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【未知への扉をひらく ハヤカワ新書】早川書房新レーベル「ハヤカワ新書」12月刊をご紹介【12月19日発売】

早川書房が新たに立ち上げた新書レーベル「ハヤカワ新書」。日本の著者による書き下ろしを中心に、早川書房の強みであるSFやミステリの視点も生かした、あらたな切り口の新書を多数予定しています。
こちらでは12月19日に発売する3点をご紹介します!


◎12月刊ラインナップはこちら

【12月刊のご紹介】

笠井亮平『インドの食卓――そこに「カレー」はない』

◎内容紹介
14億人を支える「食」のリアル

日本人にもおなじみの「カレー」は、イギリスが植民地時代のインドに押し付けた概念である。インド人は「ダール」「サンバル」「コルマ」と細分化して呼ぶのだ――南アジア研究者がインド料理のステレオタイプを解きほぐし、その豊穣な食文化世界を案内する。


笠井亮平氏近影

【著者紹介】
笠井亮平(かさい・りょうへい)
1976年、愛知県生まれ。岐阜女子大学南アジア研究センター特別客員准教授。中央大学総合政策学部卒業後、青山学院大学大学院国際政治経済学研究科で修士号取得。専門は日印関係史、南アジアの国際関係、インド・パキスタンの政治。在インド、中国、パキスタンの日本大使館で外務省専門調査員として勤務した経験を持つ。著書に『インパールの戦い』『第三の大国 インドの思考』など、訳書にクラブツリー『ビリオネア・インド』などがある。

羽深宏樹『AIガバナンス入門――リスクマネジメントから社会設計まで』

◎内容紹介
今、誰もが身につけるべきAIリテラシー
ChatGPTをはじめとする現在のAIは、巨大な便益とリスクを持ち合わせている。有効に活用するために何を心がけ、どのような社会を設計すべきか。京大「人工知能と法」ユニット特任教授を務める気鋭の弁護士が、「AIガバナンス」の現状と未来を語る。

羽深宏樹氏近影

【著者紹介】
羽深宏樹(はぶか・ひろき)
1985年東京生まれ。京都大学法政策共同研究センター特任教授、東京大学法学部客員准教授、スマートガバナンス株式会社代表取締役CEO。弁護士(日本・ニューヨーク州)。森・濱田松本法律事務所、金融庁、経済産業省等を経て、現職。東京大学法学部・法科大学院、スタンフォード大学ロースクール卒(フルブライト奨学生)。2020年、世界経済フォーラムおよびApoliticalによって「公共部門を変革する世界で最も影響力のある50人」に選出された。

渡辺祐真 編『みんなで読む源氏物語』

◎内容紹介
2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」がもっと楽しめる!

みんなで読めばこわくない。源氏はこんなに新しい!『源氏物語』に通じた面々が多方面から集結、その現代的な魅力を語りつくす。
執筆陣:川村裕子、ニシダ(ラランド)、三宅香帆、俵万智×安田登(対談)、宮田愛萌、小川公代、近藤泰弘×山本貴光(対談)、全卓樹、鴻巣友季子、円城塔×毬矢まりえ×森山恵(鼎談)、角田光代

渡辺祐真氏近影

【著者紹介】
渡辺祐真(わたなべ・すけざね)
1992年生まれ。東京都出身。書評家。毎日新聞文芸時評担当(2022年4月~)。TBSラジオ「こねくと」レギュラー(2023年4月~)。TBSpodcast「宮田愛萌と渡辺祐真のぶくぶくラジオ」パーソナリティ。書評系YouTuberとしても活動し、自身のチャンネル「スケザネ図書館」で書評や書店の探訪、ゲストとの対談など多数の動画を展開している。著書に『物語のカギ』、共著に『吉田健一に就て』、『左川ちか モダニズム詩の明星』など。

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