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『SFプロトタイピング』の大澤博隆氏、佐宗邦威氏がオンライン講演に登壇! 「ヒューマンエージェントインタラクション:人らしいAI最前線」「ビジョンを具現化する技法 自分の内に秘めたビジョンを引き出そう」
『SFプロトタイピング SFからイノベーションを生み出す新戦略』の編著者の一人である大澤博隆氏(慶應義塾大学理工学部管理工学科准教授/筑波大学システム情報系客員准教授)と、同書に座談会でご参加頂いた佐宗邦威氏(株式会社BIOTOPE代表/チーフ・ストラテジック・デザイナー)が、「AEON au リベラルアーツプログラム」でオンライン講演を行ないます。1,500円の割引にてご参加頂けるクーポンがござ
もっとみる小川楽喜『標本作家』第二章⑨ チャールズ・ジョン・ボズ・ディケンズ 十九世紀最大の小説家
(第15節はこちらの記事に掲載しています。)
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──そうして、時代は、十九世紀へと戻ってきます。
チャールズ・ジョン・ボズ・ディケンズ。十九世紀最大の小説家。イギリス国民からもっとも愛された作家。
〈終古の人籃〉で調べたかぎり、彼の作品は千年以上にわたって読み継がれていました。貧苦と孤独のなか、ロンドンの片隅にあった靴墨工場で働いていた少年が、ジャーナリストというキャリアを経て、英国
全米図書賞翻訳部門受賞!『ソクチョの冬』(エリザ・スア・デュサパン/原正人訳)の「訳者あとがき」公開のお知らせ
早川書房から1月24日、スイスの作家エリザ・スア・デュサパンによる『ソクチョの冬』(エリザ・スア・デュサパン/原正人訳)が刊行となりました。フランスと韓国にルーツを持ち、現在はスイスで執筆し、マルグリット・デュラスの再来と言われる作家による、デビュー作にして全米図書賞翻訳部門を受賞した話題作です。北朝鮮国境近くのソクチョにやってきたフランス人のバンド・デシネ作家と、旅館で働く韓仏ミックスの女性が出
もっとみる【イベント開催!】激動の2020年代、日本SFはどこへ向かうのか 『SFが読みたい!』刊行記念トークイベント
2022年の国内SFは、さまざまな雑誌やウェブメディア、アンソロジーなどで、新鋭作家を中心に数多くの短篇が発表され、まさに新時代ともいえる活況を呈しました。
そんななか、長谷敏司さんが10年ぶりに発表した本格SF長篇『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』は、AIとのダンス表現を通して人間性に迫った意欲作として話題を呼びました。また、ハヤカワSFコンテスト出身作家として、小川哲さんが幻想的な歴史巨