Hayakawa Books & Magazines(β)
町田そのこさん「わたしはわたしを、ちゃんと愛していられただろうか?」――間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』書評を公開
先日発表となった第37回三島由紀夫賞候補作に選出されるなど、文学界を騒然とさせている衝撃の新人デビュー作『ここはすべての夜明けまえ』(間宮改衣)。刊行直後に本作を読んで「しばらく他の作品を読めないくらいの衝撃を受けた」という、作家の町田そのこさんによる書評記事を、SFマガジン2024年6月号より再録します。 愛と呪いと祈りに満ちた、もうひとつの世界 町田そのこ 本作は、第十一回ハヤカワSFコンテスト特別賞受賞作品である。SFというジャンルであり、作中でも語られる通りひとつの
これが、電脳アクションの最新進化形。木村浪漫『イエロー・ジャケット/アイスクリーム』冒頭パートを特別試し読み!
〈ストーリー〉 西暦2096年、ニューヨーク。実の家族による組織犯罪集団"アサヒナ・ファミリー”の末弟である朝比奈伊右衛郎は、囮捜査にはまり、巨大複合企業ハニュウ・コーポレーションのCEO、羽生氷蜜の手に堕ちる。氷蜜の手により、有機都市東京・千代田区神田の羽生芸夢学園に強制入学させられることになったイエロー。犯罪者からの更生のため、有機電脳と特甲服をリンクさせた電装化体験型遊戯“ジャケット・プレイ”の訓練を受ける彼の前に、ファミリーを率いる父・朝比奈レインボウが立ち塞がる。
★完売御礼★「シャーリー・ホームズと221Bな茶会」開催! 高殿 円氏×三宅香帆氏@サロンクリスティ 5月24日(金)夜
★表題の催し、おかげさまで完売御礼となりました。 たくさんのご応募を誠にありがとうございました! 登場人物全員性別逆転&現代版で、いまもっとも進化したホームズ・パスティーシュ、高殿円さんが贈る〈シャーリー・ホームズ〉シリーズが今年で10周年を迎えます。 2014年、第1作『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』の登場以来、根強いファンのみなさまに支えられ、昨年10月に文庫化された第2作『シャーリー・ホームズとバスカヴィル家の狗』、今年1月に刊行した第3作『シャーリー・ホームズ
【宇多田ヒカル×小川哲】サイエンスフィクションなふたりの特別対談を掲載したSFマガジン6月号が4/25(木)発売!
「Automatic / time will tell」での鮮烈なデビューから25 年――初のベストアルバム『SCIENCE FICTION』を発売したシンガーソングライター・宇多田ヒカルさんと、『地図と拳』で第168回 直木賞を受賞したSF 作家・小川哲さんの特別対談が、なんとSFマガジン本誌で実現。2人のアーティストを育んだ「SF」そして「文学」について語り合ったファン必読の貴重な対話を、撮りおろしグラビア3p、約1万字のボリュームで掲載します! ■特別対談 宇多田ヒカ
HAYAKAWA FACTORY
HAYAKAWA FACTORYは、 “永遠の名作の商品化”をブランド・コンセプトとした 早川書房・公式グッズ・レーベルです。 多くのファンに愛されている作品の世界観を大切にしながら、原題や印象的なフレーズ等をモチーフにデザイン展開しています。
【ハヤカワ・ポケット・ミステリ70周年記念グッズ2点セット】あのビッグトートとブックカバーがセットで手に入る!
ハヤカワ・ポケット・ミステリ(通称:ポケミス)の創刊70周年を記念したビッグトートと、ポケミス対応ブックカバーがセットになって発売されました。今ならセット特別価格12,000円(税込)と、個別に購入するよりお買い得です。デザインは、ポケミス装丁担当の水戸部功が担当。それぞれに「ポケミス創刊70周年記念ロゴ」と、内側に〈HAYAKAWA FACTORY〉タグが付いています。 ビッグトートは耐久性抜群な16.5オンスの極厚キャンバス生地で、ポケミスが70冊が入る大きさ(370m
【4月23日発売】誰をも虜にする甥に、家族が、人生が、壊される……傑作スリラー『死を弄ぶ少年』刊行のお知らせ
早川書房は、ハヤカワ・ミステリ文庫より、2024年4月23日に、ネイサン・オーツ『死を弄ぶ少年』(原題:A Flaw in the Design)を刊行いたします。 ◆あらすじ家族と文学を愛する大学教授ギルバートの人生は、両親を亡くした17歳の甥を引き取ったことで一変する。 甥のマシューは6年前にある事件を起こしている。妻と娘は知的で優しげに成長した甥を受け入れているが、ギルは時折冷たい表情を見せる彼に不安を拭えないでいた。 そんな警戒を嘲笑うようにマシューはギルの創作講義
M・ヴァルトネンほか『宇宙の超難問 三体問題』、大澤博隆監修・編『AIを生んだ100のSF』、岡室美奈子『テレビドラマは時代を映す』の3点を刊行! 【未知への扉をひらく】ハヤカワ新書2024年4月刊ラインナップ【4月下旬発売】
早川書房が2023年6月に立ち上げた新書レーベル「ハヤカワ新書」。2024年4月下旬に発売予定の3点をご紹介します! 【2024年4月刊のご紹介】M・ヴァルトネン、J・アノソヴァ、K・ホルシェヴニコフ、A・ミュラリ、V・オルロフ、谷川清隆/谷川清隆=監訳/田沢恭子=訳『宇宙の超難問 三体問題』 ◎内容紹介 SF『三体』とあわせて読みたい! 宇宙の難問に挑んできた科学者たちのドラマ 劉慈欣のSF大作『三体』に登場し、一躍知られるようになった天体物理学の難問「三体問題」。ピタ