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#SF小説
【文庫版刊行記念 第3弾】人間六度『スター・シェイカー』第1章(~122頁)を一挙全文公開!【ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作】
第9回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作、文庫版がついに刊行!
驚愕のテレポーテーション・バトルが、宇宙の根幹を揺るがせる!
2022年、「スター・シェイカー」でハヤカワSFコンテスト大賞、「きみは雪を見ることができない」で電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》を受賞してデビューした現役大学生(祝! 2024年3月25日卒業)・人間六度氏のデビュー作。
加筆・修正を経て読みやすく解像度が上がった
【いまAIがさらに熱い】「AIを知るための本」おすすめ作品を紹介【Kindleにて50%OFFセール実施中の作品多数】
世間をにぎわす画像生成ソフトやChatGPTなどのAI技術。いま、人間とAIのかかわりは歴史的な転換点を迎えようとしています。
「人工知能(AI)」は、SF小説で古くから大事にされてきたもののひとつです。古典作品から最新のSFまで、さまざまな形でAIとともに生きる世界が示されています。
AIを知り、そしてどんな関係を築いていくのか。こちらの記事では、”AIを知る”古今東西のSF小説をご紹介していき
【書評】三田誠:『標本作家』/〈異才混淆〉とシェアードワールドについて
大好評発売中の第10回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作、小川楽喜『標本作家』。本記事では『S-Fマガジン』2023年6月号(4/25発売)に掲載予定、作家/ゲームデザイナーの三田誠さんによる『標本作家』の書評を先行公開いたします!
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すでに人類が滅びた遠未来。高等知的生命体である「玲伎種」は、かつての人類から名だたる文豪たちを復活させ、不死固定化処置を施した後、専用の収容施設〈終古
【連載18(最終回)】《星霊の艦隊》シリーズ、山口優氏によるスピンオフ中篇「洲月ルリハの重圧(プレッシャー)」Web連載中!
銀河系を舞台に繰り広げられる人×AI百合スペースオペラ『星霊の艦隊』シリーズ。
著者の山口優氏による、外伝の連載が2022年12/13より始まっています!
毎週火曜、木曜の週2回、お昼12:00更新の連作中篇、全18回集中連載の最終回です!
星霊の艦隊 洲月ルリハの重圧
ルリハは洲月家の娘として将来を嘱望されて士官学校にトップの成績で入学し、自他共に第一〇一期帝律次元軍士官学校大和本校のトップを
小川楽喜『標本作家』第二章⑨ チャールズ・ジョン・ボズ・ディケンズ 十九世紀最大の小説家
(第15節はこちらの記事に掲載しています。)
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──そうして、時代は、十九世紀へと戻ってきます。
チャールズ・ジョン・ボズ・ディケンズ。十九世紀最大の小説家。イギリス国民からもっとも愛された作家。
〈終古の人籃〉で調べたかぎり、彼の作品は千年以上にわたって読み継がれていました。貧苦と孤独のなか、ロンドンの片隅にあった靴墨工場で働いていた少年が、ジャーナリストというキャリアを経て、英国
小川楽喜『標本作家』第二章⑧ クレアラ・エミリー・ウッズ 世紀不明、人類最後の文学者
(第14節はこちらの記事に掲載しています。)
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クレアラ・エミリー・ウッズ。世紀不明。どこにも属さない作家。
おそらくは人類最後の文学者です。そして、人類初の、標本化された作家でもあります。
彼女を既存のジャンルのいずれかに当てはめるのは不可能、いえ、無意味といっていいのではないでしょうか。あまりにも逸脱しているのです。彼女の書いたものの一側面に目をむければ、そこには狂想的な思索の断
小川楽喜『標本作家』第二章⑦ マーティン・バンダースナッチ 二十八世紀の児童文学作家
(第13節はこちらの記事に掲載しています。)
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マーティン・バンダースナッチ。二十八世紀の児童文学作家。
……二十八世紀ともなれば、世界のありようが劇的に変わり、その言及にも労を要すると思われるかもしれませんが、文明の発達度という点では、先述した二十四世紀のころと、たいした違いはありませんでした。
あのナノマシンの異常によって起こった連続狂死事件以降、ナノテクロノジーの研究が禁止され
小川楽喜『標本作家』第二章⑥ エド・ブラックウッド 二十四世紀のホラー作家
(第12節はこちらの記事に掲載しています。)
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エド・ブラックウッド。二十四世紀のホラー作家。
彼の著したホラー小説が社会にどのような影響を与えたか、それを語るには、まず二十四世紀という時代の背景について述べなければいけません。
二十世紀にウィラル・スティーブンが執筆したSF小説にあるような未来は、完全な形ではおとずれませんでした。一部、実現したものもありますが、基本的には近代以降の
小川楽喜『標本作家』第二章➄ ロバート・ノーマン 二十二世紀のミステリー作家
(第11節はこちらの記事に掲載しています。)
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ロバート・ノーマン。二十二世紀のミステリー作家。
ミステリー小説をとりまく情勢は、二十二世紀に大転換をむかえることになります。インターネット上で「ミステリー小説の世界に飛びこむ」ということを試みたゲームが開始され、そこから数々の名作が発表されるようになったのです。
そのゲームは〈解しがたき倫敦〉というもので、仮想空間につくられたロンドン