最後まで誰が味方かわからなくてドキドキ『スパイ・バレリーナ 消えたママを探せ!』感想紹介②(ハヤカワ・ジュニア・ミステリ)
2021年6月16日に、<ハヤカワ・ジュニア・ミステリ>の新刊『スパイ・バレリーナ 消えたママを探せ!』が刊行します。
今回は、ひとあしはやく本書を読んだ小中学生の読者モニターのみなさんの感想をご紹介します。
ヘレン・リプスコム 著/神戸万知 訳/高橋由季 絵
キャラクターが個性的
・ぼくが一番好きなキャラクターは天才エンジニアのマーヴです。なぜかといおうと、マーヴは頭がよくてモノを作るのがとくいだから。本の中に入れたら、何かつくってもらいたいです。(こうさん・小3)
・友だち思いで、いつも主人公のミリーをまもっているロッティが好きです。特に、ミリーにわざとぶつかった男の子に「ミリーに何かしたらゆるさないからね」と言ったところは頼もしいと思いました。私もロッティのような友達が欲しいです。(星野菜美さん・小3)
・ロッティが好きです。友だち想いで、わたしもそんな人になりたいです。(M.Aさん・小4)
・ミリーの幼馴染のウィローが好き。いやがらせをしてくるけれど、バレエの才能があるというところがおもしろい。(レッチャンさん・小6)
ミリーの友達のロッティとマーヴ、そしてライバルのウィローが、読者モニターのみなさんには人気でした。
本作には個性的なキャラクターがたくさん登場します!
登場人物は、こちらの記事で紹介しています。
スパイの危険な任務や謎解きのシーンにドキドキ
・後半の真実が明らかになっていくシーンでは、ミリーのスパイとしての姿がでてきてワクワク、ドキドキした。(さん・小6)
・最後まで誰が味方でたれが敵かわからないところと、仲間と協力して解決するところがおもしろかった!(星野菜美さん・小3)
・作中のたくさんのどんでん返しに「誰を信じたらいいの!!」と思いつつ、読み進めるごとに主人公の周りのキャラクターがどんどん好きになりました。スパイものもバレエものも大好きな私には最高の一冊でした!(マカロナーゼさん・中1)
・読んでいくうちにいろんなことが明らかになり、とてもハラハラしました。クライマックスは続きが気になり、一気に読みました。(M.Aさん・小4)
・こわいけど、わたしもこんな体験をしてみたい!(星野菜美さん・小3)
・後半、ハラハラドキドキする展開が続くので、男子や、ふだんあまり長いお話を読まない子にもすすめてみたいと思いました。(N.Sさん・中1)
スパイとして任務についたり、行方不明のママを探したりするミリーの姿にドキドキした!という感想がたくさん寄せられました。
特に後半はハラハラする展開の連続で、ページをめくる手がとまらなくなること間違いなしです!
読者の感想第一弾
https://www.hayakawabooks.com/n/n5986a75f70a9
『スパイ・バレリーナ 消えたママを探せ!』情報まとめ
『スパイ・バレリーナ 消えたママを探せ!』の情報は、こちらのページをチェック!