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#女性の生き方

世界200万部の小説『三つ編み』著者最新作! インドで学びの機会を奪われた少女と、異国の教師の物語(レティシア・コロンバニ、9月発売)

世界200万部の小説『三つ編み』著者最新作! インドで学びの機会を奪われた少女と、異国の教師の物語(レティシア・コロンバニ、9月発売)

インド・イタリア・カナダの3人の女性が困難と差別に立ち向かう小説『三つ編み』。その著者、レティシア・コロンバニの最新作『あなたの教室』を2022年9月に早川書房より刊行します。

◉『三つ編み』とは小説『三つ編み』は、日本では2019年に刊行。理不尽な人生と闘う3人の女性の姿と、ぐいぐい読ませる物語の巧みさ、そして、最後に訪れるカタルシスと勇気の出るメッセージが高く評価されました。

・あらすじ

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『食べて、祈って、恋をして』著者の新境地!『女たちのニューヨーク』はこうして生まれた(訳者あとがき)

『食べて、祈って、恋をして』著者の新境地!『女たちのニューヨーク』はこうして生まれた(訳者あとがき)

『食べて、祈って、恋をして』で、自分を立て直すための旅を率直に描き、日本をふくむ全世界の女性たちを勇気づけたエリザベス・ギルバート。
そのギルバートが新たに発表したのが、1940年代のニューヨークのショービジネスの世界で生きる女性たちを描いた『女たちのニューヨーク』(早川書房より好評発売中)。
『女たちのニューヨーク』もまた、アメリカをはじめとする英語圏で100万部突破し、世界中の女性たちを元気づ

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19歳、NYに向かう列車、大都会へのときめきが止まらない!『女たちのニューヨーク』(エリザベス・ギルバート)試し読み

19歳、NYに向かう列車、大都会へのときめきが止まらない!『女たちのニューヨーク』(エリザベス・ギルバート)試し読み

長篇小説『女たちのニューヨーク』(原題City of Girls)を5月18日に早川書房から刊行します。著者は、『食べて、祈って、恋をして』で、全世界の女性たちを勇気づけたエリザベス・ギルバート。今作では、1940年代のニューヨークを舞台に、慣習をうちやぶって、自分の力で道を切り開いていく女性たちを描き出します。

主人公は、19歳のヴィヴィアン。名門大学を追い出され、ひとり、ニューヨークへ向かう

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「自分らしく生きるための極意」「1940年代のSATC」「逞しくしたたかに生きる女性たちが魅力的」「最高なガールズトーク」。エリザベス・ギルバート『女たちのニューヨーク』に絶賛の声(1)

「自分らしく生きるための極意」「1940年代のSATC」「逞しくしたたかに生きる女性たちが魅力的」「最高なガールズトーク」。エリザベス・ギルバート『女たちのニューヨーク』に絶賛の声(1)

『食べて、祈って、恋をして』の著者エリザベス・ギルバートによる長篇小説『女たちのニューヨーク』。1940年のニューヨーク、ショービジネスの世界で ”ありのままの自分” を生きる女性たちを描く本作を読んで、勇気づけられたという日本の読者の声が届いています!

『女たちのニューヨーク』
エリザベス・ギルバート/那波かおり 訳
早川書房より5月18日発売

◉「1940年代のSATC」「最高に面白かった

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自分に正直でなければ、生きている甲斐がない。『食べて、祈って、恋をして』著者が贈る、「ありのままの私」を生きる女性たちの小説『女たちのニューヨーク』(エリザベス・ギルバート)

自分に正直でなければ、生きている甲斐がない。『食べて、祈って、恋をして』著者が贈る、「ありのままの私」を生きる女性たちの小説『女たちのニューヨーク』(エリザベス・ギルバート)

