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2020年7月の記事一覧
クルーグマン 、ゾンビに噛みつく!『ゾンビとの論争 経済学、政治、よりよい未来のための戦い』山形浩生氏解説
2008年にノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマンの最新著作、『ゾンビとの論争 経済学、政治、よりよい未来のための戦い』が発売となりました! 本書はニューヨーク・タイムズ紙で連載中の人気コラムの書籍化で、氏のコラムはマーケットを動かすほどの影響力をもつと言われています。タイトルにある「ゾンビ」はジョージ・A・ロメロ的なものでは決してなく、クルーグマンが本書で論争の相手としているのは、高所
もっとみるもはや対岸の火事など存在しない――『ウイルス・ハンター アメリカCDCの挑戦と死闘』文庫版訳者あとがき
感染症対策人類最後の砦たるアメリカ疾病予防管理センター(CDC)。
その活躍を描いた『ウイルス・ハンター アメリカCDCの挑戦と死闘』(エド・レジス/渡辺政隆訳、ハヤカワ文庫NF)が7/22に発売となります。
文庫化に際し新たに加えられた渡辺政隆さん(サイエンスライター、東北大学特任教授)の訳者あとがきを公開します。
■文庫版訳者あとがき
二〇一九年末に中国に端を発した新型コロナウイルス感染
一切皆苦からイグジットせよ! 暗黒啓蒙、進化心理学、『なぜ今、仏教なのか』
By 早川書房ノンフィクション編集部
本稿はロバート・ライト『なぜ今、仏教なのかーー瞑想・マインドフルネス・悟りの科学』文庫化のお知らせであり、Exit(出口・離脱)、Evolutionary psychology(進化心理学)、Enlightenment(啓蒙・悟り)の3つの観点から、暗黒啓蒙と仏教の思想的交点を見出す試みである。
1.Exit
哲学者・ブロガーのニック・ランドが2012年
やってる感に死を。「リモートで仕事ができる人は、もともと仕事ができる人なのだ」
リモートワークでは、能力をごまかすことが難しい。
同僚とおしゃべりをする時間が減って仕事の成果が注目されるし、オンラインのリポジトリで成果物を集中管理するようになれば、作業の記録がすべて残るからだ。誰がどれくらいの時間で何をやったか、いつでもひと目で確認できる。
謙虚で仕事ができるタイプの人は、もう悔しい思いをしなくてすむ。
従来のオフィス文化では、大声で自分の成果を自慢しなければうまく評価
リモートワークをまかせられない人間に、何をまかせられるというのだろう?(『リモートワークの達人』より)
20年以上にわたりフルリモートで業績を上げ続けてきた、世界的なソフトウェア開発会社「ベースキャンプ」。その経営者コンビが、リモートワークの”本質”をずばり言います。
上司が見張っていないと仕事をさぼる?
多くの会社がリモートワークに二の足を踏むのは、社員を信頼していないからだ。
経営者やマネジャーはこんなふうに考える。
「自分の目が届かないところにいたら、みんな働かなくなるんじゃないか?
「何のために仕事をしているのか考えなおさせられる」「記憶に残る言葉のオンパレード」「これぞまさにリモートワークのバイブル」「なんと先見性のある本だろう」「うちの職場でもできそうな気がしてきた」『リモートワークの達人』感想
早くも話題を呼んでいる、ジェイソン・フリード&デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン『リモートワークの達人』(高橋璃子訳)。本書は2014年1月に刊行した単行本『強いチームはオフィスを捨てる』の改題文庫化ですが、まさに今読むべき内容が詰まっています。
以下は、単行本時にAmazon.jpに寄せられたレビューの一部。
「社内変革のネタに溢れる。毎日出社している全ての方に。文章も軽快でとても楽