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2018年5月の記事一覧
【ラスボーンズ・フォリオ賞受賞】『津波の霊たち』著者からの特別メッセージ
英国の国際的な文学賞「ラスボーンズ・フォリオ賞」を受賞し、ますます注目を集める『津波の霊たち』。本書の著者リチャード・ロイド・パリー氏が、日本の読者に向けて特別メッセージを寄稿しました。
【あらすじ】在日20年の英国人ジャーナリストは、東北の地で何を見たのか? 2011年3月11日、東日本大震災発生。その直後から被災地に通い続けたロイド・パリー記者は、宮城県石巻市立大川小学校の事故の遺族たちと出
工場跡地がトンボの楽園に大変身!? 【連載】『東京いきもの散歩』(川上洋一)撮影篇
ビルが立ち並ぶ東京23区でも、ちょっと足を伸ばせば野生の生き物たちに出会えます。そんな都内にすむ動物や昆虫と、彼らがすむ街の成り立ちを紹介するのが『東京いきもの散歩』です。6月下旬の刊行にむけて、著者の川上洋一さんと写真家のなかのまさきさん、担当編集者が都内に撮影にでかけました(写真はなかのさん、ツイート内の写真は担当編集者)。
お天気に恵まれて、様々ないきものとの出会いがありました。
※特
14歳の少年にどうして核融合炉が作れた?『太陽を創った少年』訳者あとがき
訳者あとがき
テイラー・ウィルソンという名前を聞いたことがなければ、インターネットで「うん、核融合炉を作ったよ」(Yup, I built a nuclear fusion reactor)というTEDトークを見てほしい(「テイラー・ウィルソン TED」と検索すればすぐ見つかる)。「僕の名前はテイラー・ウィルソン。一七歳で、原子核物理学者です」という自己紹介で始まる三分半弱の講演では、意外
日本人が自国の政府やメディアに寄せる信頼度は世界最低!? 衝撃データ満載の『〔データブック〕近未来予測2025』訳者あとがき
『〔データブック〕近未来予測2025』は、グローバルなオープン型未来予測プログラム「フューチャー・アジェンダ」から生まれた。共著者のひとりであるティム・ジョーンズ博士をプログラム・ディレクターとして、第1回の「フューチャー・アジェンダ」を2010年に実施し、2020年までに起こる様々な変化について探った。第1回の成功を受けて、2015年には「フューチャー・アジェンダ2.0」を実施し、世界39都
「超予測者」たちはどこが特別なのか? 『超予測力』訳者あとがき公開
(書影をクリックするとAmazonにジャンプ)
訳者あとがき 土方奈美
「見通しが甘かった……」。仕事でもプライベートでも、そう言ってほぞをかんだ経験のない人はおそらくいないだろう。もっと先を読む力があれば、他の人より早く正確に将来を見通す力があれば、人生の想定外が減り、成功や幸せをたぐりよせることができるのではないか。みなさんが本書を手に取られたのは、そんな期待からかもしれない。その一方