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話題の新刊『怪獣保護協会』読者モニターの感想ご紹介! 「ジェットコースターのような冒険譚」「人類まだ捨てたもんじゃない」「これ、映画で観たいやつ!」

 映画のゴジラは、並行世界の地球「怪獣惑星」からこちらの地球にやってきた巨大怪獣がモデルだった!? 2023年8月2日発売のジョン・スコルジー怪獣保護協会』(内田昌之 訳)は、アメリカ発怪獣カイジュー小説です。
 怪獣絵師といえばこの方!開田裕治さんによる装画も話題になりましたが、この記事ではゲラ先読みキャンペーン(100名を超える方にご応募をいただきました!)に参加された読者モニターの方々から本作へ寄せられたコメントの一部をご紹介します!

『怪獣保護協会』の感想を自由に教えてください!


💬 SFに限らず、映画や音楽好きならニヤッとする小ネタ満載であっという間にゴールへ突き進むジェットコースターのような冒険譚。楽しく読了いたしました。(読者モニター Mさん)

💬 さてさて、この小説の最も重要なポイントはやはり「怪獣」の設定でしょう。初代ゴジラへのリスペクトが半端ではなく、特に彼(ゴジラ)が放射線を吐くことについて科学的な説明を用意しているあたりは感心しました(あきれました、かな)。(読者モニター Kさん)

💬 実は小説としての怪獣SFを読むのは初めてでした。硬くて小難しかったらどうしようと思っていましたが、読んですぐにその心配は払拭されました。
登場人物たちの軽妙なセリフの掛け合いは、ハリウッド映画を観ているような生き生きとした言い回し。オフィスビル、ルームシェアしている部屋、もう一つの地球の景色……どれもこれもその場に一緒にいるような臨場感。ワクワクしながらページをめくり、ちょっと自分でも信じられない勢いで読み進めてしまいました。もっと時間がかかると思ったのに!(読者モニター Yさん)

💬 まず非常に軽妙なのが楽しい。個性豊かな登場人物たちが程よくポップ・カルチャーのキーワードを織り交ぜながら繰り広げる会話のやり取りが小気味よく、ジェイミーも含め、あっという間に主要なキャラクター達を好きになっていました。(読者モニター Nさん)

💬 美味しく(楽しく)貪り読んで、ちょっと考えさせられて、ちょっと泣いて、人類まだ捨てたもんじゃないし、まだ頑張れるかも…という気持ちになる(プロジェクト・ヘイル・メアリーにちょっと似た読後感)(読者モニター Fさん)

💬 これ、映画で観たいやつ! アニメでも実写でもいい、早く観せてくださーい。翻訳もとてもよくて登場人物の声が聞こえてくるようでした。

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以上、コメントの全文ではなく、一部を切り抜いてご紹介させていただきました。

『怪獣保護協会』
The Kaiju Preservation Society
ジョン・スコルジー
内田昌之 訳
装画/開田裕治  装幀/日高祐也
解説/ガイガン山崎
四六判並製/電子書籍版
2,640円(税込)
2023年8月2日発売

2020年。パンデミックのさなか、会社を解雇されたジェイミー。たまたま再会した昔の知りあいの紹介で「大型動物」の権利を守る組織とやらに雇われて、急遽、「現場」に向かうことに。だが、ジェイミーが連れていかれた先は、なんと並行世界の地球「怪獣惑星」だった! 保護する動物とは、体長150メートルの「怪獣」!?
 驚きながらもジェイミーは、「怪獣保護協会」の一員として、巨大怪獣の生態を研究し、ある事情から絶滅の危機に瀕しているという彼らを保護する任務にとりかかる。だが、組織への資金提供者として地球からやってきた億万長者が怪獣を悪用しようとしたため、怪獣惑星と地球に危険が迫る……!
〈老人と宇宙〉シリーズで知られるアメリカSF界の第一人者スコルジーがあふれんばかりの怪獣映画愛を注ぎこんだ傑作怪獣SF。

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