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#橘玲
ディストピアを拒絶しユートピアを実現する、たったひとつの冴えたやりかた(なのか?) 橘玲「これからのリバタリアニズム」最終回
『言ってはいけない』『上級国民/下級国民』の橘玲氏が翻訳(超訳)を手がけ、「転売を「不道徳」だと批判しても意味がない。バカげた行列に並ぶ前に、本書を読むといい」と推奨する話題作、ウォルター・ブロック『不道徳な経済学――転売屋は社会に役立つ』。原著が刊行されたのは40年以上前に原著が刊行された本書が、なぜいま注目を集めているのか? その背景を橘氏が読み解く本連載も、今回が最終回です。「テクノロジーは
もっとみる平和→格差→絶望死。残酷すぎる「現実」が明らかに! 橘玲「これからのリバタリアニズム」第3回
タイムリーすぎて話題沸騰のウォルター・ブロック『不道徳な経済学――転売屋は社会に役立つ』。本連載では、翻訳(超訳)を手がけた作家・橘玲氏が「これからのリバタリアニズム」と題し、リバタリアニズム(自由原理主義)をめぐる現代の潮流を読み解きます。今回は第3回。
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■平和が格差を拡大させた
「世界じゅうで富める者と貧しい者の格差が拡大し、分断が進んでいる」と、右も左も
チンパンジーも「自由」「平等」「共同体」を重んじる!? 橘玲「これからのリバタリアニズム」第2回
米国を代表するリバタリアンの一人であるウォルター・ブロックが売春や麻薬密売など「不道徳」なビジネスを徹底擁護した『不道徳な経済学――転売屋は社会に役立つ』が発売即重版するなど、いま再び注目を集める「リバタリアニズム(自由原理主義)」。同書の翻訳を手がけた作家・橘玲氏が、「これからのリバタリアニズム」と題しその潮流を読み解きます。今回は第2回。
これからのリバタリアニズム 橘玲
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自由に生きることは道徳的である――人生って、なんて簡単なんだろう! 橘玲「これからのリバタリアニズム」第1回
米国を代表するリバタリアンの一人であるウォルター・ブロックが売春や麻薬密売など「不道徳」なビジネスを徹底擁護した『不道徳な経済学――転売屋は社会に役立つ』が発売即重版するなど、いま再び注目を集める「リバタリアニズム(自由原理主義)」。同書の翻訳を手がけた作家・橘玲氏が、「これからのリバタリアニズム」と題しその潮流を読み解きます。今回は第1回。
これからのリバタリアニズム 橘玲
■ダーティハリー
サンデル教授の『これからの「正義」の話をしよう』から10年――再来を遂げた「リバタリアニズム(自由原理主義)」とは?
by 早川書房ノンフィクション編集部
2010年5月22日、一冊の哲学書が刊行された。ハーバード大学のマイケル・サンデル教授による『これからの「正義」の話をしよう』。
NHK「ハーバード白熱教室」の効果もあり、本書はこの年を、そして2010年代を代表するベストセラーのひとつとなった(2020年2月10日現在99万部。電子版を含む)。
さまざまな事例を出して「君ならどう考えるか」と学生に問いか