ハヤカワ・ミステリ

21
記事

早川書房の海外ミステリ、年間ベスト入り作品を総まとめ!

クリスマスも終わって2019年もいよいよあとわずか。年末休みを何を読んで過ごそうか思案中の読者の方々のために、各社で実施された本年の海外ミステリ・ランキングから、ベスト入りしたミステリの傑作群をまとめました。お気に入りの一冊を見つけられますように。(以下特記なき場合はいずれも海外部門)

『拳銃使いの娘』ジョーダン・ハーパー/鈴木恵訳

★宝島社〈このミステリーがすごい!〉 第2位
★早川書房〈ミ

もっとみる
スキありがとうございます!
23

【応募受付は終了いたしました】英米で大絶賛の"誘拐"小説! 『ザ・チェーン 連鎖誘拐』の"ゲラ版"読者モニターを募集

(原書版カバー)

●イントロダクション
 株式会社早川書房は、2020年2月下旬に『ザ・チェーン 連鎖誘拐』上・下(エイドリアン・マッキンティ/鈴木 恵訳)をハヤカワ・ミステリ文庫より発売いたします。
 誘拐された子供を取り戻すため、他人の子供を誘拐しなければならなくなったシングルマザー。彼女に襲い来る危機また危機を描いて、英米ミステリ界の巨匠たちから絶賛を浴びている本作。早川書房イチ推しの圧倒

もっとみる
ありがとうございます!今後共どうぞよろしくお願いいたします。
19

失意の探偵が、起死回生の勝負に打ってでる――。原尞氏推薦。ウォルター・モズリイ『流れは、いつか海へと』の魅力とは。

(書影はAmazonにリンクしています)

アメリカの探偵小説界の巨匠、ウォルター・モズリイ。本年度のアメリカ探偵作家クラブ賞の最優秀長篇賞に輝いた『流れは、いつか海へと』はクラシックな探偵小説であり、胸が熱くなるひとりの人間の物語だ。
「これが、人生を描くということだ」――そう原尞氏も推薦コメントを寄せている本書の魅力とは? 田村義進氏による訳者あとがきを公開する。

***

 1991年、『

もっとみる
スキありがとうございます!
15

秋の夜長にぴったりのページターナー『サイコセラピスト』の魅力と怖さ

無名の新人のデビュー作にもかかわらず、ベストセラー・リストに異例の長期ランクイン。それも納得とうなずける、新人離れした筆力で書かれたミステリ『サイコセラピスト』。坂本あおいさんによる訳者あとがきを公開いたします。

(書影をクリックするとAmazonにジャンプ)

『サイコセラピスト』(The Silent Patient, 2019)はイギリスの作家、アレックス・マイクリーディーズのデビュー作で

もっとみる
ありがとうございます!今後共どうぞよろしくお願いいたします。
29

「底なしにも思える奈落を超高速で走り抜けるジェットコースター」ジャン゠クリストフ・グランジェ『死者の国』解説公開

(書影をクリックするとAmazonページにジャンプ)

前回の記事「読める煉瓦発売中! ジャン゠クリストフ・グランジェ『死者の国』厚さ対決」にて500円玉やみかんと死闘を繰り広げた『死者の国』。内容の分厚さを存分に語った、ミステリ書評家・三橋曉による解説を公開いたします!

 解説                

                     三橋曉

 昨年の夏、書店に並んだフレン

もっとみる
スキありがとうございます!
15

読める煉瓦発売中! ジャン゠クリストフ・グランジェ『死者の国』厚さ対決

6月6日に発売となった、ジャン゠クリストフ・グランジェの『死者の国』。なんと、〈ハヤカワ・ポケット・ミステリ〉史上最長の776頁の大作です。背幅はなんと3. 5cm、その厚さに驚く声が各所からあがっています。

(書影をクリックするとAmazonページへジャンプ)

というわけで、『死者の国』といろんなものの厚さを比べてみました。

VS 500円玉

・・・『死者の国』の圧勝。

VS ローダン

もっとみる
ありがとうございます!今後共どうぞよろしくお願いいたします。
20

腹が減っては捜査はできぬ。『パリ警視庁迷宮捜査班』、注目の食事シーンを紹介!

(書影をクリックするとAmazonにジャンプ)

「フランスの『特捜部Q』」とも評されるコミカル警察サスペンス、『パリ警視庁迷宮捜査班』。
停職明けの熱血警視正カペスタン率いる曲者ぞろいの特別班が、迷宮入りした事件の捜査に奔走します。
スリルと笑いたっぷりのストーリーはもちろんのこと、山本知子さんによる訳者あとがきにも書かれているように、作中にたっぷり登場する、おいしそうな食べ物の描写も大きな魅力

もっとみる
ありがとうございます!今後共どうぞよろしくお願いいたします。
24

続篇刊行決定! 『パリ警視庁迷宮捜査班』訳者あとがき公開

5月2日の発売以来好評をいただいている、コミカル警察サスペンス、『パリ警視庁迷宮捜査班』。なんと! 続篇であるRester groupésの翻訳刊行が決定いたしました(時期未定)!! 作品の魅力をあますことなく紹介した、訳者によるあとがきを公開いたします。

★作中に出てくるお料理の特集記事はこちら★

(書影をクリックするとAmazonリンクへジャンプ)

訳者あとがき            山

もっとみる
スキありがとうございます!
7

『地下道の少女』の舞台をめぐる――写真によるストックホルム案内(ヘレンハルメ美穂)

ついに発売された『地下道の少女』(アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム)。北欧最高峰のミステリ賞「ガラスの鍵」賞受賞シリーズの第4弾である本作の主な舞台は、スウェーデンの首都ストックホルムです。
そのストックホルムとはどんなところ? シリーズの翻訳を手掛ける翻訳家・ヘレンハルメ美穂さんの写真と文章による、『地下道の少女』ガイドを掲載いたします。
読了済みの方はもちろん、未読の方も、ぜひ街

もっとみる
ありがとうございます!今後共どうぞよろしくお願いいたします。
21

これは遠い国の話、他人事だろうか――高福祉社会スウェーデンの知られざる現実とは。『地下道の少女』訳者あとがき(ヘレンハルメ美穂)

(画像はAmazonにリンクしています)

 凍てつく冬のストックホルム。街の喧騒の中にひっそりとたたずむ教会を、謎めいた少女が訪れる。髪は乱れ、顔は汚れの層に覆われていて、強烈なにおいを放っている。長椅子に腰を下ろしたままじっと動かず、話しかけても反応しない。
 時をさかのぼること約50時間。エーヴェルト・グレーンス警部の机の上には、進行中の捜査32件の資料が積んである。そこに飛びこんできた、3

もっとみる
スキありがとうございます!
29