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「『そして誰もいなくなった』続篇でないかな」「親子で楽しく読んだ!」子ども読者からの感想続々!(ハヤカワ・ジュニア・ミステリ)


アガサ・クリスティー『名探偵ポアロ オリエント急行の殺人』(山本やよい訳)『そして誰もいなくなった』(青木久惠訳)の発売から一ヶ月が経ちました。
前回に引き続き、読者の声をお届けします!

◎小学5年生/男子

『そして誰もいなくなった』
とても面白かったので父と母に読んでみてと頼むと、「読む読む!」と言ってくれました。
父が『そして誰もいなくなった』を読み終わって、「●●が犯人かと思ったよね」「まさか●●が犯人だったとは」と話して、その時間がとても楽しかったです。
父はポアロも読むそうなので、またそんな話ができたら良いなと思っています。

保護者のかたから:
僕も〔息子と一緒に〕『そして誰もいなくなった』を読みました。
恥ずかしながら初めて読みまして、ドキドキしながら夢中になっておりました。

そして誰もいなくなった_帯

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あらすじ等はこちら

◎小学6年生/女子

『名探偵ポアロ オリエント急行の殺人』
私は、この作品は有名な作品ということは知っていたけれど、実際読むのは初めてでした。
読んでみると、すごくおもしろくて、とても読みごたえがありました。
私がよく読むのは、児童向けの推理小説で、犯人を推理したりしていたのですが、この作品は犯人が全然わからなくて、そういうところもおもしろかったです。
名探偵ポアロの他のシリーズも読んでみたいと思いました!

オリエント急行の殺人 _帯

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あらすじ等はこちら

『そして誰もいなくなった』
一人ずついなくなっていくというストーリーがおもしろかった!
犯人を考えるのも楽しくて、物語の世界に入り込んでいけました
続篇がでないかなーなんて思ってしまうほどおもしろかったです!

保護者のかたから:
本好きの子供ですが、名作と言われる作品にはなぜか手がのびないタイプ。
親としては以前から読ませたいと思っていた良質ミステリー作品に縁あって触れる機会を得ました。
アガサ・クリスティー氏の事は”アガサクリスティー賞”受賞作品をいくつか読んだことがあるので知っていたようです。
「賞になるだけあって、さすが。先がまったく予想がつかなかった!有名な作品という理由がわかった」と、本格ミステリーの世界へ興味を持つ良い一歩となったようです。
普段はあっというまに一作品読み切ってしまう子供ですが、今回は考えながら読んだため、かなり時間がかかっていました。
1ページ1ページ堪能して読み切ったという感じが伝わってきました。いつもとはひとあじ違う読書ができる作品でした。
親である私も子供の時に読みましたが、ゴールデンウィークに再度読むつもりです!

***
親子で読んだという感想は、ほかにもいただいています。
お子さんが読んでみて面白かった本をおうちの方にすすめる、おうちの方が昔読んだ名作をお子さんに手渡す、どちらもすてきな読書体験ですね。

ハヤカワ・ジュニア・ブックスは、物語を省略せずに全文を翻訳する完訳を採用しています。お子さんはもちろん親子で読んでも満足することまちがいなしの内容とボリュームです。
ぜひ親子で一緒にクリスティーを味わってみてください。

「他のポアロシリーズも読んでみたい」「続篇を読みたい」という声も嬉しいです! 残念ながら『そして誰もいなくなった』の続篇はありませんが、ポアロの活躍は続きます。
4月25日には古代文明が眠る地メソポタミヤを舞台にした『メソポタミヤの殺人』をおとどけします。

『メソポタミアの殺人』も『オリエント急行の殺人』とおなじく、大人向けに書かれたミステリです。
児童向けに書かれたミステリよりも少し複雑かもしれませんが、ぜひポアロと一緒に謎に挑んでみてください。

ご感想をお待ちしています!