早川書房では、5月18日にアメリカの作家エリザベス・ギルバートの長篇小説『女たちのニューヨーク』(原題City of Girls)を刊行します。

著者は、『食べて、祈って、恋をして』で、全世界の女性たちを勇気づけたエリザベス・ギルバート。今作では、1940年代のニューヨークを舞台に、慣習をうちやぶって、自分の力で道を切り開いていく女性たちを描き出します。

『女たちのニューヨーク』
エリザベス・

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【〆切りました】ニューヨークのショービジネスの世界に飛びこんだ19歳の女性。騒ぎの中心で頂点とどん底を見た彼女が向かうのは――長篇小説『女たちのニューヨーク(仮)』読者モニター募集

【〆切りました】ニューヨークのショービジネスの世界に飛びこんだ19歳の女性。騒ぎの中心で頂点とどん底を見た彼女が向かうのは――長篇小説『女たちのニューヨーク(仮)』読者モニター募集

4月7日追記:この募集は〆切りました。たくさんのご応募ありがとうございます!

刊行しました!

早川書房では2021年5月18日にアメリカの作家エリザベス・ギルバートの長篇小説『女たちのニューヨーク(仮)』(原題:City of Girls)を刊行します。

発売に先立って、ゲラを読んで、ご感想をいただけるかたを募集します。

エッセイ『食べて、祈って、恋をして』で、人生のつまづきから立ち直るた

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『三つ編み』著者レティシア・コロンバニへさんと中江有里さんのオンライン対談開催(11/21)

『三つ編み』著者レティシア・コロンバニへさんと中江有里さんのオンライン対談開催(11/21)

『三つ編み』『彼女たちの部屋』の著者であるレティシア・コロンバニさんが、アンスティチュ・フランセの主催する「読書の秋2020」に参加します。

特別ビデオインタビューはこちらから。

きたる11月21日には、俳優・作家の中江有里さんとオンライン対談を行います。中江さんは、コロンバニさんの両作品を高く評価し、共感をこめた文章を書かれてきました。当日は、作品について、そしてそこで描かれる女性たちについ

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『三つ編み』『彼女たちの部屋』著者レティシア・コロンバニの特別インタビュー(『読書の秋2020』)

『三つ編み』『彼女たちの部屋』著者レティシア・コロンバニの特別インタビュー(『読書の秋2020』)

2019年4月刊行の『三つ編み』、2020年6月の『彼女たちの部屋』。どちらも読者から大きな支持を得て、海外文芸としては異例のロングセラーとなっています。
その著者のレティシア・コロンバニが、アンスティチュ・フランセによる催し「読書の秋2020」の一環として、特別にビデオインタビューに応えました。映画監督として知られるコロンバニさんが小説を書くことになったきっかけ、『彼女たちの部屋』の舞台となる実

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「人が人を助けることの尊さと希望を伝えてくれる」「希望と連帯の女性賛歌」「読むべき1冊、きっと力になる」「怖がらないで行動して、と胸を熱くさせてくれた」「何度絶望しても自分のやるべきことをやる勇気」『彼女たちの部屋』レビューと感想

「人が人を助けることの尊さと希望を伝えてくれる」「希望と連帯の女性賛歌」「読むべき1冊、きっと力になる」「怖がらないで行動して、と胸を熱くさせてくれた」「何度絶望しても自分のやるべきことをやる勇気」『彼女たちの部屋』レビューと感想

40歳の弁護士はある日、人生の危機にぶち当たる。たどり着いたのは、貧困や暴力に苦しむ女性たちを支援・保護する施設。弁護士は、そこではじめて自分の居場所を知った――。勇気とやさしさに満ちた感動作。

『彼女たちの部屋』(レティシア・コロンバニ、齋藤可津子訳)が発売されてからひと月。新聞、雑誌、SNSでたくさんのレビューと感想をいただいています。

まずは、7月25日の朝日新聞では、大矢博子さんによる

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40歳、人生の危機にぶち当たる。たどり着いたのは、女性だけが住む「部屋」だった――『彼女たちの部屋』(レティシア・コロンバニ)試し読み

