見出し画像

勇敢な主人公がかっこいい!『スパイ・バレリーナ 消えたママを探せ!』感想紹介①(ハヤカワ・ジュニア・ミステリ)

2021年6月16日に、<ハヤカワ・ジュニア・ミステリ>の新刊『スパイ・バレリーナ 消えたママを探せ!』が刊行します。

今回は、ひとあしはやく本書を読んだ小中学生の読者モニターのみなさんの感想をご紹介します。

画像1

ヘレン・リプスコム 著/神戸万知 訳/高橋由季 絵

あらすじ

わたしはミリー。バレエダンサーを目指す12歳。
行方不明のママを探しに入学したバレエ学校の裏の顔は、スパイ養成所だった! しかも、いきなりコンクールの主役に選ばれて、スパイの仕事まで任されちゃった!
羽より軽くて透明なスパイ用スマホや「空飛ぶチュチュ」でママを見つけるって、ウソでしょ⁉ 新しくできた友達は問題児ばかりだし……どうしたらいいの!?

バレエ学校兼スパイ養成所という設定がおもしろい!

画像3

・まず、バレエ学校だけどスパイの養成所という設定がおもしろいと思います。謎の人物など、ふしぎにつつまれたものがたくさん出てきてわくわくしました。(タルボサウルスさん・小4)

・バレエ学校がじつはスパイを育てるための学校というお話は、目の付け所がすごくおもしろいと感じました。実際に読んでみると、バレエは優雅なイメージだけれど、体を鍛えたりスポーツと同じような面があると知り、それで「スパイ」につながると作者は考えたのかと思いました。(N.Sさん・中1)

スパイになりたい人やミステリが好きな人におすすめ!(星野菜美さん・小3)

転入先のバレエ学校が、じつはスパイ養成所だった!という設定にグッときた人が多かったようです。
N.Sさんの言う通り、バレエは優雅なイメージだけど体力が必要。どんなレッスンをしているかは、作中でもしっかりえがかれているので、ぜひチェックしてみてください!


勇敢で強い主人公・ミリーがかっこいい!

画像2

・お母さんが残した手がかりや学校の人たちの話をうまく分析して、事件を解決したミリーはとても勇敢な子だと思った。(タルボサウルスさん・小3)

・主人公のミリーが勇気を出して、犯人のもとへ行くところが好きです。(こうさん・小3)

・ミリーがある人物を助けるところは、とてもドキドキしました!(くまちゃん・小2)

・ミリーが先生に信じてもらえなかったりする場面では、自分のことのように悔しく感じたけれど、それでも明るいままのミリーが本当に凄いと思い、強い子なんだなと感じることでますます好きになりました。(N.Sさん・中1)

主人公のミリーは一度はバレエが踊れなくなってしまったけれど、自分をふるいたたせて前にすすむ強い女の子。ときには、友達を体をはって助けます。そんなミリーの姿に心をつかまれたという声がたくさんとどきました。


読者の感想第二弾
近日公開予定

『スパイ・バレリーナ 消えたママを探せ!』情報まとめ
『スパイ・バレリーナ 消えたママを探せ!』の情報は、こちらのページをチェック!