前 敏弥

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新書創刊の舞台裏:本当の意味でのChatGPTの凄さを、あなたはまだ知らない…?『ChatGPTの頭の中』担当編集者が語る

新書創刊の舞台裏:本当の意味でのChatGPTの凄さを、あなたはまだ知らない…?『ChatGPTの頭の中』担当編集者が語る

早川書房があらたに立ち上げた新書レーベル「ハヤカワ新書」。早川書房の強みであるSFやミステリ、ノンフィクションなど多彩な視点を生かした、独自の切り口の新書を多数予定しています。
創刊第二弾はいよいよ2023年7月19日(水)発売。どんなテーマの新書が読めるようになる? そもそも新書創刊って何を準備する? ……そんな疑問にお答えすべく、『ChatGPTの頭の中』(著:スティーヴン・ウルフラム、監訳:

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【いまAIがさらに熱い】「AIを知るための本」おすすめ作品を紹介【Kindleにて50%OFFセール実施中の作品多数】

【いまAIがさらに熱い】「AIを知るための本」おすすめ作品を紹介【Kindleにて50%OFFセール実施中の作品多数】

世間をにぎわす画像生成ソフトやChatGPTなどのAI技術。いま、人間とAIのかかわりは歴史的な転換点を迎えようとしています。
「人工知能(AI)」は、SF小説で古くから大事にされてきたもののひとつです。古典作品から最新のSFまで、さまざまな形でAIとともに生きる世界が示されています。
AIを知り、そしてどんな関係を築いていくのか。こちらの記事では、”AIを知る”古今東西のSF小説をご紹介していき

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