海外文芸

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「すべてが終わった時、本当に僕たちは以前とまったく同じ世界を再現したいのだろうか」『コロナの時代の僕ら』著者あとがき

コロナウイルス(COVID-19)の急激な感染拡大により、EU最速で非常事態を宣言、3月10日からは全土にて外出制限を行っているイタリア。だが感染の爆発は想像を超えるスピードだった……。

イタリアを代表する小説家であり、物理学博士でもあるパオロ・ジョルダーノは、母国の混乱のさなかで何を考えたのか。世界26カ国で緊急刊行される彼のエッセイ『コロナの時代の僕ら』で綴られる切実で誠実な思索は、気づけば

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ありがとうございます!今日のおすすめは『わたしを離さないで』です。
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2020年春、イタリア、ローマ発。26ヶ国で緊急出版が決定した『コロナの時代の僕ら』4月25日邦訳刊行

早川書房では、イタリアのベストセラー小説家パオロ・ジョルダーノによるエッセイ、『コロナの時代の僕ら』を4月25日に発売します。

感染爆発の予兆があらわれ始めた、2月末から3月初旬のイタリア。自らを隔離状態におき、物理学の博士号を持つ小説家が書き始めたエッセイは、世界初の「コロナ文学」と呼べる作品へと結実していきました。

本国での刊行より2週間足らずで、すでに26ヶ国での緊急出版が決定。私たち日

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ありがとうございます!『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』おすすめです
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【横尾忠則氏書評が朝日新聞に掲載!】現代を描くグラフィック・ノベル『サブリナ』(ニック・ドルナソ、藤井光訳)試し読み

グラフィック・ノベルとして初のブッカー賞ノミネートで話題になった、ニック・ドルナソの『サブリナ』(藤井光訳)。
「コミックの不可解な力を最大限に味わわせてくれる」(エイドリアン・トミネ)、「現代を描いた作品のなかで、もっとも優れている」(ゼイディー・スミス)と絶賛を集めた本書から、冒頭の6ページをご紹介します。

冒頭に登場するのは、タイトルにもなっている女性、サブリナ。彼女が親の家で留守番をして

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ありがとうございます!『これからの「正義」の話をしよう』もおすすめです
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豪華装幀で贈るカズオ・イシグロ『日の名残り ノーベル賞記念版』好評発売中!

『日の名残り ノーベル賞記念版』
カズオ・イシグロ/土屋政雄・訳/村上春樹・解説
46判上製本 カバー金箔押し、ソフトタッチ加工
本体価格2,700円+税 2018年4月18日発売

カズオ・イシグロのノーベル文学賞受賞を記念して、その代表作『日の名残り』を豪華装幀版で刊行します。村上春樹さんによる解説「カズオ・イシグロを讃える」は必読です。

直筆サインが印刷された見返し

帯なし本体

ありがとうございます!『名探偵ポアロ オリエント急行の殺人』もどうぞ!
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少女は逃げ切れるのか? 世界を圧倒した長篇小説『地下鉄道』(コルソン・ホワイトヘッド、谷崎由依訳)、第一章全文公開!

ピュリッツァー賞、全米図書賞、アーサー・C・クラーク賞ほか多数の文学賞を受賞したコルソン・ホワイトヘッド『地下鉄道』(谷崎由依訳)がついに発売されました。発売を記念し、本作の第一章「アジャリー」を特別公開いたします。

19世紀のアメリカ南部、ジョージア州。奴隷として働く農園から逃げないかと誘われた少女コーラは、一度は断るが……。

(書影をクリックするとAmazonページにジャンプ)

アジャリ

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ありがとうございます!今日のおすすめは『なめらかな世界と、その敵』です
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マーガレット・アトウッド原作ドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」配信決定

米Amazonで2017年に最も読まれた本、マーガレット・アトウッド『侍女の物語』。

(書影をクリックするとAmazonページにジャンプ)

ギレアデ共和国の侍女オブフレッド。彼女の役目はただひとつ、配属先の邸宅の主である司令官の子を産むことだ。しかし彼女は夫と幼い娘と暮らしていた時代、仕事や財産を持っていた昔を忘れることができない。監視と処刑の恐怖に怯えながら逃亡の道を探る彼女の生活に、ある日

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ありがとうございます!今日のおすすめは『三つ編み』です。
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