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【未知への扉をひらく ハヤカワ新書】早川書房新レーベル「ハヤカワ新書」10月刊をご紹介【10月17日発売】

早川書房が新たに立ち上げた新書レーベル「ハヤカワ新書」。日本の著者による書き下ろしを中心に、早川書房の強みであるSFやミステリの視点も生かした、あらたな切り口の新書を多数予定しています。
こちらでは10月17日に発売する3点をご紹介します!


◎10月刊ラインナップはこちら

【10月刊のご紹介】

浅川智恵子、(聞き手)坂元志歩『見えないから、気づく』

◎内容紹介
全盲の研究者はどのように世界をとらえ、変えてきたのか?
14歳のとき失明。ハンディキャップを越え、世界初の「ホームページ・リーダー」などアクセシビリティ技術を生み、日本女性初の全米発明家殿堂入り。現在は日本科学未来館館長とIBMフェロー(最高位の技術職)を務める研究者が明かす自身の半生と発想の源泉。

【著者紹介】
浅川智恵子(あさかわ・ちえこ)
IBMフェロー、日本科学未来館館長、カーネギーメロン大学IBM特別功労教授。日本語デジタル点字システムやホームページ・リーダーなど視覚障害者支援のアクセシビリティ技術を開発し、2019年に全米発明家殿堂入り。現在はAIスーツケースの研究開発に取り組む。

(聞き手)坂元志歩(さかもと・しほ)
国立予防衛生研究所(現・国立感染症研究所)研究員、東京大学先端科学技術研究センター助手、科学雑誌「Newton」編集部などを経てフリーに。著書に『ドキュメント 深海の超巨大イカを追え!』(共著)、『うんちの正体 菌は人類をすくう』など。

木澤佐登志『闇の精神史』

◎内容紹介
『闇の自己啓発』等で注目の文筆家による『SFマガジン』の人気連載を新書化
19世紀末ロシア、独立直後のジャマイカ。サイバー空間──様々な時と場所に現れた、「宇宙」をめぐる思想。分子となって銀河に散らばる全祖先の復活を唱える者、自らのルーツを土星に見出し異形の音楽を創り出す者……果てなき頭上の漆黒に、人は何を見るのか?

【著者紹介】木澤佐登志(きざわ・さとし)
1988年生まれ。文筆家。思想、ポップカルチャー、アングラカルチャーの諸相を領域横断的に分析、執筆する。著書に『ダークウェブ・アンダーグラウンド』、『ニック・ランドと新反動主義』、『失われた未来を求めて』、共著に『闇の自己啓発』(早川書房)、『異常論文』(ハヤカワ文庫JA)がある。ウェブサイト「現代ビジネス」で「生産性という病」を連載中。

グウィン・ダイヤー『戦争と人類』

◎内容紹介
一日で読む。一生忘れない。一冊に人類の戦史を凝縮
約1万年前のアフリカで起きた「人類最初の戦争」から核兵器の発見と使用、ドローンなどの最新技術が投入されたロシア・ウクライナ戦争まで。文明の進歩に伴い急速な変化を続けてきた戦争の歴史を一冊に凝縮し、その発生と激化の普遍的なメカニズムを解明する

Photo: Tina Viljoen

【著者紹介】グウィン・ダイヤー(Gwynne Dyer)
1943年カナダ生まれ、ロンドン在住。作家、歴史家、ジャーナリスト。1973年にロンドン大学で軍事史と中東史の博士号を取得後、1977年までサンドハースト王立陸軍士官学校に上級講師として勤務。このほか、カナダ・アメリカ・イギリスの海軍に予備役として在籍した経験を持つ。1980年代以降は主にジャーナリストとして活動し、新聞へのコラムの寄稿やテレビ番組の制作に携わっている。著書に『地球温暖化戦争』など。

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