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20人を超える先住民連続殺人のおぞましき真相とは?――『花殺し月の殺人』(アメリカ探偵作家クラブ賞〔最優秀実話賞〕受賞作)冒頭試し読み
1920年代、禁酒法時代のアメリカ南部オクラホマ州。先住民オセージ族(オーセージ族)が「花殺しの月の頃」と呼ぶ5月のある夜に起きた2件の殺人。それは、オセージ族とその関係者20数人が、相次いで不審死を遂げる連続殺人事件の幕開けだった――。本年度のアメリカ探偵作家クラブ賞に輝いた傑作ノンフィクション『花殺し月の殺人――インディアン連続怪死事件とFBIの誕生』の冒頭を公開します。
スコセッシ×ディカ
ハーラン・エリスン氏死去
2018年6月28日、『世界の中心で愛を叫んだけもの』『危険なヴィジョン』などで知られるSF作家・脚本家のハーラン・エリスン氏が米ロサンゼルスの自宅で死去された。享年84歳。
ハーラン・エリスンは、1934年オハイオ州クリーブランド生まれ。1949年に初めての短篇小説“The Gloconda”と“The Sword of Parmagon”を〈クリーブランド・ニュース〉に発表。オハイオ州立大学
特集 ジョー・イデ『IQ』③探偵アイゼイア・クィンターベイ登場――冒頭試し読み掲載(1/3)
好評発売中のミステリ『IQ』より、冒頭部分の試し読み第一弾を掲載します!
プロローグ
ボイドは学校の向かいにトラックを駐め、チャイムが鳴るのを待っていた。外の気温は三十五度近くで、運転席の空気は墓の中のように息苦しくよどんでいる。汗がボイドのフィッシング・キャップに黒い染みをつくり、だらだらと顔に垂れ、目に入り、日焼けした肌にしみた。いくらかでもましになるかとTシャツの襟を揺すったものの
「フェイスブックとは何か? 定義してみてほしい」――FBの新人研修の中身とは? 元プロダクトマネジャーが実体験を明かすリアルIT戦記『サルたちの狂宴』下巻・試し読み
「インパクトを起こせ」「自分の限界を超えろ」「完璧を目指すよりまず終わらせろ」巨大ソーシャルメディア企業フェイスブックの新人研修では、かつてこんな刺激的な言葉が飛び交っていたようです。プロダクトマネジャーとしてFB社に中途入社した若手起業家アントニオが、自らの体験記『サルたちの狂宴――下 フェイスブック乱闘篇』で、その実態を明かします。
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第二四章 ブー
第1回鰻屋大賞受賞? 7月刊行の倉田タカシ『うなぎばか』より、短篇「うなぎロボ、海をゆく」の試し読みを公開します!その③
その①はこちら
その②はこちら
日本人が大好きな魚といえば、そう、アレですね。黒くて、長くて、ぬめっとしていて、でも、焼いたり蒸したりして食べるととてもおいしいあの魚。最近ニュースで絶滅の危機に瀕している、とも報道されている、そう、「うなぎ」です。
早川書房がある東京・神田には老舗のうなぎ屋さんが多く店を構えていらっしゃいますが、なんと、この夏、ついに、
「早川書房、うなぎ、はじめました」
フェイスブックの内幕を、元社員が赤裸々に語る傑作ノンフィクション『サルたちの狂宴』ハイライトシーン試し読み
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個人情報の不正流出やフェイクニュース問題で揺れるフェイスブック。世界20億人超の利用者数を誇る巨大IT企業を実際に動かしているのはどんな人たちなのか? そして、高収益を上げる秘密とは? その一端を明かしてくれるのが、米国で大きな話題となった、本書『サルたちの狂宴』(原題Chaos Monkeys)です。著者は、シリコンバレーで自らのスタートアップを立