堂場瞬一氏、ハヤカワ文庫にて4カ月連続刊行!
ハヤカワ文庫では、この8月から毎月、堂場瞬一さんの初の翻訳作品と、そしてご自身の小説を、4カ月連続で連続刊行いたします。
ラインナップは以下の通りです。
2024年8月刊
『キングの身代金〔新訳版〕』
エド・マクベイン(著)
堂場瞬一(訳)
ハヤカワ・ミステリ文庫
2024年9月刊
『小さき王たち 第一部:濁流』
堂場瞬一(著)
ハヤカワ文庫JA
2024年10月刊
『小さき王たち 第二部:泥流』
堂場瞬一(著)
ハヤカワ文庫JA
2024年11月刊
『小さき王たち 第三部:激流』
堂場瞬一(著)
ハヤカワ文庫JA
警察小説の金字塔、エド・マクベインの『キングの身代金』については、こちらの記事をご参照ください。
堂場瞬一の新訳でよみがえる警察小説の金字塔『キングの身代金〔新訳版〕』、この8月刊行!
『小さき王たち』第三部は、堂場氏史上最長の小説(三部作総計1500ページ超え)にして、堂場文学の集大成です。
政治家と新聞記者が日本を変えられた時代――
1971年、新潟の地から激動の物語が始まります。
【内容紹介】
衆院選挙目前の1971年12月。新潟支局に赴任中の若き新聞記者・高樹治郎は、幼馴染の政治家秘書・田岡総司と再会した。選挙に勝つためには手段を問わない田岡と、選挙違反を暴こうとする高樹。かつて友人だった二人の道が大きく分かたれようとしていた。(『小さき王たち 第一部:濁流』あらすじより)
二つの家系の三世代にわたる物語を壮大なスケールで描く、大河政治マスコミ小説!!
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【著訳者略歴】
堂場瞬一(どうば・しゅんいち)
1963年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年秋『8年』にて第13回小説すばる新人賞を受賞し、2001年に同作でデビュー。2013年より専業作家に。〈警視庁失踪課〉シリーズなど映像化作品多数。著書に『over the edge(オーバー・ジ・エッジ)』『under the bridge(アンダー・ザ・ブリッジ)』(以上ハヤカワ文庫)『小さき王たち 第一・二・三部』(早川書房)など。また熱心な海外ミステリのファンとしても知られる。