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#アメリカ文学
【3/18発売】マッカーシー文学の集大成──『ザ・ロード』の巨匠最後の二部作『通り過ぎゆく者』『ステラ・マリス』(黒原敏行訳)
●喪失と絶望を描き切ったアメリカ文学の巨匠が放つ『通り過ぎゆく者』
あらすじ:
1980年。ルイジアナ州の沖に小型飛行機が沈んだ。サルベージダイバーのボビー・ウェスタンは、海中の機内で9名の死者を確認する。だがブラックボックスがなくなっており、彼は10人目の乗客がいたのではないかと推測する。
この奇妙な一件の後、彼の周囲を怪しい男たちがうろつきはじめる。徐々に居場所を失った彼は、追われるように各
【10月6日(金)発売】『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』(ガブリエル・ゼヴィン/池田真紀子訳)書評家の石井千湖さんによる巻末解説を公開
10月6日(金)、早川書房から、ゲーム制作に青春をかけた男女二人の友情の物語『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』(ガブリエル・ゼヴィン/池田真紀子訳)を発売いたします。本note記事では、巻末に掲載されている、書評家の石井千湖さんによる解説を公開いたします。本書の魅力から、隠された意味まで、小説を読む前にチェックしておけば10倍小説が楽しめる解説をお楽しみください。
解説 ガブ
小島秀夫さん、玉城ティナさん推薦!『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』(ガブリエル・ゼヴィン/池田真紀子訳)、書影公開のお知らせ【10月6日(金)発売】
早川書房から10月6日(金)に発売予定の、ゲーム制作に青春をかけた二人の男女の友情を描いた極上の翻訳エンタメ小説『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』(ガブリエル・ゼヴィン/池田真紀子訳)。とうとう来週発売になった本作の、気になるカバーデザインを公開いたします。
装幀は田中久子さんに手掛けていただきました。装画に使用した葛飾北斎の冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏は、小説中、主人公の二人
『モスクワの伯爵』『賢者たちの街』著者エイモア・トールズの最新作『リンカーン・ハイウェイ』(宇佐川晶子訳)(9月5日火曜日発売)の書影公開のお知らせ
9月5日、『モスクワの伯爵』や『賢者たちの街』で知られるアメリカの人気作家、エイモア・トールズの最新作『リンカーン・ハイウェイ』を早川書房から刊行いたします。刊行に先立ち、書影を公開いたします。
オバマ元大統領の年間ベストブックに選ばれ、ビル・ゲイツも絶賛。アメリカではミリオン超えをしている話題作です。是非ご期待ください。
『モスクワの伯爵』『賢者たちの街』のエイモア・トールズ最新作。全米100万部超え、ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー第1位の『リンカーン・ハイウェイ』(宇佐川晶子訳)発売のお知らせ
早川書房から、9月5日(火)、『モスクワの伯爵』や『賢者たちの街』の著者、エイモア・トールズの最新作『リンカーン・ハイウェイ』(宇佐川晶子訳)を刊行いたします。1950年代のアメリカを舞台に、10代の少年たちの出会いと10日間の冒険を描く、アメリカで100万部超、ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー第1位の話題作です。
本書『リンカーン・ハイウェイ』は、バラク・オバマ元大統領の2021年の年間ベ
ピュリッツァー賞受賞&全世界累計4000万部超の不朽の名作『ものまね鳥を殺すのは アラバマ物語〔新訳版〕』(ハーパー・リー/上岡伸雄訳)「訳者あとがき」公開
早川書房から6月20日、『アラバマ物語』の新訳『ものまね鳥を殺すのは』を刊行します。1960年に刊行後、全世界で4000万部を売り上げ、アメリカ文学を語る上で欠かせないとされている名作です。1962年公開のグレゴリー・ペック主演の映画「アラバマ物語」も良く知られています。本noteでは、発売前に、学習院大学教授の上岡伸雄氏による「訳者あとがき」を公開いたします。
訳者あとがき
本書は日本で『
2023年ピュリッツァー賞フィクション部門受賞! 『トラスト―絆/わが人生/追憶の記/未来―』(エルナン・ディアズ/井上里訳)5月26日発売のお知らせ
5月8日、2023年のピュリッツァー賞受賞作が発表され、早川書房から5月26日に刊行予定の『トラスト―絆/わが人生/追憶の記/未来―』(エルナン・ディアズ/井上里訳)がフィクション部門を受賞しました。ピュリッツァー賞フィクション部門といえば、過去にはコーマック・マッカーシー『ザ・ロード』やコルソン・ホワイトヘッド『地下鉄道』、ヴィエト・タン・ウェン『シンパサイザー』、ジェニファー・イーガン『ならず
もっとみるアカデミー賞四冠のコーエン兄弟監督映画「ノーカントリー」原作、待望の復刊。『ノー・カントリー・フォー・オールド・メン』(コーマック・マッカーシー/黒原敏行訳)
米文学界の巨匠コーマック・マッカーシーの傑作犯罪小説が待望の文庫化です。『血と暴力の国』(扶桑社ミステリー)から改題、改訂した上での再文庫化。黒原敏行さんが今回の文庫用に書き下ろした訳者あとがきと、作家・佐藤究さんによる解説が収録されています。映画「ノーカントリー」は観たことがあるけれど、原作はまだ……という方にもぜひともお薦めしたい一冊です。
あらすじ1980年。ヴェトナム帰還兵のモスは、メキ
【冒頭試し読み】2020年ブッカー賞候補作、C・パム・ジャン『その丘が黄金ならば』藤井光訳
早川書房では、2020年のブッカー賞候補作、C・パム・ジャンのデビュー長篇『その丘が黄金ならば』(How Much of These Hills is Gold)を7月に刊行しました。
米国では「コーマック・マッカーシーやトニ・モリスンを彷彿とさせる」と評され、オバマ元大統領のおすすめ本にも選ばれた、中国系アメリカ人作家のデビュー長篇です。邦訳刊行後には、「今年ベストの一冊」や「幻想的な文体が美
『もうやってらんない』(カイリー・リード/岩瀬徳子訳)の「訳者あとがき」特別公開中です。
早川書房から、4月5日火曜日に『もうやってらんない』(カイリー・リード/岩瀬徳子訳)が刊行されました。一見リベラルに見える白人に、無意識に潜む黒人への差別感情を炙り出し、英米で話題沸騰。70万部突破のブッカー賞候補作です。
本note記事では、訳者の岩瀬徳子氏による「訳者あとがき」を公開いたします。
特にリベラルなエリート層に顕著な、日々のカジュアルレイシズム(無意識の人種差別、悪気のない人種差
ピュリッツァー賞、エドガー賞受賞、パク・チャヌク監督によるドラマ化決定の『シンパサイザー』続篇。『革命と献身 シンパサイザーⅡ』(ヴィエト・タン・ウェン/上岡伸雄訳)12月16日木曜日発売のお知らせ。
早川書房では、12月16日、『革命と献身 シンパサイザーⅡ』(ヴィエト・タン・ウェン/上岡伸雄訳)を刊行いたします。ピュリッツァー賞や、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞などの賞を受賞、三十超の有力メディアで年間ベスト・ブックに選出され、パク・チャヌク監督、ロバート・ダウニー・Jr出演でドラマ化が決定している『シンパサイザー』の続篇です。ヴェトナム系アメリカ人作家のヴィエト・タン・ウェンの2作目
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