
待望の日本公開映画『ハウス・オブ・グッチ』気になる実在のモデルを実話原作から読み解く
高級ブランドグッチの三代目社長が殺害された。容疑者は、元妻――。
世界的ブランドの崩壊を描く衝撃の実話、『ハウス・オブ・グッチ』がいよいよ映画化され日本でも公開に。
次々と明らかになるグッチ一族の強欲と確執。ファッション業界最大と呼ばれた大スキャンダルの結末は?
原作『ハウス・オブ・グッチ』(サラ・ゲイ・フォーデン著、実川元子訳/ハヤカワ・ノンフィクション文庫)から、気になる内容を特別試し読みで紹介!

原作本のメディア評は?
「家族経営の栄枯盛衰を描いた洞察力あふれる年代記。グッチ一族は、普通の家族の愛、嫉妬、強欲といった混沌には飽き足らず、脱税、重婚、殺人にも手を出したのだ」
「ビジネス書でありながら小説のようにぐいぐい読める。著者フォーデンは、家族劇と巨額取引のごった煮を、味わい深く複雑な物語に仕立て上げた。今年のベスト・ブック」
ファッション業界最大のスキャンダルを、実話記録から読み解く
グッチ三代目社長の殺害事件 目撃者の証言
1995年3月、世界中の誰もが知る高級ブランドGUCCIの三代目社長マウリツィオ・グッチ(映画で演じるのはアダム・ドライバー)が、イタリア・ミラノの中心地で何者かに銃で殺害される。その衝撃的現場には、実は目撃者がいた――。▶続きはこちら
レディー・ガガ演じる「グッチ夫人」の実像
マウリツィオ・グッチ殺害事件が大きく報じられる一方、捜査線上に浮かび上がった黒幕は、元妻パトリツィアだった。映画ではレディー・ガガが演じるパトリツィアは、なぜ凶行に及んだのか? パトリツィア本人の人柄がよくわかる、二人が初めて出会った場面を紹介。▶続きはこちら
映画での変貌ぶりが話題 ジャレッド・レト演じるパオロ・グッチとは?
特殊メイクを施し役になりきったジャレッド・レト、一部では「ポスターで見つけられない」とまで話題に。モデルとなったパオロ・グッチは、非常に風変りな人柄で描かれる。実在の人物像を原作から読み解くと――。▶続きはこちら
グッチ家一族や周囲を巻き込んだ数々の衝突は、やがてファッション業界最大のスキャンダルへと発展。巨大ブランドの崩壊はなぜ起きたのか? そしてその失墜から現在に至る奇跡のブランド再興を成し遂げた秘策とは?
『ハウス・オブ・グッチ』(早川書房)を開いて、この〈衝撃の実話〉の結末をお確かめください。
「グッチというイタリアの鞄屋が国際的な高級ファッションブランドに成長していくサクセス・ストーリー、グッチ家のどろどろの内紛劇、三代目マウリツィオ・グッチの殺人事件、グッチ家の人間が一人もいなくなったグッチを舞台に投資ファンドが繰り広げる獲得戦争、となんとも盛沢山な内容であるが、全部実話のノンフィクションである。映画とともにお楽しみいただきたい」
衝撃の実話を記録した原作詳細は▶こちら
映画『ハウス・オブ・グッチ』関連動画は▶こちら
▶映画『ハウス・オブ・グッチ』公式サイト
[監督]リドリー・スコット [出演]レディー・ガガ、アダム・ドライバー、アル・パチーノ、ジャレッド・レト、ジェレミー・アイアンズ、サルマ・ハエック他