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「唯一無二性に痺れました」「最後は言葉を失ってしばらく動けなかった」発売前から大反響! 間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』書店員さん感想note⑤【好評発売中】

書店各店で続々ベストセラーランクインお読みいただいた方々から「既に今年のベストかも……」との声も多い小説、間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』好評発売中です!
本記事では多くの書店員さんから寄せられている熱い感想の数々をご紹介します!
全5回に分けてご紹介してきた書店員さんのご感想もここにきてラストとなります。改めて熱いご感想の数々ありがとうございました!

特徴的な本文をあしらった表紙が目印!
装幀デザインは名久井直子さん、
装画は北澤平祐さんに手がけていただきました。

◆書店員さんから熱い感想が続々!

愛って、愛するって、愛されるって、こんな手酷い暴力なんだと。心を込めた、最大級の暴力。罪深くて、優しい。永遠の命が終わる時が来て、夜が明ける。命に永遠は無いんだ。 SF小説だからこそ、こんなに切ない恋愛を味わえる。(丸善ヒルズウォーク徳重店・宮田雅美さん)

ストーリー、ラスト、そしてタイトル。その全てがあまりにも切実で美しすぎる。SFやファンタジーに苦手意識をもっていた私の固定観念を軽々と飛び越えた本作。唯一無二性に痺れました。(ジュンク堂書店池袋本店・市川真意さん)

1人で語る家族史に、最初は見知らぬ人の話を聞くように、最後はすっかりこの終末の世界に入っていました。このすごく純粋で美しい物語が、まだ出会っていない誰かにささればよいなと思います。(紀伊國屋書店高槻阪急スクエア店・北辻祥子さん)

死への憧れに似た渇望のような気持ちは今の私たちにも通じるところが必ずある気がして、見透かされているようでゾッとする。読後に様々に心を乱されるインパクト強烈な作品だった。(明文堂書店TSUTAYA戸田・坂本まさみさん)

想像もしない1ページ目の光景に「え!?」とフリーズ。最後は言葉を失ってしばらく動けなかったです。感情と思考がぐちゃぐちゃに混ざるような、衝撃的な本。(田村書店吹田さんくす店・渡部彩翔さん)

◆あらすじ

2123年10月1日、九州の山奥の小さな家に1人住む、おしゃべりが大好きな「わたし」は、これまでの人生と家族について振り返るため、自己流で家族史を書き始める。それは約100年前、身体が永遠に老化しなくなる手術を受けるときに父親から提案されたことだった。

◆著者略歴

間宮改衣(まみや・かい)
1992 年、大分県大分市出身。本作『ここはすべての夜明けまえ』にて第11 回ハヤカワSF コンテスト特別賞を受賞し、デビュー。

◆書誌情報

タイトル:『ここはすべての夜明けまえ』
著者名:間宮改衣(まみや・かい)
発売日:2024年3月6日
価格:1,430円(税込)
体裁:四六判上製・128ページ
ISBN:978-4-15-210314-7
発行元:早川書房

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