ハヤカワ国内フィクション

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書き続けることができる者と、できない者の違いは何か? 冲方丁『生き残る作家、生き残れない作家』序章

作家・冲方丁が、25年ものあいだ生き残ることができたのはなぜか? 「HOWではなくWHYを知ること」「言葉・文章・描写の特質を理解すること」「物語る存在として生きること」。作家であり続けるためのシンプルかつ不可欠な16の原則を伝える大人気創作講座の書籍化『生き残る作家、生き残れない作家』が24日(土)に発売されます。刊行記念の試し読みとして、本書の冒頭部分を公開いたします。

冲方 丁(うぶかた・

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ありがとうございます!『名探偵ポアロ オリエント急行の殺人』もどうぞ!

収容所で離ればなれになった夫婦の実話『アウシュヴィッツで君を想う』試し読み

1943年、ユダヤ系オランダ人医師であるエディ・デ・ウィンド(ハンス・ファン・ダム)は、オランダ・ウェステルボルク通過収容所で知り合って結婚した妻フリーデルとともに、アウシュヴィッツ強制収容所に送られた。彼らは収容所内で隔離され、離ればなれになってしまったが、互いに相手のことを考えない日はなかった――。
有刺鉄線の内側で妻を想い続けた医師が、対戦が終わる直前の収容所内で綴った貴重な手記『アウシュヴ

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ありがとうございます!『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』おすすめです

不要不急でもない19篇――『ポストコロナのSF』総解説 文:飛浩隆



2021年春、いまこのときに向けた小説アンソロジー『ポストコロナのSF』が発売されました。寄稿者のひとりであるSF作家の飛浩隆さんがTwitter上で行った、収録作の総解説をお届けします。飛さんご自身の作品については樋口恭介さんにご紹介いただきました。

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こないだ「みんな、短篇についてもっと語ろうぜ」みたいなことをつぶやいた手前、収録作ぜんぶについてひとことずつ

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ありがとうございます!今日のおすすめは『わたしを離さないで』です。

アルスラーン戦記、魔術士オーフェン、指輪物語、三国志――《隷王戦記》が生まれるまで 森山光太郎『隷王戦記1』あとがき公開

 発売からおよそひと月。発売直後の勢い衰えず、連日熱量のこもった感想をいただいている森山光太郎『隷王戦記1 フルースィーヤの血盟』。
 令和の世に現れた新たなるファンタジー戦記はどのように生まれたのか?
 森山光太郎という作家は、どのようにしてこの物語を著したのか?
 余すことなく語ったあとがきを公開します。

森山光太郎『隷王戦記1 フルースィーヤの血盟』
ハヤカワ文庫JA 本体価格880円+税

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ありがとうございます!今日のおすすめは『三体』です。

新作短篇に備えよ! 上遠野浩平〈製造人間〉シリーズ振り返り

〈ブギーポップ〉の裏側を明かす異能力者たちによる対話集、『製造人間は頭が固い』『憎悪人間は怒らない』が絶賛発売中の上遠野浩平氏。
SFマガジン2021年6月号(4月24日発売)に待望の新作短篇が掲載予定。この機会にシリーズを振り返りましょう!

■『製造人間は頭が固い』収録作

上遠野浩平『製造人間は頭が固い』ハヤカワ文庫JA
682円(10%税込)ISBN:9784150312794
発売日:2

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ありがとうございます!今日のおすすめは『息吹』です。