熊代亨『人間はどこまで家畜か』、篠田謙一『科博と科学』、島田雅彦『散歩哲学』の3点を刊行! 【未知への扉をひらく】ハヤカワ新書2024年2月刊ラインナップ【2月21日発売】
早川書房が2023年6月に立ち上げた新書レーベル「ハヤカワ新書」。2023年2月21日に発売予定の3点をご紹介します!
【2024年2月刊のご紹介】
熊代 亨『人間はどこまで家畜か――現代人の精神構造』
◎内容紹介
「自己家畜化」をキーワードに精神科医が読み解く、現代人の「こころ」の深淵
清潔な都市環境、健康と生産性の徹底した管理など、人間の「自己家畜化」を促す文化的な圧力がかつてなく強まる現代。だがそれは疎外をも生み出し、そのひずみはすでに「発達障害」や「社交不安症」といった形で表れている。この先に待つのはいかなる未来か?
篠田謙一『科博と科学――地球の宝を守る』
◎内容紹介
クラウドファンディングで9.2億円(国内史上最高額)達成! 国立科学博物館館長がいま伝えたいこと
明治10年に創立した上野・国立科学博物館。どんな組織であり、研究員は日夜何をしているのか? 日本中が注目したクラウドファンディングの舞台裏とは? 新書大賞2023第2位『人類の起源』著者にして現・科博館長が明快に説き語る、「文化としての科学」論!
島田雅彦『散歩哲学――よく歩き、よく考える』
◎内容紹介
移動の自由を徹底的に行使せよ。十条・池袋・高田馬場・阿佐ヶ谷・登戸・町田・新橋・神田・秋田ほか歩きのめす!
人類史は歩行の歴史であり、カントや荷風ら古今東西の思想家・文学者も散歩を愛した。毎日が退屈なら、自由を謳歌したいなら、インスピレーションを得たいなら、ほっつき歩こう。新橋の角打ちから屋久島の超自然、ヴェネチアの魚市場まで歩き綴る徘徊エッセイ