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ハヤカワ・ミステリ

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「ハヤカワ・ミステリ」及び「ハヤカワ・ミステリ文庫」の話題作品の解説、試し読みを公開中。
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2023年3月の記事一覧

【英国ミステリ界の巨匠による新シリーズが始動!】アン・クリーヴス/高山真由美訳『哀惜』3/23刊行!

【英国ミステリ界の巨匠による新シリーズが始動!】アン・クリーヴス/高山真由美訳『哀惜』3/23刊行!

ファンの皆さま、大変お待たせいたしました。〈ジミー・ペレス警部〉シリーズで知られる英国ミステリ界の巨匠アン・クリーヴスによる〈刑事マシュー・ヴェン〉シリーズの一作目『哀惜』がついに刊行です! 

●あらすじ イギリス南西部の町ノース・デヴォンの海岸で死体が発見された。捜査を行うマシュー・ヴェンは、被害者は近頃町へやってきたサイモンというアルコール依存症の男で、マシューの夫が運営する複合施設でボラン

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【カバーイラスト公開】『あの夜、わたしたちの罪』(ハヤカワ・ミステリ文庫)【3月23日発売】

【カバーイラスト公開】『あの夜、わたしたちの罪』(ハヤカワ・ミステリ文庫)【3月23日発売】

女性の底知れなさを描いたミステリ『あの夜、わたしたちの罪』(ローリー・エリザベス・フリン/山田佳世 訳)が、3月23日(水)に発売いたします。

発売にさきがけ、たけもとあかるさんによる美麗なカバーイラストの全貌を公開いたします。

担当編集者より
『あの夜、わたしたちの罪』は、女性の底知れなさを描いたミステリ。
主人公のアムは悪魔めいた魅力を持つ同級生サリーに認められようと、なんでもします。

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【大学生限定】4月発売予定『緋色の記憶〔新版〕』について語る読書会を開催! 訳者・鴻巣友季子さんのトークイベント付き【サロン・クリスティでの開催】

【大学生限定】4月発売予定『緋色の記憶〔新版〕』について語る読書会を開催! 訳者・鴻巣友季子さんのトークイベント付き【サロン・クリスティでの開催】

エドガー賞最優秀長篇賞&文春ミステリーベスト10(1998年)第一位に輝いた傑作ミステリ『緋色の記憶』がついに復刊!
『緋色の記憶〔新版〕』の刊行に合わせて、大学生限定の読書会を実施します!
事前にゲラをお送りしますので、そちらをお読みの上読書会で本書について深堀りしていきます。

ご参加いただいた皆様には書籍版もプレゼント🎁 是非ふるってご参加ください。詳細は下部に記載しておりますので、ご確認

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【3月23日発売】女性の底知れなさを描いたミステリ『あの夜、わたしたちの罪』(ハヤカワ・ミステリ文庫)

【3月23日発売】女性の底知れなさを描いたミステリ『あの夜、わたしたちの罪』(ハヤカワ・ミステリ文庫)

早川書房はハヤカワ・ミステリ文庫より、2023年3月23日にローリー・エリザベス・フリン『あの夜、わたしたちの罪』を刊行いたします。

ローリー・エリザベス・フリン『あの夜、わたしたちの罪』
翻訳:山田佳世
定価:1,892円(税込) ハヤカワ・ミステリ文庫
刊行日:2023年3月23日(電子版同時発売)
カバーイラスト:たけもとあかる
カバーデザイン:albireo
ISBN:978-4-15

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【募集は終了しました】4月刊『死と奇術師』(トム・ミード/中山宥 訳)を読んで真相を推理! もっとも優れた推理を披露してくださった方には豪華プレゼントも🎁【ゲラ版読者モニター募集!】

【募集は終了しました】4月刊『死と奇術師』(トム・ミード/中山宥 訳)を読んで真相を推理! もっとも優れた推理を披露してくださった方には豪華プレゼントも🎁【ゲラ版読者モニター募集!】

4月上旬にハヤカワ・ポケット・ミステリから刊行予定の『死と奇術師』(トム・ミード/中山宥訳)を読んでいただける読者モニターを募集します!
本書は読者への挑戦状つきの不可能犯罪ミステリです。そこで今回「事件篇のゲラを読み、真相を推理してくださる」方を募集します!  読者への挑戦状でも書かれるとおり、袋とじが始まる前に事件の謎を解く手がかりはすべて出そろっています。果たして、あなたは名探偵ジョセフ・ス

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スマホゲーム世界の空を、天文学や神話の知識でガチ考察する仕事――陸秋槎「開かれた世界から有限宇宙へ」全文公開

スマホゲーム世界の空を、天文学や神話の知識でガチ考察する仕事――陸秋槎「開かれた世界から有限宇宙へ」全文公開

陸秋槎氏による初のSF作品集、『ガーンズバック変換』が刊行されました。収録作より、「開かれた世界から有限宇宙へ」を全文掲載します。スマホ用ゲームで、スペックの事情で昼と夜の2パターンしか空模様を表現できないのが没入感を削ぐという理由から「昼夜が一瞬で切り替わる現象に天文学的な理屈を付けろ」と無茶振りされた社員の奮闘話。

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「織田作之助の小説に、妹を学校に通わせるために、体に鞭打って必死

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