ハヤカワSF

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中国の異世界チートから、『逆裁』を遊ぶ始皇帝まで!?――大森望氏による『月の光』レビュウ再録

好評をいただいておりますケン・リュウ編による『月の光 現代中国SFアンソロジー』。その表題作でもある劉慈欣「月の光」訳者である大森望氏の本書書評が、25日発売のミステリマガジン5月号に掲載されました。ここではその書評を再録します。(編集部)

いまもっとも注目される現代中国SFの最新状況を
一望できるアンソロジー
大森 望

 2年前に邦訳されたケン・リュウ編訳の現代中国SFアンソロジー『折りたた

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ありがとうございます!今日のおすすめは『ヒトの目、驚異の進化』です!
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わたしたちはきっと克服できる――『三体』著者・劉慈欣氏より、日本の読者へのメッセージ

新型コロナウイルスの猛威が世界中を襲っています。不安な思いを抱きながら過ごしている方も多いのではないかと思います。そこに、『三体』著者の劉慈欣氏から、日本の読者のみなさまへメッセージが届きました。日本を励まし、勇気づけるあたたかなメッセージを、『三体』翻訳者・大森望氏の訳で掲載いたします。(編集部)

 地球は、広大な宇宙空間を航行している宇宙船です。もしかしたら、わたしたちはいつか、それがとても

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ありがとうございます!今日のおすすめは『息吹』です。
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早川書房が贈る1,000点超えの大規模セール「春のハヤカワ電子書籍祭」開催中!~担当者のオススメ偏愛作品【第1回:日本人作家篇】

4月13日までKindle限定で開催中のセール「春のハヤカワ電子書籍祭」。1,000点を超える作品の中から少しでも選書の助けにと、担当者がオススメしたい作品を勝手にお届けします! まずは日本人作家篇。こんな時期だからこそ、ご自宅で小説の世界にどっぷりと浸かってしまってください。

「春のハヤカワ電子書籍祭」ラインナップ一覧はこちら。

まずは円城塔『Boy's Surface』です。何をおいてもこ

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ありがとうございます!今日のおすすめは『ザリガニの鳴くところ』です。
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中国SFのトップランナーたち、大紹介! 『月の光 現代中国SFアンソロジー』解説再録

いま、世界でいちばんSFが熱い国・中国。その中国のSF短篇を、『紙の動物園』などの短篇の名手であるケン・リュウ氏が精選したシリーズの第二弾『月の光 現代中国SFアンソロジー』が刊行されました。
この話題作の発売を記念して、日本への中国SF紹介の第一人者である立原透耶氏の解説を特別公開いたします! 立原氏が直接著者から得た情報も盛り込まれた、すごい密度の解説をどうぞお楽しみください。

『月の光 現

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これで現代中国SFのすべてがわかる。『月の光 現代中国SFアンソロジー』収録作品紹介!

いま、中国SFが熱い! 劉慈欣『三体』をはじめ、いま中国は「世界でいちばんSFが熱い国」と言っても過言ではありません。その中国のSF短篇を、『紙の動物園』など短篇の名手であるケン・リュウ氏が精選したシリーズの第二弾『月の光 現代中国SFアンソロジー』が刊行されました。(第一弾『折りたたみ北京』についてはこちらをごらんください)

『月の光 現代中国SFアンソロジー』にはケン・リュウ氏が選びぬいた1

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【試し読み】小川一水『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ』第1章 初めての宇宙漁

小川一水氏のガス惑星巨大ロケット漁業百合『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ』から、作品冒頭の第1章を無料公開。プロローグからの続きとなりますので、順番に追いたい方はまずこちら(⇓)をどうぞ。

登場人物

テラ・インターコンチネンタル・エンデヴァ
氏族船「アイダホ」に暮らす24歳。ガス惑星で昏魚を獲る礎柱船(ピラーボート)の1隻を所有する。漁に出れるのは夫婦者と定められた社会で、お見合いに苦

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6524年後の未来、巨大ガス惑星で宇宙魚を釣り上げろ! 『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ』プロローグ

3月18日発売の小川一水氏による新作宇宙SF『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ』から、作品プロローグにあたる12000字を無料公開。表紙のふたりの物語が始まる数百年前、とある船団での出逢いと別れの物語です。

『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ』
著:小川一水
イラスト:望月けい

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──周回者暦一八年
(星十二指腸暦八五四四年)

 

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【いよいよ4月13日まで】『三体』も、『三つ編み』も、『ミレニアム6』も。国内外約1,000作品が最大50%割引、 「春のハヤカワ電子書籍祭」開催中!

現在開催中のKindle限定電子書籍セール「春のハヤカワ電子書籍祭」。全1,000点超え、ミステリからSF、海外文芸からノンフィクションまで、自信を持ってお薦めする作品を集めて、早川書房が最大規模でお贈りするこのセールも、いよいよ残り日数を数えるほうが早くなってきました。
実施期間は4月13日(月)まで。Kindleストア限定、最大50%割引で読者のみなさまにお届けしています。

早川書房最大規模

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ありがとうございます!『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』おすすめです
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「嫌な現実」を自在に乗り換えられたら? SF小説『なめらかな世界と、その敵』

2019年のベストSFランキング第1位の伴名練『なめらかな世界と、その敵』から、お試し版として第1章を公開します。スマホをスワイプするように、無数の並行世界を行き来できる少女たちの、1度きりの青春を描いた物語。

「どっちがパパだかわかんないよう。どっちもおんなじなんだもん」
──R・A・ラファティ「町かどの穴」(浅倉久志訳)

「ユキ……って誰のことよ 私の名前はミスズでしょ?」
──soret

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『裏世界ピクニック』TVアニメ化決定! 原作全点フェア開催のおしらせ

宮澤伊織さんの大人気女子ふたり怪異探検シリーズ『裏世界ピクニック』の、TVアニメ化が決定しました!

アニメ公式ツイッター →@OthersidePicnic

女子大生の紙越空魚(かみこしそらを)と仁科鳥子(にしなとりこ)のふたりが、この現実と隣り合わせで危険だらけの裏世界を探検し、「くねくね」「八尺様」「きさらぎ駅」など、ネットロアと呼ばれる怪談に登場する危険なクリーチャーたちと遭遇していくサ

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