40歳、人生の危機にぶち当たる。たどり着いたのは、女性だけが住む「部屋」だった――『彼女たちの部屋』(レティシア・コロンバニ)試し読み

フランスで120万部を突破した小説『三つ編み』。その著者レティシア・コロンバニの最新作『彼女たちの部屋』の一部を無料公開中です。
人生の危機に直面した弁護士は、その部屋で初めて居場所を知った――。勇気とやさしさに満ちた感動作。

『彼女たちの部屋』レティシア・コロンバニ/齋藤可津子訳/
早川書房/2020年6月18日発売

◎本書への賛辞「この苦難の時代にこそ読んでほしい、シスターフッドと希望の書

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ブレイディみかこ氏推薦「この苦難の時代にこそ読んでほしい、シスターフッドと希望の書」『彼女たちの部屋』(レティシア・コロンバニ)

ブレイディみかこ氏推薦「この苦難の時代にこそ読んでほしい、シスターフッドと希望の書」『彼女たちの部屋』(レティシア・コロンバニ)

フランスで100万部を突破した小説『三つ編み』。その著者であるレティシア・コロンバニの最新作『彼女たちの部屋』を6月18日に早川書房より刊行します。

『彼女たちの部屋』レティシア・コロンバニ
齋藤可津子 訳/髙崎順子 解説/網中いづる 絵

本作は『三つ編み』とおなじく連帯の物語。苦しみのさなかにある女性、手を差し伸べる女性、その互いの交わりを描き出します。舞台は、約100年前に創設され、いまも

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フランスで120万部『三つ編み』著者の最新作。居場所を取り戻す女性たちの連帯を描く『彼女たちの部屋』(レティシア・コロンバニ)

フランスで120万部『三つ編み』著者の最新作。居場所を取り戻す女性たちの連帯を描く『彼女たちの部屋』(レティシア・コロンバニ)

フランスで120万部を突破し、日本でも続々重版をしているベストセラー小説『三つ編み』。その著者であるレティシア・コロンバニの最新作『彼女たちの部屋』(原題:Les victorieuses)を6月18日に早川書房より刊行します。

『彼女たちの部屋』
レティシア・コロンバニ/齋藤 可津子 訳
早川書房/2020年6月18日刊行

書評・メディア露出◎著者インタビューが大反響!
「15年間路上で生活

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自分の意志を貫くとき、女性が出会う壁と希望 和田彩花×新井見枝香×かん『三つ編み』を語る(3)

自分の意志を貫くとき、女性が出会う壁と希望 和田彩花×新井見枝香×かん『三つ編み』を語る(3)

フランスで100万部を突破した小説『三つ編み』(レティシア・コロンバニ、齋藤可津子 訳、早川書房)。3人の女性が困難や差別と闘いながら、自分自身の人生を選んでいく物語です。
日本では2019年4月に刊行し、SNSや新聞・雑誌等で話題となり、大きな反響を呼んでいます。
ここでは、異なるバックグラウンドをもつ3人が、本書について、みずからの経験と日本の女性をとりまく状況について語ります。
語るのは、ア

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自分の意志を貫くとき、女性が出会う壁と希望 和田彩花×新井見枝香×かん、小説『三つ編み』を語る(2)

自分の意志を貫くとき、女性が出会う壁と希望 和田彩花×新井見枝香×かん、小説『三つ編み』を語る(2)

フランスで100万部を突破した小説『三つ編み』(レティシア・コロンバニ、齋藤可津子 訳、早川書房)。3人の女性が困難や差別と闘いながら、自分自身の人生を選んでいく物語です。
日本では2019年4月に刊行し、SNSや新聞・雑誌等で話題となり、大きな反響を呼んでいます。
ここでは、異なるバックグラウンドをもつ3人が、本書について、みずからの経験と日本の女性をとりまく状況について語ります。
語るのは、ア

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