海外文芸

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ヴァージニア・ウルフの傑作『波』、45年ぶりの新訳(森山恵訳)、6月刊行

2021年6月16日に、ヴァージニア・ウルフ『波〔新訳版〕』(原題The Waves)を早川書房から刊行します。
翻訳は、『源氏物語 A・ウェイリー版』(ドナルド・キーン特別賞受賞)の訳者の一人である森山恵氏です。

◉概要1931年の『波』刊行から90年。45年ぶり、待望の新訳!
20世紀初頭のモダニズム文学の極北として、高い人気と評価を誇る本作は、『ダロウェイ夫人』『灯台へ』の後に、ヴァージニ

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ありがとうございます!今日のおすすめは『息吹』です。

”ジェンダー・ギャップ世界最小”のアイスランド発の小説『花の子ども』が描く〈男らしさ〉と家族の姿とは。(朱位昌併)

世界経済フォーラムが公表する、各国における男女格差を測るジェンダー・ギャップ指数のランキングで、12年連続で1位となるアイスランド。

そのアイスランドで発表され、「新たな男性像」を描き出した点を評価され、アイスランド女性文学賞を受賞した長篇小説『花の子ども』を4月14日に早川書房から刊行します。

アイスランドの〈男らしさ〉とはどのようなものか。家族のかたちと制度はどうなっているのか。本作の魅力

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ありがとうございます!『これからの「正義」の話をしよう』もおすすめです

アイスランドの小説は、暗いものだけじゃない。孤独な旅の果てに見つけた希望と、ちょっぴり変わった家族の物語『花の子ども』訳者あとがき(神崎朗子)

アイスランドを代表する作家オイズル・アーヴァ・オウラヴスドッティルによる小説『花の子ども』を4月14日に早川書房より刊行します。

アイスランドの小説というと、日本でも人気のアーナルデュル・インドリダソンによる、暗く重厚な作品が思い浮かぶかもしれません。じっさい、そう思ったという読者モニターの方々の感想も届いています。

いっぽう、『花の子ども』は、光が印象的な小説です。
ひとりの青年の成長をとお

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ありがとうございます!今日のおすすめは『わたしを離さないで』です。

大前粟生さん推薦。アイスランドから届いた、ちょっと変わった家族の物語『花の子ども』試し読み

アイスランド発、フランスで40万部を突破した小説『花の子ども』。旅をつうじて青年の成長を描くとともに、家族のあり方をさぐる本作を、2021年4月14日に早川書房より刊行します。
ここでは、本書の魅力を語る賛辞と、冒頭部分を公開します。

『花の子ども』
オイズル・アーヴァ・オウラヴスドッティル
神崎朗子訳
早川書房より4月14日発売

◉あらすじ

母が遺したバラをもって僕は旅に出る。遠くの修道院

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ありがとうございます!今日のおすすめは『なめらかな世界と、その敵』です