ハヤカワ文庫NV

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☕⛵😴『駆逐艦キーリング』を読んだ皆様の感想まとめ/映画『グレイハウンド』は7月10日配信開始☕☕☕

2020年5月に40年振りの新訳刊行となった、C・S・フォレスターのベストセラー海戦小説『駆逐艦キーリング』(ハヤカワ文庫NV)。読了された皆様の熱い感想ツイート、ここではそのほんの一部をまとめました。(記事末尾に映画『グレイハウンド』の予告篇リンクも掲載しています)

C・S・フォレスター『駆逐艦キーリング』を原作とする映画『グレイハウンド』(脚本&主演はトム・ハンクス)は、7月10日よりApp

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ありがとうございます!『これからの「正義」の話をしよう』もおすすめです
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【40年振りの新訳刊行】C・S・フォレスター『駆逐艦キーリング〔新訳版〕』に、タイムラインで盛り上がる皆様の声

彼らの二千キロ先で男たちが、男たちと女子供が、ほかならぬこの船団の到着を待っていた。船団が今こうして向かっていることも、船たちの名前も、冷徹で広大な海と船とを隔てる厚さ二センチの鉄の向こう側にいる男たちの名前も知らない人々が。この船団が、そして同じようにその名を知られぬ数千の船たちが到着しなければ、待ちわびている男たち、女たち、子供たちは飢え、凍え、病に倒れるだろう。そうでなくとも、爆弾で五体がば

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ありがとうございます!今日のおすすめは『ヒトの目、驚異の進化』です!
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【『レッド・メタル作戦発動』刊行記念・連続エッセイ/冒険・スパイ小説の時代】気品あふれるロマンティシズム(池上冬樹)

冒険アクション大作『レッド・メタル作戦発動』(マーク・グリーニー&H・リプリー・ローリングス四世、伏見威蕃訳)刊行を記念し、1970~80年代の冒険・スパイ小説ブームについて作家・書評家・翻訳家が語る連続エッセイ企画を行います。
最終回の第11回は文芸評論家・池上冬樹さんです。

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 2月中旬、女性騎手の藤田菜七子が落馬して鎖骨を骨折したというニュースをきいたとき、きつくテーピングして、翌

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ありがとうございます!今日のおすすめは『ザリガニの鳴くところ』です。
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【『レッド・メタル作戦発動』刊行記念・連続エッセイ/冒険・スパイ小説の時代】蜜月の果て、次へ(川出正樹)

冒険アクション大作『レッド・メタル作戦発動』(マーク・グリーニー&H・リプリー・ローリングス四世、伏見威蕃訳)刊行を記念し、1970~80年代の冒険・スパイ小説ブームについて作家・書評家・翻訳家が語る連続エッセイ企画を行います。
第9回は書評家・川出正樹さんです。

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 初めて読んだ大人向けの冒険小説は、父親の書棚にあったルシアン・ネイハムの航空誘拐サスペンス『シャドー81』(新潮文庫→ハ

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ありがとうございます!『これからの「正義」の話をしよう』もおすすめです
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【『レッド・メタル作戦発動』刊行記念・連続エッセイ/冒険・スパイ小説の時代】宴の後に来た男(古山裕樹 )

冒険アクション大作『レッド・メタル作戦発動』(マーク・グリーニー&H・リプリー・ローリングス四世、伏見威蕃訳)刊行を記念し、1970~80年代の冒険・スパイ小説ブームについて作家・書評家・翻訳家が語る連続エッセイ企画を行います。
第7回は書評家・古山裕樹さんです。

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 1973年生まれで、70年代末はまだ字が読めるようになったばかり。そんなわけで、1970年代末から80年代にかけて冒険小

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【『レッド・メタル作戦発動』刊行記念・連続エッセイ/冒険・スパイ小説の時代】冒険小説、この不滅のエクスペリエンス(霜月蒼)

冒険アクション大作『レッド・メタル作戦発動』(マーク・グリーニー&H・リプリー・ローリングス四世、伏見威蕃訳)刊行を記念し、1970~80年代の冒険・スパイ小説ブームについて作家・書評家・翻訳家が語る連続エッセイ企画を行います。
第5回は書評家・霜月蒼さんです。

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 1984年からの数年間、僕は十代だった。いろいろなところに旅をした。凍えるような風の吹きつける北海を行くオンボロの軍艦に乗

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ありがとうございます!今日のおすすめは『ザリガニの鳴くところ』です。
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【『レッド・メタル作戦発動』刊行記念・連続エッセイ/冒険・スパイ小説の時代】冒険・スパイ小説とともに50年(伏見威蕃)

冒険アクション大作『レッド・メタル作戦発動』(マーク・グリーニー&H・リプリー・ローリングス四世、伏見威蕃訳)刊行を記念し、1970~80年代の冒険・スパイ小説ブームについて作家・書評家・翻訳家が語る連続エッセイ企画を行います。
第4回は『レッド・メタル作戦発動』の翻訳者、伏見威蕃さんです。

(書影はAmazon.co.jpにリンクしています)

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 1970年代から80年代のなかばにか

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ありがとうございます!今日のおすすめは『ヒトの目、驚異の進化』です!
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【『レッド・メタル作戦発動』刊行記念・連続エッセイ/冒険・スパイ小説の時代】冒険小説ブームとわたし(香山二三郎)

冒険アクション大作『レッド・メタル作戦発動』(マーク・グリーニー&H・リプリー・ローリングス四世、伏見威蕃訳)刊行を記念し、1970~80年代の冒険・スパイ小説ブームについて作家・書評家・翻訳家が語る連続エッセイ企画を行います。
第3回はコラムニスト・香山二三郎さんです。

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 ミステリファンには小学生の頃から読み始めている方々が少なくない。筆者はその点スロースターターで、系統だって読み始

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ありがとうございます!今日のおすすめは『なめらかな世界と、その敵』です
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【『レッド・メタル作戦発動』刊行記念・連続エッセイ/冒険・スパイ小説の時代】回顧と展望、そして我が情熱(荒山 徹)

冒険アクション大作『レッド・メタル作戦発動』(マーク・グリーニー&H・リプリー・ローリングス四世、伏見威蕃訳)刊行を記念し、1970~80年代の冒険・スパイ小説ブームについて作家・書評家・翻訳家が語る連続エッセイ企画を行います。
第2回は作家・荒山徹さんです。

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 まったく何という時代だったのか。途方もない――かえりみて歎息するばかりだ。1970年代末から80年代にかけ隆盛を極めた冒険小

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ありがとうございます!今日のおすすめは『三体』です。
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【『レッド・メタル作戦発動』刊行記念・連続エッセイ/冒険・スパイ小説の時代】あのころは愉しかった・80年代回顧(北上次郎)

冒険アクション大作『レッド・メタル作戦発動』(マーク・グリーニー&H・リプリー・ローリングス四世、伏見威蕃訳)刊行を記念し、1970~80年代の冒険・スパイ小説ブームについて作家・書評家・翻訳家が語る連続エッセイ企画を行います。第1回は書評家・北上次郎さんです。

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 クレイグ・トーマス『狼殺し』の再読を、ずっと迷っている。
 私はいま《ミステリマガジン》で「勝手に文庫解説2」という連載を

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ありがとうございます!今日のおすすめは『ザリガニの鳴くところ』です。
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