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2021年5月の記事一覧
コロナ禍中の生き方をシェイクスピアに学ぶ 河合祥一郎(東京大学教授)
発売中の『悲劇喜劇』21年5月号では、シェイクスピアを特集いたしました。
なぜシェイクスピアは400年にわたり盛んに上演され続けているのでしょうか?
愛や憎しみ、苦悩、葛藤、喜び……普遍的な人生の諸相が、ダイナミックな枠組みで活写されている。精神の病や権力構造など、現代に通じる解釈で読むことができる。答えは様々だと思います。
演劇界において、この大作家の名前に匹敵する共通言語はありません。
い
"人間がいないほうが、世界はずっとすばらしい" ーー児童書SFに込められた願い (大谷真弓さんによる訳者あとがき)
早川書房から新たに立ち上がったハヤカワ・ジュニア・SFより、
第一弾『12歳のロボット ぼくとエマの希望の旅』(リー・ベーコン 著、大谷真弓 翻訳、朝日川日和 イラスト)が発売中。
日常がガラッと変わってしまう経験をした今の子供たちに届けたい作品です。SF作品がこどもたちにこそ必要だと思うその理由とはーー?
本書より、大谷真弓さんによる訳者あとがきを全文公開します。
人間がいないほうが、世界
ミステリっておもしろい! 夜中の潜入捜査にドキドキした!『見つけ隊と燃える小屋のなぞ』読者モニターの感想(ハヤカワ・ジュニア・ミステリ)
2021年4月14日に〈ハヤカワ・ジュニア・ミステリ〉の新シリーズ『見つけ隊と燃える小屋のなぞ』が刊行しました。
今回は、本作を読んだ小学生読者モニターのみなさんの感想を紹介します。
ミステリっておもしろい!
・容疑者がわかって、どんどん犯人がしぼられていくところが、読んでいてドキドキした。自分も推理しながら読めておもしろかった。(T.Mさん:小4)
・娘にとっては初めてのジャンルで、しか
GWは読書で旅気分を味わおう!『列車探偵ハル 王室列車の宝石どろぼうを追え!』
東京・大阪を中心に、遠出や旅行がむずかしいゴールデンウィークがやってきました。
こんなときこそ、本を読んで旅行気分を味わいませんか?
この記事では、11歳のハルが列車旅で起こった泥棒事件に挑む児童書、『列車探偵ハル 王室列車の宝石どろぼうを追え!』をご紹介します。
M・G・レナード&サム・セッジマン 著 武富博子 訳
ハルが参加しているのは、豪華列車「ハイランド・ファルコン号」の最終運行ツア